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【2024年】小説おすすめ50選まとめ!ジャンル別の人気作品を徹底調査!

「小説を読みたいけどどれから読めばいいか分からない」という悩みを持っていませんか?

数々の名作小説や、新作の中から面白い作品を見つけるのはなかなか難しいものです。

そこで、本記事ではジャンル別におすすめの小説を厳選して50作品紹介します。

何から手をつけていいか分からないという方は、まずは読みたいジャンルを絞っておすすめ作品から読んでみてください。

記事の後半では小説の購入におすすめの電子書籍販売サイトも記載しています。

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目次

一生に一度は読むべき名作小説おすすめ5選

まずは、一生に一度は読むべき名作小説のおすすめを5作品紹介します。

不朽の名作ともよべる知名度の高い作品ばかりで、小説だけでなく後のさまざまな創作物へと影響を与えています。

読んだことがない作品があれば、ぜひ一度読んでみて下さい。

そして誰もいなくなった

「そして誰もいなくなった」は、1939年に発表されたアガサ・クリスティの傑作ミステリー小説です。

孤島に集められた10人の男女が次々と不可解な死を遂げる中、犯人と動機が巧妙に隠されながらストーリーが進んでいきます。

一人また一人と登場人物が減っていく中で、残された者たちの疑心暗鬼が高まるクローズドサークスの元祖のような作品。

犯人やトリックを予想しながら読み進められる、推理小説の醍醐味を存分に味わえる作品で、最後まで目が離せない展開が待っています。

ミステリー小説好きも、ミステリーをこれから読んでみたいという思っている方も、まずは押さえておきたい1作です。

アルジャーノンに花束を

「アルジャーノンに花束を」は、ダニエル・キイスによる、世界的に有名な傑作SF小説です。

知的障害を持つ主人公のチャーリィが、白ねずみのアルジャーノンと共に高い知能を得る手術を受け、術後の成長や葛藤を描いたストーリーです。

高い知能を得ることには恩恵もあれば、それまで知らずに済んだ悩みや苦しみもあるというメッセージ性の強い作品。

チャーリィの純粋な心と、彼の周りの人々との関係が変化していく様子を通して、「人生において本当に大切なものは何か」を読者に問いかけてきます。

科学と人間性の間の葛藤を描きながら、愛と喪失の感動的な物語を紡ぎ出しており、一度読めば忘れられない心に深く残る作品です。

銀河鉄道の夜

「銀河鉄道の夜」は、1934年発表の宮沢賢治による童話作品です。

童話ではありますが、大人が読んでも幻想的で深いメッセージ性を持つ物語が魅力です。

主人公ジョバンニとカムパネルラが、夜空を駆ける銀河鉄道に乗って不思議な旅を繰り広げます。

旅の中で、二人は人生や友情、そして宇宙の真理について学んでいくことになります。

美しい言葉遣いと神秘的な描写で、読んでいるとまるで夢の中にいるかのような印象を受けることでしょう。

子どもから大人まで世界中で愛される不朽の名作で、読後は優しさに満ちた気持ちになれる作品です。

星の王子さま

「星の王子さま」は、フランスの作家サン=テグジュペリによって1943年に発表された作品で、世界200ヵ国以上で翻訳・出版されています。

主人公の操縦士がサハラ砂漠で遠い星から来た王子さまとの出会いと冒険を描いた物語です。

王子さまはさまざまな惑星を旅し、大人の世界の矛盾や愚かさを学びます。

また、ストーリーの過程で友情や愛、人生の本質について考えさせられる物語が展開されます。

「子ども頃の純粋な心を忘れないように」という心温まるメッセージが随所に込められており、大人と子どもでは読んだあとに違った印象を受けるのではないでしょうか。

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」は、1968年に発表されたフィリップ・K・ディック著によるSF小説です。

未来の荒廃した地球を舞台に、主人公リック・デッカードが火星から来た8体の「アンドロイド」と呼ばれる人造人間を「処理」するというストーリーです。

感情を持たないとされるアンドロイドを識別して処理していくことになりますが、人間らしさを失った人間と、人間らしい感情を持つアンドロイドなどが登場し、「人間の本質とは何か」を問いかけてきます。

独特なSFの世界観とサスペンス感満載のストーリーが、SFファンのみならず幅広い読者に楽しめる作品となっています。

恋愛小説のおすすめ5選

恋愛小説のおすすめを5作品紹介します。

思わず感情移入して胸がキュンキュンするようなラブストーリーから、深い愛情をテーマにした感動の名作までさまざまなので、好みに合いそうなものからチェックしてみましょう。

いま、会いにゆきます

「いま、会いにゆきます」は、市川拓司さん著によるベストセラー恋愛小説です。

2003年の発表後、2004年に映画化、2005年にドラマ化など積極的なメディアミックス展開でも有名になった作品。

主人公の巧が、妻・澪を病気で亡くしたところから物語が始まります。

澪は「一年後の雨の季節に、私は戻ってくる」という手紙を残しており、約束の季節には澪が本当に帰ってくるという奇跡が起こります。

しかし、澪は過去の記憶を失っており、巧は息子の佑司と共に再び共同生活を送りながら、再び愛情を育んでいきます。

切ない愛情と出会いや別れを描いた作品で、涙なしには読めないながらも爽やかな読後感を得られる名作です。

君の膵臓をたべたい

「君の膵臓をたべたい」は、住野よるさん著の青春小説です。

元々は小説投稿サイト「小説家になろう」で掲載されていたWeb小説を出版したものです。

主人公の「僕」が、ある日クラスメイトである山内桜良が不治の病に侵されていることを知ります。

残された時間が少ないことを「僕」だけが知る中で、二人の間には徐々に特別な絆が芽生えていきます。

限られた時間を懸命に生きようとする桜良の明るく前向きな姿勢が、主人公の内向的な人生観を変えていくことになるというストーリーです。

切ないながらも明るく笑える要素もあり最後までテンポ良く読める作品。

また、「君の膵臓を食べたい」というエキセントリックなタイトルから「ホラー小説では?」と思っていた方もいるかもしれませんが、読んでいくうちにこのタイトルの重みが分かるのでぜひ最後まで読んでみてください。

阪急電車

「阪急電車」は、有川浩さん著による短編小説集で、漫画化や映画化もされています。

大阪を走る阪急電車を舞台に、さまざまな人々の人生が交錯する瞬間を描いた群像劇でもあります。

電車の中で出会う人々は恋愛や家族関係、仕事などそれぞれの悩みを抱えています。

乗客たちの葛藤や成長を、それぞれの人物が交わることでの変化を描いたストーリーです。

温かみのある文章で紡がれる物語が、日常の中の特別な瞬間の大切を感じさせます。

微笑ましく心温まるストーリーが好きな方にもおすすめです。

夜は短し歩けよ乙女

森見登美彦さん著の「夜は短し歩けよ乙女」は2017年2月時点で累計売上130万部を超えるベストセラー小説で、アニメ映画化もされました。

京都を舞台に、大学生の男性「先輩」と、後輩の「黒髪の乙女」を中心として語り口調で交互に物語が展開していきます。

黒髪の乙女は先輩との偶然の出会いを願いながら、夜の街を彷徨い、様々な奇妙な出来事に巻き込まれていくというストーリー。

夢と現実を行き来するような、幻想的な風景を森見登美彦さんの圧倒的な語彙力によって表現しています。

京都で大学生活を送りたくなるような恋愛ファンタジーとなっています。

ノルウェイの森

「ノルウェイの森」は、村上春樹さんの代表作の一つで、累計発行部数が1,000万部を超える国内屈指のベストセラー恋愛小説です。

東京の大学生であるワタナベが、飛行機の中でビートルズの「ノルウェイの森」を聴いたことから過去を回想していきます。

高校の同級生の直子との関係や、緑という女性との出会いなど、ワタナベの過去を通して心の葛藤や成長が描かれています。

村上春樹さんの特徴でもあるリアルで詩的な文体が魅力で、影のある登場人物たちの行動には哲学的なテーマ性も感じられるでしょう。

後に映画化もされており、ぜひこちらもチェックしてみてください。

ミステリー小説のおすすめ5選

ミステリー小説のおすすめ作品を5つ解説します。

ミステリー小説は人気ジャンルのひとつで、古今東西さまざまな作品が発売されています。

作品数が多く、特に選ぶのが大変なジャンルでもあるので、迷った方はまずは上記の作品を読んでみてはいかがでしょうか。

容疑者Xの献身

「容疑者Xの献身」は、東野圭吾さん著によるミステリー小説です。

「ガリレオ」シリーズとして、福山雅治さん主演で映画・ドラマ化されていることでも有名な作品。

隣人を暴力から守るために完全犯罪を企てた天才数学者の石神と、捜査に行き詰まった警察が協力を求めた主人公の天才物理学者・湯川の知恵比べとも呼ぶべき戦いが見所です。

犯人が冒頭から分かっている「倒叙ミステリー」で、犯人の予想ではなく謎解きの過程と人間心理
の洞察などが魅力
となっています。

白夜行

白夜行」も東野圭吾さん著のミステリー小説です。

こちらも映画化やドラマ化、舞台化などさまざまな形で展開されています。

殺人事件をきっかけに人生が変わった雪穂と亮司の壮絶な運命と、彼らを取り巻く人間関係を描いた作品。

単純な推理ミステリーではなく巧みな心理描写が見所の作品ですが、先の読めない二転三転する展開に続きが気になり、最後までページをめくる手が止まらないことでしょう。

ページ数が多く読み応えのある作品です。

屍人荘(しじんそう)の殺人

「屍人荘の殺人」は、2017年に発表された今村昌弘さん著によるミステリー小説です。

大学の映画研究部の夏合宿で突如ゾンビに襲われた主人公たちが、逃げ込んだ先のペンションで殺人事件に遭遇するという内容。

クローズドサークルの古典的な推理ミステリーと、まさかのゾンビ物を融合させたような斬新なストーリーが魅力です。

一見荒唐無稽に見える設定ですが、綿密に張り巡らされた伏線と、いつゾンビに襲われるか分からないハラハラ感のどちらも味わえるため、続きが気になり最後までテンポ良く読めます。

獄門島

「獄門島」は横溝正史さんによる推理ミステリー小説です。

探偵・金田一耕助が、孤島で起きた謎の連続殺人事件を解決するために奮闘するミステリーの王道とも呼べるストーリーが魅力となっています。

一族の骨肉の争いや孤島に残る古い因習が事件に関わるなど、ミステリーでよくある設定の元祖として楽しめます。

「金田一耕助」シリーズとして何度も映画化・ドラマ化をされており、日本のミステリー小説好きならぜひ読んでおきたい一作です。

謎解きはディナーのあとで

「謎解きはディナーのあとで」は、東川篤哉さん著によるミステリー小説です。

大富豪の令嬢で新人刑事の紗栄子が扱う難解な事件を、彼女の家の執事である影山が軽妙に解決していく様子が描かれた作品。

影山は皮肉や毒舌交じりに事件の手がかりを示し、殺伐とした殺人事件もユーモラスに展開していきます。

謎解きの面白さだけでなく、主人公たちの掛け合いや関係性も楽しい作品で、重厚なミステリーが合わないという方も気軽に見やすくおすすめです。

ヒューマンドラマ小説のおすすめ5選

ヒューマンドラマ小説のおすすめを5作品紹介します。

重厚な人間関係を描いた作品から、痛快なお仕事系作品までさまざまなので、好みが合いそうな作品から読んでみましょう。

そしてバトンは渡された

瀬尾まいこさん著の「そしてバトンは渡された」は、2018年の発表後2019年に本屋大賞を受賞した小説です。

4回も血の繋がらない親に引き取られた少女・優子の人生と彼女を取り巻く人間関係を描いたヒューマンドラマ。

次々と家族の形が変わっていきますが、決して不憫な内容ではなくそれぞれの親の元で愛され成長していくストーリーが魅力です。

ラストシーンでは優しい気持ちになれる、感動的で穏やかな物語となっています。

オレたちバブル入行組

「オレたちバブル入行組」は池井戸潤さん著の小説シリーズで、大ヒットドラマ「半沢直樹」の原作です。

主人公・半沢直樹は大手都銀の東京中央銀行にバブル期に入行した銀行マンで、上司や融資先の陰謀に巻き込まれながら消えた金の行方を追うストーリーです。

半沢は最初はピンチに陥りますが、最終的には大逆転の「倍返し」を行う痛快などんでん返しが楽しめる作品となっています。

また、シリーズ作品は2023年12月現在以下の5作品が発売されています。

  • オレたちバブル入行組
  • オレたち花のバブル組
  • ロスジェネの逆襲
  • 銀翼のイカロス
  • アルルカンと道化師

1巻ずつ完結はしますが、大筋のストーリーは続いていくので順に読んでいきましょう。

ソロモンの偽証

「ソロモンの偽証」は、宮部みゆきさん著によるミステリーとヒューマンドラマが融合したかのような小説です。

2015年には前後編で実写映画化もされています。

学校の敷地内で生徒が謎の死を遂げ、真相を解明すべく生徒たちが自主的に学校内裁判を開くというストーリーです。

生徒だけでなく家庭環境など、真実を追求する過程で複雑に絡み合う人間関係と心理が浮かび上がっていきます。

全3冊と比較的長編のストーリーですが、最後に待つ結末は爽やかな読後感を残してくれるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

博士の愛した数式

「博士の愛した数式」は、小川洋子さん著の第1回本屋大賞を受賞したヒューマンドラマ小説です。

家政婦紹介組合から主人公の「私」が派遣された先は、記憶が80分しか持たない天才数学者「博士」の家でした。

「私」の息子に「ルート」とあだ名をつけた博士と、3人の温かな交流を描いた作品となっています。

博士は「私」と「ルート」に数学の美しさを伝え、その中で「ルート」の成長やそれぞれの愛情を静かに淡々と描いているのが見所で、見終わった後に優しい気持ちになれる作品です。

2006年に実写映画化もされているので合わせてチェックしてみましょう。

下町ロケット

「下町ロケット」は、「半沢直樹」シリーズでも有名な池井戸潤さん著の小説です。

宇宙科学開発機構の元研究員であり、現在は小さな町工場・佃製作所を経営する主人公の佃航平が、経営危機に立ち向かいロケット部品の開発に挑むというストーリー。

大企業との技術開発競争など、佃や従業員たちが様々な障害を乗り越えて困難に立ち向かう姿が描かれます。

リアルなビジネスシーンと、登場人物たちが仕事に情熱を注ぐ様子に胸が熱くなります。

作中に何度か大きな山場を迎えつつも、最後には痛快な結末が待っている作品です。

ホラー小説のおすすめ5選

ホラー小説のおすすめ作品を5作品解説します。

悪霊などによる理不尽なまでの恐怖を描いた作品だけでなく、人間の怖さを描いたものまであり、背筋が凍るような作品の数々をぜひ読んでみてください。

Another

「Another」は、綾辻行人さんによるミステリーホラー小説で、アニメ化や実写映画化もされている作品です。

1972年に起きたある学生の死から26年後、主人公・榊原恒一が転校先のクラスにも事件の影響が及び、不可解な出来事に巻き込まれていくというストーリーです。

クラスで「存在しない人物」の見崎鳴と共に、クラスの秘密と次々に起こる凄惨な事件の真相を追うことになります。

ホラー小説ではありますがミステリー要素もあるため、緊迫感がありながらも謎解きの楽しみを味わえる作品です。

残穢(ざんえ)

「残穢」は小野不由美さんによるホラー小説で、2016年には「残穢 -住んではいけない部屋-」として実写映画公開もされています。

本作は「残穢」と呼ばれる、事故物件など場所に残る呪いや怨念にまつわる怪異を描いた作品です。

ルポ形式で物語は進み、主人公の女性ライターが聴いた友人の不可解な体験談をきっかけに、残穢に関する調査を行っていきます。

調査の中で起こる不気味な現象と共に、その背後にある人間の悲哀や不思議な力をリアリティある描写で表現しているのが特徴です。

身近でじわじわと忍び寄る恐怖を描いていることから「怖い小説」としても有名な作品ですが、ただ怖いだけでなく調査方法など興味深く読める部分も多いのが面白いポイントです。

黒い家

「黒い家」は貴志祐介さんによるホラー小説です。

大手生命保険会社で保険の査定調査員を行う主人公が、保険金を巡り周囲で不可解なできごとに巻き込まれていく様子が描かれます。

幽霊や心霊現象などの類ではなく、人間の恐ろしさを描いた作品で、生々しいリアルな恐怖を味わえるのが魅力です。

1999年に国内で映画化されたのち、2007年に韓国でリメイクされています。

夜市

恒川光太郎さんの「夜市」は2つの小説が収録された中編小説集で、ホラーとファンタジーの中間のような作品です。

友人と共に不思議な「夜市」を訪れた大学生の主人公が、「何か取引をしないと帰れない」と言われ、元の世界に戻るために奔走する物語。

妖怪が売る怪しげな商品を横目に、友人が夜市を訪れた目的などが徐々に明かされていきます。

恐怖感を煽る演出は抑えめで、どちらかといえば不気味な異世界を覗き見する感覚で読めるため、ホラーが苦手な方でも読みやすい作品です。

リング

小説「リング」は鈴木光司さん著によるホラー小説の金字塔で、後に続くさまざまなジャパニーズホラーにも影響を与えた傑作です。

見ると1週間後に死亡するといわれる「呪いのビデオ」を巡り、主人公の浅川玲子が怪異に巻き込まれていくというストーリー。

実際に小説や映画を見たことはなくとも、リングの「貞子」を知っている方は多いはず。

キャッチーでキャラクターとしての印象も強烈な貞子はもちろん見所ですが、クライマックスに向けてのジワジワと迫る日本のホラー小説独特の雰囲気を存分に楽しめます。

ホラー小説好きならとりあえず見ておきたい1作で、関連作品としては以下のようなものがあります。

作品名概要
らせんリングの続編
ループリング、らせんと続くシリーズの完結編
バースデイリングシリーズのいくつかのエピソードが収録された短編集
エス新シリーズが開始
タイドエスの続編

読む際は上記の順番で進めていきましょう。

SF・ファンタジー小説のおすすめ5選

SF・ファンタジー小説のおすすめ5作品は以下の通りです。

設定が練り上げられた本格SF以外にも、タイムトラベルなどの不思議な体験を描いた作品もあります。

SFを普段読まない方でも読みやすい作品なので、チェックしてみましょう。

新世界より

「新世界より」は、貴志祐介さんのサイエンスファンタジー小説です。

人類が超能力を手にした1,000年後の未来が舞台で、主人公の渡辺早季が1,000年前の文明崩壊と歴史の真実を知ってしまったことで日常が少しずつ歪んでいくというストーリー。

人間の本質に関する問題提起を投げかけてくる作品で、ディストピアな世界観と壮大なスケールが魅力となっています。

2012年にはアニメ化もされているので、合わせてチェックしてみましょう。

四畳半タイムマシンブルース

「四畳半タイムマシンブルース」は、森見登美彦さんのSF小説で、同錯書の「四畳半神話大系」や上田誠さんの戯曲「サマータイムマシン・ブルース」のコラボ作品です。

四畳半の下鴨幽水荘にて、タイムマシンを巡る面白おかしい攻防が描かれます。

主には四畳半神話体系の登場人物がタイムマシーンでスケールの小さなタイムトラベルをし、その過程で起こるドタバタ劇が楽しい作品です。

四畳半神話体系を見ておくとさらに楽しめます。

All You Need Is Kill

桜坂洋によるSF小説「All You Need Is Kill」は、ライトノベルのレーベルである「スーパーダッシュ文庫」から出版されている作品です。

近未来を舞台にしたSFと、タイムループものが融合した内容となっており、トム・クルーズ主演でハリウッド映画化もされた日本初の作品。

主人公キリヤ・ケイジが、異星人との戦いの中でタイムループを繰り返すというストーリーです。

緊迫感あふれる戦闘描写に加え、タイムループによりキリヤがさまざまな選択を迫られるのが見所となっています。

SFが苦手な方でも、ストーリーが面白いため最後まで読みやすいおすすめの作品です。

時をかける少女 新装版

「時をかける少女 新装版」は、筒井康隆さんの有名なSF小説です。

最初の発表は1967年と古い作品ですが、今なおアニメなどで知名度が高い人気作です。

女子中学生・芳山和子が突然、時間を跳躍する能力を得ることから物語が始まります。

和子は時間跳躍能力を使い様々な問題を解決しようと試みますが、次第にその行動が周囲に影響を与え始めることになります。

タイムトラベルを通じて恋愛や学園での青春などを描いた作品で、大人から子どもまで楽しめる分かりやすいストーリー展開が魅力です。

三体

「三体」は、中国の作家「劉慈欣」氏によるSF小説で、全3巻の長編作品です。

1966年から巻き起こる文化大革命の時代背景の元、地球外文「三体」とのコンタクトにより人類に脅威が迫るというストーリー。

かなり本格的なSF作品なので、読み進めるには慣れが必要です。

しかし、全世界累計発行部数が2,900万部を突破する人気作品なので、SF好きはぜひ押さえておきたい一作です。

歴史・時代小説のおすすめ5選

歴史・時代小説のおすすめを5つ紹介します。

歴史・時代小説の王道といえば、戦国~幕末ですが、第二次世界大戦など近代史を舞台にしたものも含まれます。

好みの時代背景などから選んでみると良いでしょう。

燃えよ剣

「燃えよ剣」は、数々の歴史小説で知られる司馬遼太郎さんの代表作のひとつです。

幕末の動乱期を舞台に、新撰組副長・土方歳三の生涯を描いています。

新選組の内部の人間関係や、幕末の政治的な動きを詳細に描写し、土方歳三という人物を深く掘り下げています。

幕末から明治に至る動乱の時代に、新撰組が徐々に力を失っていく中でも最後まで信念を貫き通した土方の生き様に胸が熱くなる作品です。

竜馬がゆく

「竜馬がゆく」も司馬遼太郎さんの名作時代小説です。

これまでに大河ドラマをはじめ何度もドラマ化されている作品で、一般的な坂本龍馬のイメージは本作が元になっているといわれています。

内容は幕末の日本を舞台に、坂本竜馬の生涯と明治維新への道を切り開くさまが描かれており、歴史の勉強にもなる作品です。

歴史的事実に基づいた緻密な描写と、竜馬の人間味あふれるキャラクターが見所で、初めて時代小説を読む方でもテンポ良く読みやすいためおすすめです。

清須会議

「清須会議」は司馬遼太郎さん著の歴史小説で、タイトルの通り清須会議を描いた作品です。

清須会議とは、1582年に開かれた織田家の家督相続と領地再分配が議題となった会議のことで、主要な参加武将は以下の4名です。

  • 柴田勝家
  • 丹羽長秀
  • 羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)
  • 池田恒興

それまで織田家の重臣であった柴勝家の力が徐々に弱まり、秀吉による天下の始まりともなります。

混沌とした戦国時代の終盤、当時の政治的な状況や人間関係を緻密に描き出し、登場人物たちの心理戦が魅力です。

徳川家康など他にも有名な人物が登場するので、戦国時代の物語が好きな方はぜひ読んでみてください。

同志少女よ、敵を撃て

「同志少女よ、敵を撃て」は、逢坂冬馬さんにより2021年に発表された小説で、第11回アガサ・クリスティー賞を受賞してデビューした作品です。

第二次世界大戦のドイツソ連戦を舞台に、実在の女性だけの狙撃訓練学校と部隊を描いています。

母の仇を討つため主人公の少女セラフィマが、狙撃兵として活躍するという内容。

ウクライナやイスラエルなど昨今の世界情勢と照らし合わせながら読むと、戦争について色々と考えさせられる重厚なストーリーが魅力です。

永遠の0

百田尚樹さん著による「永遠の0」は、第二次世界大戦下における特攻隊員をテーマとした小説です。

現代の時間軸で主人公の祖父が零戦のパイロットであったことが判明し、その生涯を関係者への聞き取りなどを通して追っていくという内容。

祖父の人となりを知っていく中で、戦争の悲惨さだけでなく祖父の壮絶な人生が明かされていき、感動で目頭が熱くなる作品です。

2013年には岡田准一さん主演で実写映画化もされており、第38回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞したり、2014年の邦画興行収入第1位を記録したりと、話題を呼びました。

2023年発売の新作おすすめ小説5選

2023年に話題になった新作のおすすめ小説を5つ解説します。

発売されたのは2023年でない作品もありますが、2023年に実写化などで特に話題になった作品も含まれています。

最新作をなかなか追えないという方はぜひ上記を読んでみてください。

世界でいちばん透きとおった物語

「世界でいちばん透きとおった物語」は、2023年4月に発売された、杉井光による長編小説です。

癌で亡くなったベストセラー作家の遺作である小説が、どんな内容だったのかを解き明かしていくというストーリー。

内容はミステリー小説ですが、「電子書籍化絶対不可能」といわれる紙の書籍ならではの仕掛けが施された作品となっています。

そのため電子書籍での販売が無い作品ですが、2023年のベストセラー小説のひとつなので紹介します。

Amazon楽天ブックスなど、紙の書籍も電子書籍も取り扱っている販売ストアでぜひ購入してみてください。

正欲

小説「正欲」は、朝井リョウさんのデビュー10周年を記念して執筆された作品です。

登場人物たちは人には言えない悩みや葛藤を抱えており、生きづらさと多様性を描いています。

複数の人物の視点で物語が展開していき、「多様性」という言葉の在り方について考えさせられる内容になっています。

2023年11月には実写映画化もされており、映画を見てより深く内容を理解したいと感じた方にもおすすめです。

単行本の発売は2021年ですが、2023年に新潮文庫より文庫小説版が出版されています。

わたしの幸せな結婚

顎木あくみさんの「わたしの幸せな結婚」は、元々Web小説投稿サイト「小説家になろう」に連載されていたWeb小説です。

アニメ、実写映画などのメディアミックス展開も積極的に行われており、電子書籍・コミックを含むシリーズ累計発行部数は700万部を突破している大人気作品です。

愛情を知らずに生きてきた主人公の美世が、政略結婚の相手である一見冷酷な軍人・清霞と、深い愛情と絆で結ばれていきます。

鬼などの異形と戦うための異能力などのファンタジー要素と、明治・大正時代の日本に似た舞台設定が特徴で、主人公が徐々に幸せになっていく王道シンデレラストーリーが魅力です。

2023年に実写映画化され、人気を博しました。

あなたが誰かを殺した

「あなたが誰かを殺した」は、2023年9月に出版された東野圭吾さんのミステリー小説です。

とある別荘で起きた連続殺人事件の真相を検証する遺族たちの会議に、主人公・加賀恭一郎が参加して真実を解き明かしていくという内容。

複数の人物の証言から加賀が嘘を見抜いて真相と犯人を推理する、爽快感が得られる作品です。

また、「あなたが誰かを殺した」は「ガリレオ」シリーズと並ぶ東野圭吾作品の代表的な作品群「加賀恭一郎」シリーズのひとつで、関連作品は以下の通りです。

  • 卒業
  • 眠りの森
  • どちらかが彼女を殺した
  • 悪意
  • 私が彼を殺した
  • 嘘をもうひとつだけ
  • 赤い指
  • 新参者
  • 麒麟の翼
  • 祈りの幕が下りる時
  • 希望の糸

シリーズ作品を読んでいなくてももちろん読めますが、加賀恭一郎の人物像を知っておくとさらに楽しめるので過去作も合わせてチェックしてみましょう。

星を編む

「星を編む」は、2023年11月に発売された凪良ゆうさんの最新作です。

2022年に出版された「汝、星のごとく」の続編で、前作では語られなかった部分に焦点を当てたエピソードが3つ収録されています。

「汝、星のごとく」は第20回本屋大賞を受賞した作品で、島という閉ざされたコミュティで出会った二人の成長やすれ違いを描いた恋愛小説です。

続編となる本作では、その後日談や別の人物達のエピソードが語られています。

美しい文体で静かに物語が展開していきつつも心が揺さぶられるので、ぜひ前作とセットで読んでみましょう。

高校生におすすめの小説5選

高校生におすすめの小説は以下の5作品です。

恋愛や部活動など、現役の高校生でも共感しやすい内容の小説が多くラインナップされています。

高校生以外にも青春小説が好きな方にもおすすめです。

桐島、部活やめるってよ

「桐島、部活やめるってよ」は朝井リョウさんの青春小説です。

男子バレーボール部のキャプテン・桐島が部活を辞めるということから同級生たちの関係性に変化が生じていきます。

桐島は本編には登場せず、章ごとに主人公を変えながら周囲の人間が彼について語る伝聞形式でストーリーが進行していくのが特徴です。

同級生たちはそれぞれ悩みや秘密を抱えていますが、それぞれの内心などが物語が進むに連れて明かされていきます。

高校生の目に見えないヒエラルキーや空気感などが精細に描写されており、現役の高校生は特に共感して楽しめる作品です。

ナミヤ雑貨店の奇蹟

「ナミヤ雑貨店の奇跡」は、東野圭吾さん著のヒューマンドラマ小説です。

ガリレオなどミステリー小説のイメージが強い東野圭吾作品ですが、本作は投函された手紙に書かれた質問や相談に真摯に応えてくれる「ナミヤ雑貨店」について描いたハートフルな作品です。

さまざまな事情を抱えた人物たちと、ナミヤ雑貨店の心の交流が描かれた感動的な内容となっています。

一瞬の風になれ

佐藤多佳子さんの「一瞬の風になれ」は、全3巻からなる青春小説です。

陸上競技に打ち込む高校生の活躍と成長を描いた内容で、漫画化や実写化もされています。

中学時代はサッカー部だった主人公が、高校で友人に誘われて始めた陸上部に打ち込んでいくストーリーです。

王道のスポ根漫画のような内容で、現役で部活に取り組んでいる高校生や、かつて部活に打ち込んだ経験のある方は特に共感しやすいはずです。

肩肘張らずに気軽に読めるのがおすすめポイントで、青春小説ならではの熱さがテンポ良く楽しめます。

夜のピクニック

「夜のピクニック」は、恩田陸さん著の青春小説です。

「六番目の小夜子」「球形の季節」合わせて「高校三部作」と呼ばれ、3部作の完結編ではありますが、本作だけで読んでも特に問題無く楽しめます。

舞台は生徒が24時間歩き続ける学校行事「歩行祭」のある学校で、行事を通して同級生たちとの交流や関係性の変化を描いています。

物語を通して終始歩き続けており、穏やかな内容の小説ではありますが、主人公のひとり貴子はある決意をして歩行祭に臨んでいます。

その決意の結末に、見終わった時には爽やかな感動を得られるでしょう。

武士道シックスティーン

武士道シックスティーンは誉田哲也さんの青春小説で、二人の女子高生が剣道に情熱を懸ける姿を描いています。

中学時代に剣道で因縁を持つ、性格の異なる二人の女子高生が、同じ高校の剣道部でライバルであり友人として切磋琢磨していく内容。

剣道に打ち込む姿が熱く描かれる作品として、小説を普段読まない方でもスポーツ漫画の感覚で読みやすい作品です。

なお、続編として以下の作品へと続いていきます。

  • 武士道セブンティーン
  • 武士道エイティーン
  • 武士道ジェネレーション

1作目にあたる「武士道シックスティーン」を見て、続きが気になった方は順に読んでみてください。

中学生におすすめの小説5選

中学生くらいの年齢の方におすすめの小説を5つ解説します。

難解さが無く読みやすい作品や、心を揺さぶる感動の作品がメインです。

「中学生の子供にどんな作品を薦めたらいいか分からない」という方も参考にしてみてはいかがでしょうか。

西の魔女が死んだ

西の魔女が死んだは梨木香歩さんによるヒューマンドラマ小説です。

不登校の少女・まいが、自称「魔女」のおばあちゃんの元で「魔女修行」と称しての交流や成長する様が回想形式で描かれていきます。

ある出来事からおばあちゃんと仲違いをしてしまうまいですが、後におばあちゃんの優しさや愛情を知ることになるハートフルな作品。

シンプルに泣ける作品ですが、お涙頂戴ではなく温かい気持ちで生きる気力の湧いてくる内容です。

中学生でも読みやすい文体で、多感な思春期にぜひ読みたい感動のストーリーは必見です。

かがみの孤城

「かがみの孤城」は辻村深月さんによるファンタジー小説で、累計発行部数が100万部を突破する人気作品です。

不登校の女子中学生が、ある日鏡の中に吸い込まれ、孤城の中で似た境遇の中学生7人と1年間を過ごす物語。

思春期の中学生の心情が丁寧に綴られており、中学生くらいの年代の方でも共感しながら楽しみやすい作品です。

また、それを見守る親の心情も描かれているため、親世代の方でも親子で一緒に読める内容が魅力です。

氷菓

「氷菓」は米澤穂信さんの学園ミステリー小説で、京都アニメーションによりアニメ化された作品としても有名です。

男子高校生・折木奉太郎が古典部という部活に入り、部長の千反田えるらと共に日常で起こるさまざまな謎を解き明かしていきます。

死人が出ないミステリーなので、殺人事件が苦手という方でも読みやすい内容です。

また、「古典部」シリーズとして以下作品が続編として刊行されています。

  • 愚者のエンドロール
  • クドリャフカの順番
  • 遠まわりする雛
  • ふたりの距離の概算
  • いまさら翼といわれても

桜のような僕の恋人

「桜のような僕の恋人」は、宇山佳佑さん著による恋愛小説です。

人より早く年老いてしまう病を患う美咲と、彼女に一目惚れをした晴人の恋が描かれます。

分かりやすく感動できる作品で、文章も読みやすく恋愛小説を初めて読む方でもサクサクと読んでいけるのでおすすめです。

また、中島健人さん主演で映画化されており、Netflixにより全世界独占配信されています。

1リットルの涙 難病と闘い続ける少女亜也の日記

「1リットルの涙 難病と闘い続ける少女亜也の日記」は、体の運動機能を徐々に失ってしまう難病と診断された木藤亜也さんの実話を記した書籍です。

映画化やテレビドラマ化もされており、本作は世界中で翻訳されています。

25歳と若くして命を落とすまで、懸命に生き続けた亜也さんの姿に勇気がもらえるはずです。

非常に泣ける内容ではありますが、中学生から大人まで幅広い層が自分の生について改めて見つめ直せる書籍となっています。

2023年最新小説売れ筋ランキング

2023年最新小説の売れ筋ランキングを紹介します。

国内大手出版取次会社である「日本出版販売株式会社」が公表している年間ベストセラー作品20作品は以下の通りです。

順位作品名/作者発売日
1クスノキの番人/東野圭吾2023年04月
2傲慢と善良/辻村深月2022年09月
3カケラ/辻村深月2023年01月
452ヘルツのクジラたち/町田そのこ2023年05月
5希望の糸/東野圭吾2022年07月
6正欲 文庫版/朝井リョウ2023年06月
7小説すずめの戸締まり/新海誠2022年08月
8世界でいちばん透きとおった物語/杉井光2023年05月
9レモンと殺人鬼/くわがきあゆ2023年04月
10三千円の使いかた/原田ひ香2021年08月
日販調べ

ポイントとしては、あくまで年間の売れ筋なので下半期に出版された作品は販売日数が少ないことからランクインしにくくなっています。

その分、2022年下半期の作品が2023年でも継続して売れ続け一部ランクインしているのが特徴です。

また、2021年発売の「三千円の使いかた」や、単行本が同じく2021年に発売されている「正欲」は、実写化の影響により2023年にも大きく売上を伸ばしていると予測されます。

人気作品から読んでみたいという方は、上記を参考にしてみてはいかがでしょうか。

小説の購入におすすめの電子書籍販売サイト

小説の購入におすすめの電子書籍販売サイトを4つ紹介します。

基本情報は以下の通りです。

スクロールできます
ebookjapanコミックシーモアブックライブKindle
作品数100万冊以上100万冊以上100万冊以上700万冊以上
小説の数非公表約10万作品約5万6千作品不明
※最低でも5万作品以上
初回クーポン70%OFFクーポン
(6回・上限500円)
70%OFFクーポン
(1回・1冊限定)
初回70%OFFクーポン
(1回・1冊限定)
70%OFF
(値引き上限最大3,000円)
その他特徴曜日別キャンペーンを開催
PayPay払いでポイント還元
ポイント還元率が高い
漫画読み放題サービスあり
クーポンガチャが毎日引ける
月額コースでポイントがお得に買える
洋書含め一般書籍が多い
Amazonの大規模セールで安くなる場合がある
電子書籍読み放題サービスあり

いずれのサイトもおすすめではありますが、迷ったときはキャンペーンが豊富でお得に電子書籍を購入しやすい「ebookjapan」から検討してみてください。

ebookjapan

ebookjapan(イーブックジャパン)は100万冊以上の電子書籍を配信する国内最大級の電子書籍販売サービスです。

配信ラインナップは漫画がメインになりますが、小説などの一般書籍やラノベも取り揃えており、幅広いニーズに応えられるサービスとして人気があります。

初ログインすると、最大で6回使える70%OFFクーポンが配布されるのも嬉しいポイント

70%OFFクーポンの割引上限額は500円なので漫画のまとめ買いには物足りない感もありますが、気になる小説を1刊ずつ購入するには使いやすくおすすめです。

また、ebookjapanはLINEヤフー株式会社の傘下サービスということもあり、PayPay決済での購入がお得になるキャンペーンがとても充実しています。

常設のキャンペーンと期間限定のキャンペーンを合わせて大量のPayPayポイントをゲットできるチャンスもあるので、気になる人はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

コミックシーモア

コミックシーモアは123万冊以上を取り扱う大手電子書籍販売ストアです。

漫画中心ではありますが、小説などの一般書籍の取り扱いも多く、漫画・小説などさまざまなジャンルの本を読む方に向いたサイトです。

電子書籍をポイント購入することが可能で、ポイントは都度課金で取得するか、料金プランに応じたポイントが毎月付与される「月額メニュー」に登録することでも獲得できます。

月額メニューはまとめ買いするとおまけポイントが多くもらえるため、毎月たくさんの本を買う方は利用がおすすめです。

また、初回登録時に1冊・1回限り70%OFFになるクーポンが付与されます。

小説にも利用できるので、欲しい作品に使いましょう。

上記以外にもコミックシーモアでは多数のキャンペーンが行われており、お得に購入できる機会が豊富です。

どこの電子書籍サイトを使うか迷った場合は、コミックシーモアを検討してみてください。

ブックライブ

ブックライブは100万冊以上の電子書籍を販売する大手サイトです。

コミックシーモア同様に、ポイントでも電子書籍が買えるうえ、まとめてポイント購入するとおまけが多くもらえます。

お得に購入したい方はポイントの利用がおすすめですが、他にも毎日引ける「クーポンガチャ」では最大で全作品50%OFFクーポンが当たるなど、クーポンが度々配布されます。

最低でも10%OFF以上のクーポンが当たるので、とりあえず購入前にはクーポンガチャを引いておくのが良いでしょう。

また、ブックライブの初回クーポンは1回・1冊限り70%OFFになるクーポンです。

割引率が高いので、読みたい小説がある場合は初回クーポンを必ず利用しましょう。

Kindle

KindleはAmazonが運営する電子書籍販売ストアで、700万冊以上と世界最大級の品揃えが特徴です。

特に小説などの一般書籍の取り扱いが多く、他サイトには無かった作品もKindleなら見つかるかもしれません。

また、AmazonプライムデーやブラックフライデーといったAmazonの大規模セールに連動して書籍が安くなる場合もあります。

平時のキャンペーンは他サイトに比べると控えめですが、セール時期はお得に買える可能性が高いのでぜひサイトを覗いておきましょう。

なお、Kindleでも初回登録時にクーポンが付与されます。

割引上限3,000円(税込)の70%OFFクーポンと割引率が高いため、できるだけ上限まで使用するのがおすすめです。

さらに、Amazonには月額980円(税込)で200万冊以上の電子書籍が読み放題になる、「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」があります。

小説だけでも40,000冊以上が対象になっているため、とにかくたくさんの小説を読みたい方は登録を検討してみましょう。

小説は持ち運べる電子書籍での読書がおすすめ

本記事では小説のおすすめ作品を、ジャンル別に50作品紹介しました。

どんな作品から読んだらいいか迷っていた方は、紹介した作品も参考にしてみてください。

また、小説を買うならスマホ一台あれば持ち運べる電子書籍がおすすめです。

中でもebookjapanは割引キャンペーンの開催頻度が高く、お得に電子書籍を楽しめます。

PayPayで決済すればポイント還元でよりお得に購入できるので、PayPayユーザーは特に選択肢に入れておきたいサービスです。

初回ログイン時には新作にも使える70%OFFクーポンが配布されるので、話題の小説が気になるという人はぜひこの機会にebookjapanの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

※本記事は執筆時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。詳細は、各サービスの公式サイトをご確認ください。

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