イベントを企画する時、

まず最初に考えることは何でしょうか。

「今年も開催すること。」

もし、それが一番最初に出てくるとしたら、一度立ち止まって考えてみてもいいかもしれません。


地域イベントでは、

毎年決まった予算の中で開催されるものがたくさんあります。

その予算を使って、

例年通り開催する。

もちろん、それも大切です。

でも、その形だと

「新しい挑戦」

がしにくいことがあります。


例えば、

「もっと面白いステージを入れたい。」

「もっと集客したい。」

と思っても、

予算が決まっているので諦める。

結果として、

毎年同じようなイベントになってしまう。


FMふくろうは、

イベントを「事業」として考えています。

だから目標は、

開催することではありません。


目標は、

集客と利益。

この2つです。

もちろん利益だけを追いかけるという話ではありません。

集客があり、

利益も確保できて、

その上で参加者の満足度が高く、

イベント本来の目的も達成する。

そこまでが成功だと考えています。


集客が増えれば、

スポンサーも付きやすくなります。

利益が出れば、

翌年はもっと面白い企画に投資できます。

その結果、

イベントの規模も少しずつ大きくなっていく。


逆に、

予算が足りないなら、

「予算を諦める」

ではなく、

「予算が集まる仕組みを作る」

という考え方もあります。

スポンサーの設計を見直す。

広告価値を作る。

個人協賛を推し活として設計する。

方法はいくらでもあります。


そして、

どんなに素晴らしい企画でも、

集客がなければ成功とは言えません。

参加者が少なければ、

スポンサーも離れます。

出演者も次回の出演を考えます。

イベントは継続しにくくなります。


だからといって、

大きなリスクを取ればいい訳でもありません。

イベント事業で大切なのは、

大損しない設計をしながら、大きく成功する可能性を残しておくこと。

リスクは抑える。

でも、天井も低くしない。

そんな設計が理想だと思っています。


一番もったいないのは、

「今年も無事に終わったから良かったね。」

だけで終わるイベントです。

参加者の満足度もそこそこ。

集客もそこそこ。

利益もそこそこ。

来年も同じ。


それでは、

イベントは育っていきません。


イベントは、

開催することがゴールではなく、

地域にどれだけ価値を生み出せたか。

そこが本当のゴールだと思っています。


集客を伸ばす。

利益を生み出す。

その利益を次のイベントへ投資する。

さらに参加者の満足度を上げる。

その積み重ねが、

イベントを地域の文化へ育てていくのだと思います。


イベント事業の腕の見せどころは、限られた予算の中で開催することではありません。

集客・収益・満足度を同時に伸ばし、来年はもっと面白くできる仕組みを作ること。

私は、それがイベントを「運営する」と「事業として育てる」の違いだと感じています。