スターウォーズシリーズ

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「スター・ウォーズ、興味はあるけど何から見ればいいの?」

「昔少し見たけど、話が複雑で…おすすめの見る順番を知りたい」

壮大な宇宙を舞台にした物語、魅力的なキャラクター、そして心躍るアクション。スター・ウォーズシリーズは、世代を超えて多くのファンを魅了し続けています。

しかし、その歴史は長く、映画本編だけでも9作品、さらにスピンオフやドラマシリーズも多数存在するため、「どの順番で見るのがベストなの?」と悩んでしまう方も少なくありません

そこでこの記事では、スター・ウォーズを最大限に楽しむための、様々な視聴順とその特徴を徹底解説します。

2025年最新の情報をもとに、あなたの壮大な銀河への冒険をスムーズにスタートできるようお手伝いします!

目次
  1. スター・ウォーズ映画を見るおすすめの順番は公開順?時系列?
  2. 公開順で見るスターウォーズ映画シリーズ
  3. 時系列で見るスター・ウォーズ全作品シリーズ
  4. スター・ウォーズのスピンオフ作品一覧と見るタイミング
  5. スター・ウォーズシリーズ最新作・最新情報(2025年4月現在)
  6. スター・ウォーズの見る順番や視聴に関するFAQ
  7. 最適な順番でスター・ウォーズの壮大なサーガを体験しよう

スター・ウォーズ映画を見るおすすめの順番は公開順?時系列?

おすすめの順番

スター・ウォーズシリーズを楽しむ上で、多くの人が最初に悩むのが「見る順番」です。

主に「公開順」と「時系列順」という2つの代表的な見方があり、どちらを選ぶかによって物語の体験は大きく変わってきます。

それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身の好みやスター・ウォーズに何を求めているかに合わせて選ぶことが大切です

初心者におすすめなスター・ウォーズの公開順視聴

スター・ウォーズの世界に初めて触れる方には、まず「公開順」での視聴をおすすめします。この順番で見ることには、いくつかの大きなメリットがあります。

最大のメリットは、制作陣が意図した通りの順番で物語を体験できることです。特に旧三部作(エピソード4~6)の有名な展開やサプライズは、公開順で見ることで最も効果的に楽しむことができます

もし時系列順(エピソード1から)見てしまうと、旧三部作の重要なネタバレを知った状態で鑑賞することになり、本来の衝撃が薄れてしまう可能性があります。

また、公開順で見ることで、映画製作技術の進化をリアルタイムで感じられるという面白さもあります。1977年公開の『新たなる希望』から始まり、徐々に映像表現が豊かになっていく過程を追体験できるのは、公開順ならではの楽しみ方と言えるでしょう。

劇場版スターウォーズの「公開順」は以下の通りです。

公開順リスト

  • エピソード4 / 新たなる希望 (1977年)
  • エピソード5 / 帝国の逆襲 (1980年)
  • エピソード6 / ジェダイの帰還 (1983年)
  • エピソード1 / ファントム・メナス (1999年)
  • エピソード2 / クローンの攻撃 (2002年)
  • エピソード3 / シスの復讐 (2005年)
  • エピソード7 / フォースの覚醒 (2015年)
  • ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー (2016年) ※スピンオフ
  • エピソード8 / 最後のジェダイ (2017年)
  • ハン・ソロ / スター・ウォーズ・ストーリー (2018年) ※スピンオフ
  • エピソード9 / スカイウォーカーの夜明け (2019年)

(※スピンオフ作品をどのタイミングで見るかは、メインシリーズを見終わってからでも問題ありませんが、公開されたタイミングで挟むことで、より世界観が広がります。)

物語の時系列が前後するため、最初は少し混乱するかもしれませんが、それもスターウォーズの歴史の一部として楽しむことができます。まずはこの公開順で、スターウォーズの壮大な物語とその魅力を存分に味わってみてください。

物語の繋がりを重視するならスターウォーズの時系列順視聴

スターウォーズの壮大な物語の流れや、キャラクターたちの関係性の変化を深く理解したい方には、「時系列順」での視聴がおすすめです。この順番は、物語世界の歴史を追うように、エピソード1から順番に見ていく方法です。

時系列順で見る最大のメリットは、物語の因果関係が非常に分かりやすい点にあります。

アナキン・スカイウォーカーがいかにしてダース・ベイダーとなったのか、帝国の誕生から崩壊、そして新たな脅威の出現まで、一連の流れをスムーズに追うことができます。キャラクターの若い頃から描かれるため、彼らの成長や変化をより深く感情移入しながら見守ることができるでしょう。

特に、一度公開順で全作品を見たことがある方が、物語を再確認したり、伏線を考察したりするために時系列順で見返すのは、新たな発見があり非常に面白い体験になるはずです。

スターウォーズの「時系列順」は以下の通りです。(主要映画シリーズ)

時系列順リスト

  • エピソード1 / ファントム・メナス (1999年)
  • エピソード2 / クローンの攻撃 (2002年)
  • エピソード3 / シスの復讐 (2005年)
  • ハン・ソロ / スター・ウォーズ・ストーリー (2018年) ※スピンオフ
  • ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー (2016年) ※スピンオフ
  • エピソード4 / 新たなる希望 (1977年)
  • エピソード5 / 帝国の逆襲 (1980年)
  • エピソード6 / ジェダイの帰還 (1983年)
  • エピソード7 / フォースの覚醒 (2015年)
  • エピソード8 / 最後のジェダイ (2017年)
  • エピソード9 / スカイウォーカーの夜明け (2019年)

(※スピンオフ作品は、物語の時系列に沿って適切なタイミングで挿入しています。)

ただし、時系列順で見る際の最大の注意点は、旧三部作(エピソード4~6)における非常に有名なネタバレを事前に知ってしまうことです。

初めてスターウォーズを見る方がこの順番を選ぶと、本来のサプライズを体験できなくなってしまう可能性があります。そのため、どちらかというとシリーズ経験者や、ネタバレを気にしない方に適した見方と言えるでしょう。

物語の壮大な流れを重視したい方は、ぜひ時系列順での視聴を検討してみてください。

忙しい方向けスターウォーズ主要エピソード視聴

「スターウォーズに興味はあるけど、全作品を見る時間がない…」

「とりあえずメインストーリーだけサクッと追いたい」

そんな忙しい現代人の方や、まずは手軽にスターウォーズの魅力を知りたいという方には、主要な映画シリーズである「スカイウォーカー・サーガ」(エピソード1~9)に絞って視聴する方法があります。

この方法は、アナキン・スカイウォーカーとその子孫たちの物語を中心に描いた9作品に集中することで、スターウォーズの核となるストーリーラインを効率的に理解することができます。スピンオフ作品やドラマシリーズを一旦省略するため、比較的短時間でシリーズの全体像を掴むことが可能です。

視聴する順番は、初心者であれば「公開順」の考え方を取り入れてエピソード4・5・6 → 1・2・3 → 7・8・9と見るのがおすすめです。これにより、旧三部作のネタバレを避けつつ、物語の核心を楽しむことができます。

主要エピソード(スカイウォーカー・サーガ)は以下の9作品です。

主要エピソード一覧

  • エピソード1 / ファントム・メナス
  • エピソード2 / クローンの攻撃
  • エピソード3 / シスの復讐
  • エピソード4 / 新たなる希望
  • エピソード5 / 帝国の逆襲
  • エピソード6 / ジェダイの帰還
  • エピソード7 / フォースの覚醒
  • エピソード8 / 最後のジェダイ
  • エピソード9 / スカイウォーカーの夜明け

この方法のメリットは、何よりも時間を節約できる点です。スターウォーズの壮大な物語の根幹部分を手早く楽しむことができます。

一方で、スピンオフ作品やドラマシリーズで描かれるサイドストーリーや、より深い世界観の描写、魅力的なサブキャラクターたちの活躍に触れることができないというデメリットもあります。

もし主要エピソードを見てスターウォーズの世界に魅了されたら、ぜひスピンオフ作品やドラマシリーズにも手を伸ばしてみてください。

公開順で見るスターウォーズ映画シリーズ

公開順スターウォーズ

最もおすすめなのは、映画が公開された順番で見る「公開順」です。

なぜなら製作者が意図したであろう驚きや感動を当時の観客と同じように体験できるからです。物語の核心に触れる展開や、キャラクターの関係性の変化が最も効果的に伝わるように作られています。

ここでは、公開順に各作品のあらすじや見どころを紹介していきます。

1. スターウォーズ エピソード4 新たなる希望(1977年)

銀河帝国が支配する時代、反乱同盟軍の指導者レイア姫は、帝国の最終兵器「デス・スター」の設計図を盗み出し、小さなドロイドR2-D2に託します。砂漠の惑星タトゥイーンでR2-D2と出会った青年ルーク・スカイウォーカーは、ジェダイの騎士オビ=ワン・ケノービや密輸業者ハン・ソロ、チューバッカと共に、レイア姫を救出し、デス・スター破壊のため反乱軍に加わることになります。

記念すべきシリーズ最初の作品であり、ここからすべてが始まりました。この作品の見どころは、何と言っても魅力的なキャラクターたちの登場と、シンプルながらも胸躍る冒険活劇です。若きルークが自身の運命に目覚め、仲間たちとの友情を育みながら成長していく姿に、多くの人が心を掴まれました。

また、ダース・ベイダーという映画史に残る悪役の登場も見逃せません。その圧倒的な存在感と謎に満ちた背景は、観客の想像力を掻き立て、物語に深みを与えています。ライトセーバーでの戦いや、Xウイングでのドッグファイトなど、今見ても色褪せないアクションシーンも満載です。

初めて見る方は、まずこの「新たなる希望」から、スター・ウォーズの壮大な世界観と冒険の始まりを体験してください。ここでの出会いや出来事が、後のシリーズ全体に繋がる重要な要素となっています。

2. スター・ウォーズ エピソード5 帝国の逆襲(1980年)

前作でデス・スターを破壊された銀河帝国軍は、反乱同盟軍への追撃を強化します。反乱軍の秘密基地が発見され、ルークたちは散り散りになってしまいます。ルークは、ジェダイ・マスターのヨーダからフォースの教えを受けるため、惑星ダゴバへと向かいます。一方、ハン・ソロやレイア姫たちは、帝国の執拗な追跡から逃れるための危険な旅を続けます。そして、ルークはダース・ベイダーとの衝撃的な対決を迎えることになります。

「新たなる希望」から3年後の1980年に公開されたシリーズ第2作目です。この作品は、シリーズの中でも特に評価が高く、多くのファンから最高傑作として挙げられます。

物語はよりダークでシリアスな展開を見せ、キャラクターたちの内面が深く掘り下げられています。特に、ルークが自身の出生の秘密を知るシーンは、映画史に残る衝撃的な場面として有名です。また、師ヨーダとの修行シーンや、ハン・ソロとレイア姫の関係性の変化も見どころの一つです。

アクションシーンもさらにスケールアップしており、雪の惑星ホスでの地上戦や、小惑星帯でのミレニアム・ファルコンの追跡劇など、手に汗握る場面が続きます。物語の結末は希望だけではなく、次作への大きな期待感を抱かせるものとなっています。スター・ウォーズの物語の深さを知る上で、絶対に欠かせない一作です。

3. スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還(1983年)

「帝国の逆襲」から1年後、ルークたちはカーボン凍結されたハン・ソロを救出するため、ジャバ・ザ・ハットの宮殿へと向かいます。救出作戦の後、反乱同盟軍は帝国軍が建造中の新たなデス・スターを破壊するための最終決戦に挑みます。
ルークは、父であるダース・ベイダー、そして銀河皇帝との最後の対決に臨み、自身の運命と向き合うことになります。ジェダイとしての成長を遂げたルークの選択が、銀河の未来を左右します。

旧三部作の完結編として、1983年に公開されました。この作品では、ルークの成長が大きな見どころとなります。フォースの力を完全にマスターし、ジェダイとして成熟した彼の姿は、エピソード4の頃と比べると感慨深いものがあります。

父ベイダーとの関係、そして自身の内なる暗黒面との葛藤が描かれ、物語に感動的なクライマックスをもたらします。また、イウォーク族が登場するエンドアでの戦いや、宇宙空間での大規模な艦隊戦など、視覚的にも楽しめる要素が豊富です。ハン・ソロとレイア姫の恋の行方も気になるところでしょう。

悪に対する善の勝利、父子の愛、仲間との絆といったテーマが描かれ、見終わった後には爽快感と深い感動が残ります。公開順に見ることで、エピソード4から続くルーク・スカイウォーカーの英雄譚の締めくくりを、最も自然な形で受け止めることができるでしょう。

4. スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス(1999年)

「ジェダイの帰還」から16年の時を経て、1999年に公開された新三部作の第1章です。

物語はエピソード4の約30年前、銀河共和国の時代へと遡ります。通商連合による惑星ナブーの封鎖を解決するため、ジェダイ・マスターのクワイ=ガン・ジンと、その弟子である若きオビ=ワン・ケノービが派遣されます。彼らはナブーの女王パドメ・アミダラと共に危機を脱出し、砂漠の惑星タトゥイーンで奴隷の少年アナキン・スカイウォーカーと出会います。アナキンに強いフォースの素質を感じたクワイ=ガンは、彼をジェダイとして育てようとしますが、その行く手にはシス卿ダース・モールが待ち受けます。

この作品は、後のダース・ベイダーとなるアナキン・スカイウォーカーの少年時代を描いています。旧三部作を見た後だと、彼の純粋な姿や、後に悲劇的な運命を辿ることになる登場人物たちの若き日の姿に、特別な感慨を覚えるでしょう。

CG技術を駆使したポッドレースのシーンや、ダース・モールとのライトセーバー戦は、新時代のスター・ウォーズを感じさせる迫力ある映像となっています。惑星ナブーの美しい風景や、様々な異星人が登場する銀河共和国の様子など、世界観の広がりも楽しめます。

公開順に見ていると、ここで初めて旧三部作の前の時代が描かれることになります。オビ=ワンやヨーダといったお馴染みのキャラクターの若い頃や、銀河共和国がどのようにして帝国へと変貌していくのか、その始まりを知ることができます。物語の背景や歴史を理解する上で重要な作品です。

5. スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃(2002年)

「ファントム・メナス」から3年後の2002年に公開された、新三部作の第2章です。

物語はエピソード1から10年後。成長したアナキン・スカイウォーカーは、オビ=ワン・ケノービのパダワン(弟子)としてジェダイの修行を積んでいます。元老院議員となったパドメ・アミダラが命を狙われたため、アナキンは彼女の護衛を務めることになり、二人は禁断の恋に落ちていきます。一方、オビ=ワンは暗殺者の謎を追い、惑星カミーノで共和国のために密かに製造されていたクローン軍隊の存在を知ります。やがて、共和国と分離主義勢力との間で、「クローン戦争」と呼ばれる銀河規模の戦争が勃発します。

この作品では、アナキンとパドメの恋愛模様が物語の中心的な要素の一つとなっています。若さゆえの危うさや情熱を持つアナキンが、どのようにしてダークサイドへの道を歩み始めるのか、その兆候が描かれています。

また、師であるオビ=ワンとの関係性や、ジェダイとしての苦悩も描かれます。見どころはジオノーシスでの大規模な戦闘シーンです。無数のジェダイとクローン兵士、ドロイド軍が入り乱れる壮絶な戦いは圧巻の一言です。

クローン戦争の勃発はスター・ウォーズの歴史における大きな転換点です。公開順に見ることで、旧三部作で描かれた帝国の支配体制がどのようにして築かれていったのか、その背景にある大きな陰謀の一端を垣間見ることができます。ヨーダがライトセーバーを振るう貴重なシーンも見逃せません。

6. スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐(2005年)

新三部作の完結編であり、旧三部作へと繋がる重要な物語を描いた作品です。2005年に公開されました。
クローン戦争は激化し、銀河共和国は疲弊していきます。ジェダイ騎士となったアナキン・スカイウォーカーはパドメが死ぬ予知夢にうなされ、彼女を救いたい一心からパルパティーン最高議長の巧みな誘惑に乗り、フォースの暗黒面に堕ちていきます。師であるオビ=ワンとの悲劇的な対決を経て、アナキンはダース・ベイダーへと変貌し銀河共和国は崩壊、銀河帝国が誕生します。

この作品は、スター・ウォーズ・サーガ全体の中でも最も悲劇的で、ダークな物語と言えるでしょう。希望に満ちた少年だったアナキンが、なぜダース・ベイダーにならなければならなかったのか、その理由が痛々しいほどに描かれます。アナキンとオビ=ワンの溶岩惑星ムスタファーでの決闘シーンは、シリーズ屈指の名場面であり、二人の師弟関係の終焉を象徴しています。パルパティーンの正体と陰謀が明らかになり、ジェダイ・オーダーが崩壊していく様は衝撃的です。

公開順でエピソード1から見てきた観客は、アナキンの転落と、それに伴う共和国の終焉を目の当たりにし、深い喪失感と共に、エピソード4「新たなる希望」へと繋がる物語の重みを理解することになります。旧三部作のキャラクターたちがどのようにして生まれたのか、その背景がすべて明らかになる、まさにサーガの要となる作品です。

7. スター・ウォーズ フォースの覚醒(2015年)

「ジェダイの帰還」から30年後の世界を描く、続三部作の第1章として、2015年に公開されました。
銀河帝国は滅びましたが、その残党から生まれた「ファースト・オーダー」が新たな脅威として台頭しています。砂漠の惑星ジャクーで廃品回収をして暮らす孤独な少女レイは、ファースト・オーダーから追われるドロイドBB-8と、脱走したストームトルーパーのフィンと出会います。彼らは伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーを探すため、ハン・ソロやチューバッカといったかつての英雄たちと共に、新たな冒険へと旅立ちます。レイの中に眠る強力なフォースが覚醒し、ファースト・オーダーを率いるカイロ・レンとの宿命的な対決が始まります。

この作品は、新たな世代のキャラクターを中心に据えながら、旧三部作へのオマージュや懐かしい要素もふんだんに盛り込まれており、長年のファンも新しいファンも楽しめる内容となっています。
主人公レイの出自の謎や、カイロ・レンの葛藤など、新たな物語への期待感を高める要素が散りばめられています。ハン・ソロやレイアといったオリジナルキャストの再登場は、ファンにとって大きな喜びでした。ミレニアム・ファルコン号の飛行シーンなど、往年のファンを唸らせる演出も光ります。

公開順で見てきた観客にとっては、旧三部作の英雄たちが年を重ね、次世代へとバトンを渡していく姿に感慨深いものがあるでしょう。スター・ウォーズの世界が、新たな時代へと突入したことを感じさせる、希望に満ちた再出発の物語です。

8. ローグ・ワン/スター・ウォーズストーリー(2016年)

2016年に公開された、スター・ウォーズシリーズ初の実写スピンオフ映画です。物語の時系列は、エピソード3「シスの復讐」とエピソード4「新たなる希望」の間に位置します。

銀河帝国が究極兵器デス・スターを完成させようとする中、反乱同盟軍は絶望的な状況にありました。そんな中、父がデス・スター開発に関わった過去を持つ女性ジン・アーソは、情報将校キャシアン・アンドーらと共に、帝国からデス・スターの設計図を盗み出すという危険な任務に挑みます。寄せ集めのチーム「ローグ・ワン」が、希望を繋ぐために命がけの戦いを繰り広げます。

この作品は、本編のスカイウォーカー・サーガとは異なり、ジェダイが登場しない、より戦争映画としての側面が強い物語となっています。名もなき兵士たちの犠牲と勇気が、エピソード4「新たなる希望」の冒頭へと繋がっていく様が描かれ、本編だけでは見えてこなかった反乱軍の苦闘と決意を深く理解することができます。特に、ラストシーンはエピソード4に直結しており、公開順に見てきたファンにとっては鳥肌ものの展開と言えるでしょう。ダース・ベイダーが圧倒的な強さを見せるシーンも必見です。

公開順に見る場合、エピソード7の後になりますが、物語としては過去の話です。しかし、続三部作で描かれる反乱軍(レジスタンス)の戦いをより深く理解するためにも、このタイミングで鑑賞するのは効果的かもしれません。スターウォーズの世界観を広げ、物語に厚みを持たせる重要な一作です。

9. スター・ウォーズ 最後のジェダイ(2017年)

続三部作の第2章として「フォースの覚醒」の直後から物語は始まります。
伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーを発見したレイは、彼に教えを請いますが、ルークは隠遁生活を送っており、ジェダイの復活を拒みます。一方、レイア将軍率いるレジスタンスは、ファースト・オーダーの執拗な追撃を受け、絶体絶命の危機に瀕していました。レイはフォースを通じてカイロ・レンと繋がり、彼をライトサイドに引き戻そうと試みますが、事態は予期せぬ方向へと進んでいきます。光と闇、ジェダイとシスの意味が問い直され、衝撃的な展開が待ち受けます。

この作品は、従来のスターウォーズの枠にとらわれない、挑戦的な内容で話題を呼びました。監督ライアン・ジョンソンの独自の解釈が色濃く反映されており、予測不能なストーリー展開や、キャラクターたちの意外な行動が賛否両論を巻き起こしました。
しかし、レイとカイロ・レンの関係性の深化や、ルーク・スカイウォーカーの苦悩と決断、そしてポー・ダメロンやフィンといったキャラクターの成長など、見どころも多くあります。特に、クライマックスでのルークの活躍は、多くのファンの胸を熱くしました。

映像表現も素晴らしく、赤い大地が印象的な惑星クレイトでの戦闘シーンや、最高指導者スノークの玉座でのライトセーバー戦など、視覚的にも楽しめる場面が満載です。

10. ハン・ソロ /スター・ウォーズストーリー(2018年)

2018年に公開された、若き日のハン・ソロを主人公にしたスピンオフ映画第2弾です。
物語はエピソード4「新たなる希望」の約10年前を描いています。帝国軍アカデミーを追放されたハン・ソロは、裏社会で生きることを決意し、愛するキーラを取り戻すため、そして自身の宇宙船を手に入れるために危険な仕事に手を染めていきます。

この過程で、生涯の相棒となるチューバッカや、悪友ランド・カルリジアンと出会い、伝説の宇宙船ミレニアム・ファルコン号を手に入れます。悪名高い犯罪組織クリムゾン・ドーンとの駆け引きや、危険な「ケッセル・ラン」への挑戦など、若き日のハンの無鉄砲でスリリングな冒険が描かれます。

この作品は、旧三部作で多くのファンを魅了したハン・ソロというキャラクターが、いかにしてあの皮肉屋で腕利きの密輸業者になったのか、そのオリジン・ストーリーを描いています。
彼のトレードマークであるブラスターDL-44や、ミレニアム・ファルコンをランドから勝ち取る有名なエピソード(サバック)など、ファンにはたまらない要素が詰まっています。ランド・カルリジアンの洒落者ぶりや、チューバッカとの出会いのシーンも見どころです。

11. スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け(2019年)

42年にわたるスカイウォーカー・サーガの完結編として、2019年に公開されました。
「最後のジェダイ」から1年後、死んだはずの銀河皇帝パルパティーンが生きており、最後のシス艦隊を率いて銀河征服を企んでいることが明らかになります。
レイは自身の出自の秘密と向き合いながら、仲間たちと共に皇帝の野望を阻止するため、最後の戦いに挑みます。
一方、ファースト・オーダーの最高指導者となったカイロ・レンもまた、自身の運命と祖父ダース・ベイダーの遺産を巡り、レイとの最終対決へと向かいます。光と闇のフォースを巡る長きにわたる戦いが、ついに決着の時を迎えます。

この作品は、9作品にわたるスカイウォーカー家の物語を締めくくるべく、多くの伏線や謎に答えを与えようとしています。レイの出自に関する衝撃の真実や、カイロ・レンの最終的な選択、そしてルークやレイアといった過去の英雄たちの遺志が、次世代へと受け継がれていく様子が描かれます。

ファンサービス的な要素も多く盛り込まれており、過去作へのオマージュや懐かしいキャラクターの登場などが、サーガのフィナーレを彩ります。公開順で全作品を鑑賞してきたファンにとっては、まさに集大成となる作品です。

時系列で見るスター・ウォーズ全作品シリーズ

時系列

スター・ウォーズの世界を物語の時間の流れに沿って体験したい方には、時系列順での視聴がおすすめです。

この順番で見ると、キャラクターの成長や背景、そして銀河の歴史がどのように移り変わっていくのかを深く理解できます。

映画だけでなく、アニメやドラマシリーズも含めた完全なリストをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1. スター・ウォーズ エピソード1 ファントムメナス

物語の始まりはこの作品からです。後のダース・ベイダーとなる少年アナキン・スカイウォーカーと、若き日のオビ=ワン・ケノービが登場します。惑星ナブーをめぐる通商連合との争いを中心に、ジェダイ・マスターのクワイ=ガン・ジンがアナキンの非凡な才能を見出す場面は必見です。

このエピソードでは、ジェダイ騎士団や共和国の仕組み、そしてフォースの存在など、スター・ウォーズ世界の基本的な設定が紹介されます。時系列で最初に観ることで、これから続く壮大な物語の土台をしっかりと理解できるでしょう。

2. スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃

エピソード1から10年後の物語です。青年へと成長したアナキン・スカイウォーカーは、師であるオビ=ワン・ケノービのもとでジェダイの修行を積んでいます。パドメ・アミダラ議員の護衛任務をきっかけに、二人の間には禁断の愛が芽生え始めます。

一方、銀河共和国は分離主義勢力との対立を深め、クローン軍隊の存在が明らかになります。この作品で描かれるクローン戦争の勃発は、銀河の運命を大きく変える重要な出来事です。アナキンの心の揺れ動きと、迫りくる戦争の影に注目してください。

3. スター・ウォーズ クローンウォーズ(アニメシリーズ・映画)

映画エピソード2とエピソード3の間の出来事を描いた、重要なアニメシリーズです。

3DCGアニメで描かれるこの作品群は、クローン戦争の激しい戦いや、ジェダイたちの活躍を詳細に描いています。アナキンやオビ=ワンはもちろん、このシリーズで初登場するアナキンのパダワン(弟子)、アソーカ・タノの成長物語も見どころです。

映画だけでは語りきれなかった戦争の全体像や、各キャラクターの心情が深く掘り下げられています。特にアソーカは今後のシリーズでも重要な役割を果たすため、彼女の登場と活躍を知っておくことは、スター・ウォーズの世界をより楽しむために不可欠と言えるでしょう。

映画版(序章)を見てから、アニメシリーズ(全7シーズン)を見るのがおすすめです。

4. スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐

クローン戦争が終結に向かう中、物語は悲劇的なクライマックスを迎えます。ジェダイへの不信感とパドメへの愛の間で苦悩するアナキン・スカイウォーカーは、シスの暗黒卿ダース・シディアスの誘惑により、ついにダークサイドへと堕ちてしまいます。

師弟対決、そしてダース・ベイダーの誕生。共和国は崩壊し、銀河帝国が樹立されます。このエピソードは、プリクエル・トリロジー(新三部作)の完結編であると同時に、オリジナル・トリロジー(旧三部作)へと繋がる重要な橋渡しとなる作品です。時系列で追ってきたからこそ、アナキンの転落の悲劇性がより深く胸に迫るでしょう。

5. スター・ウォーズ バッド・バッチ(アニメシリーズ)

エピソード3の直後、帝国樹立後の混乱期を描くアニメシリーズです。「オーダー66」を生き延びた特殊な能力を持つクローン部隊「クローン・フォース99」、通称バッド・バッチの物語。彼らは急速に変わりゆく銀河の中で、自分たちの居場所を求めて傭兵活動を始めます。

帝国の支配が確立していく過程や、クローン兵士たちが社会でどのように扱われていくのかが描かれます。クローンウォーズを見ていれば、よりキャラクターへの感情移入が深まります。帝国の初期を知る上で興味深い作品です。

6. ハン・ソロ/スター・ウォーズストーリー

若き日のハン・ソロが、いかにして銀河一のならず者になったのかを描くスピンオフ映画です。相棒チューバッカや悪友ランド・カルリジアンとの出会い、そして愛機ミレニアム・ファルコンを手に入れるまでの冒険が描かれます。

エピソード4で登場するハンのキャラクター性を深く知ることができます。無法者が支配する銀河の裏社会や、帝国の圧政下の雰囲気が感じられるでしょう。時系列的にはエピソード3と4の間に位置しますが、旧三部作を見る前、あるいは見た後に、ハンの過去を知るために観るのも面白いかもしれません。

7. オビ=ワン・ケノービ(ドラマシリーズ)

エピソード3から10年後、ダース・ベイダーとなったかつての弟子アナキンとの死闘の後、惑星タトゥイーンで隠遁生活を送るオビ=ワン・ケノービを描いたドラマシリーズです。失意の中にいたオビ=ワンが、若き日のレイア・オーガナを救出する任務を通じて、再び希望を取り戻していきます。

師弟関係の悲劇を引きずるオビ=ワンの苦悩や、ダース・ベイダーとの再会が描かれます。エピソード3とエピソード4の間のオビ=ワンの空白期間を埋める重要な物語であり、彼のキャラクター像にさらなる深みを与えています。

8. スター・ウォーズ 反乱者たち(アニメシリーズ)

エピソード3から約14年後、帝国の支配が強まる時代を舞台にしたアニメシリーズです。辺境の惑星ロザルで出会った少年エズラ・ブリッジャーが、宇宙船ゴーストの乗組員たちと共に、帝国に立ち向かう反乱活動に参加していく物語です。

『クローン・ウォーズ』に登場したアソーカ・タノやキャプテン・レックスといったキャラクターも再登場し、物語に深みを与えています。反乱同盟軍が形作られていく過程を描いており、『ローグ・ワン』やエピソード4へと繋がる重要な物語です。

9. キャシアン・アンドー(ドラマシリーズ)

映画『ローグ・ワン』の5年前を舞台に、主人公キャシアン・アンドーが、いかにして反乱同盟軍の情報将校になったのかを描くドラマシリーズです。最初は自分の目的のために生きていたキャシアンが、帝国への抵抗運動に身を投じていく過程をスリリングに描きます。

帝国の圧政下で生きる人々の日常や、反乱分子がどのように組織化されていくのかをリアルに描写しています。重厚なスパイ・スリラーのような作風で、スター・ウォーズの新たな側面を見せてくれるでしょう。『ローグ・ワン』でキャシアンの行動原理をより深く理解するために見ておきたい作品です。

10. ローグ・ワン /スター・ウォーズストーリー

エピソード4『新たなる希望』のまさに直前の出来事を描いたスピンオフ映画です。反乱同盟軍が、帝国の最終兵器デス・スターの設計図を奪取するために結成した極秘チーム「ローグ・ワン」の決死の作戦を描きます。

ジン・アーソやキャシアン・アンドーといった、名もなき英雄たちの自己犠牲の物語は涙なしには見られません。この作品を見ることで、エピソード4冒頭のレイア姫の行動の意味がより深く理解できるようになります。時系列で見ると、この物語の結末がそのままエピソード4に繋がるため、非常にスムーズに物語に入り込めるでしょう。

11. スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望

もしあなたが、これから壮大な銀河の冒険を始めようとしているなら、まずはこの『エピソード4/新たなる希望』から見ることを強くおすすめします。なぜなら、これが1977年に最初に公開された、全ての始まりの作品だからです。

物語は、砂漠の惑星タトゥイーンで暮らす青年ルーク・スカイウォーカーが、ひょんなことから反乱同盟軍の指導者レイア姫のメッセージを受け取るところから始まります。

この作品では、後のシリーズで活躍する主要なキャラクターたちが登場します。正義感あふれる若者ルーク、勇敢で気高いプリンセス・レイア、そして、皮肉屋だけど腕利きの密輸業者ハン・ソロとその相棒チューバッカ。彼らが悪の帝国軍に立ち向かう姿に、きっとあなたも心を掴まれるはずです。もちろん、スター・ウォーズを象徴する存在である、黒いマスクの悪役ダース・ベイダーや、賢者オビ=ワン・ケノービも登場し、物語に深みを与えています。

「ジェダイ」や「フォース」といったスター・ウォーズ独自の概念、ライトセーバーでの戦い、Xウイングやミレニアム・ファルコンといった魅力的な宇宙船など、この世界の基本的な要素が詰まっています。

公開順で見る最大のメリットは、製作者が意図した通りの順番で物語の謎や驚きを体験できることです。難しいことを考えず、まずはこの「新たなる希望」から、スター・ウォーズの壮大な世界に飛び込んでみましょう。

12. スター・ウォーズ エピソード5 帝国の逆襲

『新たなる希望』で反乱同盟軍が帝国軍に一矢報いた後、物語は『エピソード5/帝国の逆襲』へと続きます。この作品は、シリーズの中でも特に評価が高く、多くのファンから最高傑作と称賛されています。前作で希望を見出した反乱同盟軍ですが、帝国軍の猛反撃に遭い、苦しい戦いを強いられることになります。物語はよりシリアスで、ダークな雰囲気を増していきます。

ルークはジェダイとしての修行を本格的に開始し、伝説のジェダイ・マスターであるヨーダと出会います。一方、ハン・ソロとレイア姫は帝国軍の執拗な追跡から逃れる中で、お互いの気持ちを確かめ合いますが、彼らにも過酷な運命が待ち受けています。そして、ダース・ベイダーはルークをダークサイドへ引き込もうと画策し、物語は衝撃的な展開を迎えます。

この作品は、単なる勧善懲悪の物語ではなく、キャラクターたちの内面的な葛藤や成長が深く描かれています。特に、ルークが自身の運命と向き合い、困難に立ち向かう姿は感動的です。また、映画史に残る有名なセリフやシーンが多く含まれており、公開当時に観客が感じたであろう驚きや興奮を追体験できるのは、公開順で見る醍醐味と言えるでしょう。

13. スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還

『帝国の逆襲』の衝撃的な結末の後、物語はいよいよ『エピソード6/ジェダイの帰還』でクライマックスを迎えます。この作品は、最初に公開された三部作(旧三部作)の完結編として、ルーク・スカイウォーカーとダース・ベイダーの父子の物語、そして帝国軍と反乱同盟軍の戦いに一つの決着がつきます。前作で囚われの身となったハン・ソロを救出するため、ルークたちは大胆な作戦を決行します。

ジェダイとしての修行を積み、大きく成長したルークは、再びダース・ベイダー、そして銀河帝国の支配者である皇帝パルパティーンと対峙します。フォースのライトサイドとダークサイド、父と子の絆、そして仲間たちとの友情が試される最終決戦は、見どころ満載です。一方、反乱同盟軍は帝国軍が建造中の新たなデス・スターを破壊するため、全勢力をかけた総攻撃を開始します。森の惑星エンドアでの地上戦や、宇宙空間での大規模な艦隊戦など、スペクタクルなシーンが繰り広げられます。

この作品で旧三部作は一つの大きな円環を描いて完結し、観客に深い感動と満足感を与えてくれます。公開順に『エピソード4』から見始めたあなたは、ここでまず大きな達成感を得られるでしょう。スター・ウォーズの物語の大きな区切りとなる重要な作品です。

14. マンダロリアン(ドラマシリーズ)

旧三部作でスカイウォーカー家の物語に一区切りがついた後、次に見るのにおすすめなのが、ドラマシリーズ『マンダロリアン』です。時代設定は『エピソード6/ジェダイの帰還』から約5年後。帝国が崩壊し、新共和国が設立されたものの、銀河にはまだ混乱が残っている時代が舞台となります。

主人公は、一匹狼の賞金稼ぎ“マンダロリアン”(通称マンドー)。彼は、ある任務で不思議な力を持つ孤児「ザ・チャイルド」(通称ベビーヨーダ)と出会い、運命を共にすることになります。

映画シリーズとは異なる視点からスター・ウォーズの世界を描いており、西部劇や日本の時代劇のような雰囲気も持っています。一話完結のエピソードも多く、比較的見やすい構成ながら、シーズンを通して大きな物語が展開していきます。

特に、ザ・チャイルドの存在は、フォースに関する新たな謎を提示し、シリーズ全体の理解を深める上で興味深いポイントとなります。また、このドラマシリーズから派生した他の作品(『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』や『アソーカ』)へと繋がっていくため、スター・ウォーズの世界をより深く楽しむための重要なステップとなるでしょう。

15. ボバ・フェット (ドラマシリーズ)

『マンダロリアン』を楽しんだあなたにおすすめしたいのが、同じくドラマシリーズの『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』です。この作品は、『マンダロリアン』シーズン2のポストクレジットシーンから直接繋がる物語であり、旧三部作で活躍(そして『エピソード6』で退場したかに見えた)伝説的な賞金稼ぎ、ボバ・フェットを主人公としています。彼がどのようにしてサルラックの穴から生還し、『マンダロリアン』の時代に再登場するに至ったのか、その過去が明かされます。

物語は二つの時間軸で進行します。一つは、ボバ・フェットが相棒のフェネック・シャンドと共に、かつてジャバ・ザ・ハットが支配していた砂漠の惑星タトゥイーンの裏社会を掌握しようと奮闘する現在の物語。もう一つは、彼がサルラックから脱出した後、タスケン・レイダーたちと生活を共にする中で、自身の生き方を見つめ直していく過去の物語です。

『マンダロリアン』のキャラクターも登場し、二つのドラマシリーズの世界がクロスオーバーする点も見どころです。ボバ・フェットというキャラクターの知られざる側面や人間性が描かれ、単なるクールな悪役ではない、深みのある人物像が浮かび上がってきます。タトゥイーンの犯罪組織との抗争や、迫力のアクションシーンも満載です。

『マンダロリアン』の流れで見ることで、キャラクターの関係性や背景がより理解しやすくなり、スターウォーズの銀河がさらに広がっていくのを感じられるでしょう。

16. アソーカ(ドラマシリーズ)

次にご紹介するのは、ドラマシリーズ『アソーカ』です。主人公のアソーカ・タノは、もともとアニメシリーズ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』でアナキン・スカイウォーカー(後のダース・ベイダー)のパダワン(弟子)として登場したキャラクターです。アニメで非常に人気が高く、『マンダロリアン』シーズン2で実写初登場を果たし、満を持して自身の単独シリーズが制作されました。時代設定は『マンダロリアン』や『ボバ・フェット』とほぼ同時期です。

物語は、『マンダロリアン』での登場後のアソーカが、帝国軍の残党であるスローン大提督の脅威を追うところから始まります。スローン大提督は、アニメシリーズ『スター・ウォーズ 反乱者たち』で活躍したキャラクターであり、このドラマは『反乱者たち』の続編的な要素も色濃く含んでいます。そのため、『反乱者たち』の主要キャラクターであるヘラ・シンドゥーラやサビーヌ・レンも登場し、アソーカと共に銀河の危機に立ち向かいます。

アソーカの華麗な二刀流のライトセーバーアクションや、フォースの新たな側面、そして広大なスターウォーズの銀河における未知の領域への冒険が描かれます。新三部作へと繋がる帝国の脅威の根源にも触れられており、シリーズ全体の流れを理解する上でも重要な作品となっています。

17. スター・ウォーズ レジスタンス(アニメシリーズ)

いよいよ新三部作(エピソード7~9)を見る前に、もう一つチェックしておきたいのがアニメシリーズ『スター・ウォーズ レジスタンス』です。この作品は、『エピソード6/ジェダイの帰還』から約30年後、そして『エピソード7/フォースの覚醒』の少し前の時代を舞台にしています。主人公は、新共和国の若きパイロット、カズーダ・ジオノ(通称カズ)。彼は、レジスタンスの指導者の一人であるポー・ダメロン(映画にも登場するエースパイロット)にスカウトされ、急速に勢力を拡大する謎の組織「ファースト・オーダー」の動向を探るスパイ任務に就くことになります。

物語の主な舞台は、海洋惑星キャスティロンにある巨大な給油ステーション「コロッサス」。カズはメカニックとして身分を隠し、個性豊かな住民たちと交流しながら、ファースト・オーダーの陰謀を探ります。明るくポップな作風で、若い視聴者にも親しみやすい雰囲気ですが、物語が進むにつれて、ファースト・オーダーの脅威が現実味を帯びていき、シリアスな展開も待ち受けています。

このアニメシリーズを見ることで、『フォースの覚醒』で突如として現れたファースト・オーダーが、どのようにして銀河に台頭してきたのか、その背景をより深く理解することができます。また、ポー・ダメロンやレイア・オーガナ将軍といった映画のキャラクターも登場し、新三部作への期待感を高めてくれます。レースシーンや空中戦など、アニメならではのダイナミックな映像表現も魅力です。新三部作をより楽しむための、恰好のウォーミングアップとなるでしょう。

18. スター・ウォーズ エピソード7 フォースの覚醒

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、『エピソード6/ジェダイの帰還』から約30年後の世界を描いています。帝国軍の残党から生まれた新たな脅威「ファースト・オーダー」が台頭し、それに対抗する「レジスタンス」との戦いが始まろうとしています。物語の中心となるのは、砂漠の惑星ジャクーで廃品回収をして暮らす孤独な若者レイと、ファースト・オーダーから脱走したストームトルーパーのフィンです。

二人は、レジスタンスの切り札となる情報を持つドロイドBB-8と出会い、ファースト・オーダーの追跡から逃れる中で、伝説の英雄ハン・ソロやチューバッカと遭遇します。彼らの助けを借りながら、レイとフィンはレジスタンスと合流し、銀河の未来をかけた戦いに巻き込まれていきます。一方、ファースト・オーダーを率いるのは、ダース・ベイダーを受け継ぐかのようなマスクをつけたカイロ・レン。彼は強力なフォースの使い手であり、レイやフィンたちの前に立ちはだかります。

この作品は、旧三部作へのオマージュが随所に散りばめられており、往年のファンにとっては懐かしさを感じさせると同時に、新たなキャラクターたちが織りなす新鮮な物語にワクワクさせられます。レイが秘めたフォースの力、カイロ・レンの葛藤、そして消えたルーク・スカイウォーカーの行方など、多くの謎が提示され、観客をスターウォーズの新たな冒険へと誘います。ここから始まる新世代の物語に、ぜひ注目してください。

19. スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ

『フォースの覚醒』のラストシーンから直結して始まるのが、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』です。前作でついに伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーと出会ったレイ。彼女はルークにジェダイの訓練を請いますが、彼はある理由から頑なにそれを拒否します。一方、レジスタンスはファースト・オーダーの圧倒的な戦力の前に窮地に立たされ、必死の逃避行を続けていました。フィンやポー・ダメロンたちは、レジスタンスを救うための危険な任務に挑みます。

この作品は、スター・ウォーズの伝統を踏襲しつつも、これまでのシリーズにはなかったような大胆な展開や演出が多く見られ、公開当時はファンの間で賛否両論を巻き起こしました。しかし、それだけに、キャラクターたちの予想外の行動や、物語の常識を覆すような展開から目が離せません。レイとカイロ・レンの間には不思議な繋がりが生まれ、フォースを通じて互いの心を探り合います。ライトサイドとダークサイドの境界線が曖昧になり、それぞれのキャラクターが抱える葛藤がより深く描かれています。

ルーク・スカイウォーカーがなぜ隠遁生活を送っていたのか、ジェダイとは何なのか、フォースとは何なのか、といったシリーズの根幹に関わるテーマにも踏み込んでいきます。物語がどのように完結へと向かうのか、期待と不安を抱かせながら次作へと繋いでいきます。

20. スター・ウォーズ エピソード9 スカイウォーカーの夜明け

長きにわたるスカイウォーカー・サーガの完結編、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』です。『最後のジェダイ』から時を経て、レイはレジスタンスの仲間たちと共にジェダイとしての修行を続けています。しかし、死んだはずの皇帝パルパティーンが復活したという衝撃的な報せが銀河に届き、ファースト・オーダーは「ファイナル・オーダー」として最後の攻勢に出ようとしていました。レイ、フィン、ポーたちは、パルパティーンの陰謀を阻止し、銀河に平和を取り戻すため、最後の冒険へと旅立ちます。

この作品では、これまでのシリーズで語られてきた多くの要素が集約され、レイの出自の秘密や、カイロ・レンとの関係にも最終的な決着がつけられます。過去作へのオマージュや、懐かしいキャラクターの再登場も多く、40年以上にわたって紡がれてきた壮大な物語のフィナーレにふさわしい内容となっています。

スター・ウォーズのスピンオフ作品一覧と見るタイミング

スピンオフ

スター・ウォーズの世界は、映画本編だけでなく、数多くのスピンオフ作品によってさらに深く、広く描かれています。これらのスピンオフ作品は、アニメ、ドラマ、映画と多岐にわたり、それぞれが独自の魅力を持っています。

しかし、作品数が多いだけに「どれを、いつ見ればいいの?」と迷ってしまう方も少なくないでしょう。特にスター・ウォーズ初心者の方や、久しぶりにシリーズを見返そうと思っている方にとっては、悩みの種かもしれませんね。

このセクションでは、主要なスピンオフ作品の概要と、本編シリーズと合わせて見る場合の最適なタイミングについて、わかりやすく解説していきます。

時系列順で見る場合と公開順で見る場合、それぞれのおすすめタイミングも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

スター・ウォーズ クローンウォーズ(映画・アニメ)の概要と位置づけ

『スター・ウォーズ クローンウォーズ』は、映画『エピソード2/クローンの攻撃』と『エピソード3/シスの復讐』の間の時代を描いた重要な作品群です。まず2008年に劇場版アニメ映画が公開され、その後、全7シーズンにわたる長編CGアニメシリーズとして展開されました。

見るタイミングとしては、時系列で物語を追いたい場合は、映画『エピソード2/クローンの攻撃』を見た後、『エピソード3/シスの復讐』を見る前に視聴するのが最適です。これにより、アナキンがダークサイドに堕ちる背景や、共和国から帝国へと移り変わる時代の流れをより深く理解することができます特にシーズン7の後半はエピソード3と時間軸が重なるため、続けて見ると感慨深いものがあるでしょう。

公開順で見る場合は、エピソード6まで見終わった後や、新三部作(エピソード7~9)の合間など、少し時間を置いてからじっくり楽しむのもおすすめです。膨大なエピソード数がありますが、スター・ウォーズの世界観を深く知りたいなら必見のシリーズと言えるでしょう。

種類映画・アニメシリーズ
時代設定エピソード2とエピソード3の間
主な登場人物アナキン・スカイウォーカー、オビ=ワン・ケノービ、アソーカ・タノ、ヨーダ、メイス・ウィンドゥ、クローン兵(レックス、コーディなど)
見るタイミング(時系列順)エピソード2の後、エピソード3の前
見るタイミング(公開順基準)エピソード1~6視聴後や、新三部作の合間など

スター・ウォーズ 反乱者たち(アニメ)の概要と位置づけ

『スター・ウォーズ 反乱者たち』は、帝国が銀河を支配する暗黒時代、『エピソード3/シスの復讐』から約14年後、『エピソード4/新たなる希望』の5年前から始まる物語を描いたCGアニメシリーズです。全4シーズンで構成され、辺境の惑星ロザルで出会った少年エズラ・ブリッジャーが、宇宙船ゴーストのクルーたちと共に帝国に立ち向かう反乱分子として成長していく姿を追います。

このシリーズを見るタイミングは、時系列で追うなら『エピソード3/シスの復讐』の後、そして『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』や『エピソード4/新たなる希望』の前に見るのが良いでしょう。帝国がいかにして銀河を支配し、それに対して人々がどのように抵抗を始めたのか、その過程を詳しく知ることができます。

特に、後の実写ドラマ『アソーカ』にも繋がる重要な伏線が多く含まれているため、マンダロリアン・ユニバース(『マンダロリアン』、『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』、『アソーカ』)を楽しむ上でも見ておきたいシリーズです公開順で楽しむ場合は、旧三部作(エピソード4~6)を見終わった後に視聴すると、反乱同盟軍の成り立ちをより深く理解できるでしょう。

種類アニメシリーズ
時代設定エピソード3とエピソード4の間(エピソード4の約5年前から)
主な登場人物エズラ・ブリッジャー、ケイナン・ジャラス、ヘラ・シンドゥーラ、サビーヌ・レン、ガラゼブ・”ゼブ”・オレリオス、チョッパー
見るタイミング(時系列順)エピソード3の後、『ローグ・ワン』『エピソード4』の前
見るタイミング(公開順基準)旧三部作(エピソード4~6)視聴後など

ローグ・ワン /スター・ウォーズストーリー(映画)の概要と位置づけ

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は、2016年に公開されたスター・ウォーズ初の実写スピンオフ映画です。物語の時代設定は、『エピソード4/新たなる希望』のまさに直前。帝国軍が建造した究極兵器デス・スターの設計図を、いかにして反乱同盟軍が入手したのか、その知られざるミッションに挑んだ名もなき戦士たちの物語を描いています。

見るタイミングとしては、やはり『エピソード4/新たなる希望』の直前に見るのが最もおすすめです。時系列順で見る場合は、『エピソード3/シスの復讐』の後、可能であればアニメ『反乱者たち』やドラマ『キャシアン・アンドー』を見た後に本作を見ると、帝国支配下の世界の状況や登場人物への理解が深まります。

公開順で楽しみたい方は、エピソード1から6、あるいは7まで見た後で鑑賞すると、旧三部作で語られなかった背景を知ることができ、エピソード4への繋がりをより強く感じられるでしょう。

種類映画
時代設定エピソード4の直前
主な登場人物ジン・アーソ、キャシアン・アンドー、K-2SO、チアルート・イムウェ、ベイズ・マルバス、ボーディー・ルック
見るタイミング(時系列順)エピソード3の後(『反乱者たち』『キャシアン・アンドー』の後がより良い)、エピソード4の直前
見るタイミング(公開順基準)エピソード1~6(または7)視聴後

ハン・ソロ /スターウォーズストーリー(映画)の概要と位置づけ

『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は、2018年に公開された実写スピンオフ映画第2弾です。銀河一の人気を誇る運び屋、ハン・ソロが、いかにして相棒チューバッカや愛機ミレニアム・ファルコンと出会い、悪名高きギャンブラーのランド・カルリジアンと渡り合ったのか、その若き日の冒険を描いています。

この映画を見るタイミングは、時系列順で見るならば『エピソード3/シスの復讐』の後、『反乱者たち』や『ローグ・ワン』、『エピソード4/新たなる希望』の前に位置づけられます。ハン・ソロというキャラクターが形成される過程を知ることで、旧三部作での彼の言動や選択の背景がより深く理解できるようになるでしょう

公開順で見る場合は、旧三部作(エピソード4~6)でハン・ソロの活躍を知った後に見ると、「あのハン・ソロにこんな過去があったのか!」という驚きと共に楽しめます。また、新三部作(エピソード7~9)まで見た後で、改めて彼の原点に触れるのも良いかもしれません。

種類映画
時代設定エピソード3とエピソード4の間(エピソード4の約10年前)
主な登場人物ハン・ソロ、チューバッカ、キーラ、ランド・カルリジアン、トバイアス・ベケット、L3-37
見るタイミング(時系列順)エピソード3の後、『反乱者たち』『ローグ・ワン』『エピソード4』の前
見るタイミング(公開順基準)旧三部作(エピソード4~6)視聴後など

マンダロリアン(ドラマ)の概要と位置づけ

『マンダロリアン』は、動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)で配信されている初の実写ドラマシリーズです。スター・ウォーズファンだけでなく、世界中で大きな話題を呼びました。

物語の舞台は、『エピソード6/ジェダイの帰還』で帝国が崩壊してから5年後、そして『エピソード7/フォースの覚醒』でファースト・オーダーが台頭する前の、銀河が混乱と無法状態にある時代です。孤独な賞金稼ぎ「マンダロリアン」(ディン・ジャリン)が、不思議な力を持つ孤児「ザ・チャイルド」(グローグー)と出会い、彼を守りながら銀河を旅する姿を描きます。

見るタイミングとしては、時系列順で見るなら『エピソード6/ジェダイの帰還』の後、『エピソード7/フォースの覚醒』の前にあたります。帝国の残党や新共和国の様子など、映画本編ではあまり描かれなかった時代を知ることができます。

公開順で楽しむ場合は、映画シリーズ(特にエピソード1~6)を一通り見てから視聴すると、登場するキャラクターや設定への理解が深まり、より楽しめるでしょう。他のスピンオフドラマ(『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』、『アソーカ』)とも密接に連携しているため、これらの作品を見る前、あるいは並行して見るのがおすすめです。スター・ウォーズ初心者でも入りやすい魅力的なストーリーなので、ここからスター・ウォーズの世界に入るのも良いかもしれません

種類ドラマシリーズ
時代設定エピソード6とエピソード7の間(エピソード6の5年後)
主な登場人物マンダロリアン(ディン・ジャリン)、ザ・チャイルド(グローグー)、キャラ・デューン、グリーフ・カルガ、モフ・ギデオン
見るタイミング(時系列順)エピソード6の後、エピソード7の前
見るタイミング(公開順基準)エピソード1~6視聴後、他のマンダロリアン・ユニバース作品と合わせて

ボバ・フェット (ドラマ)の概要と位置づけ

『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』は、『マンダロリアン』シーズン2のポストクレジットシーンから直接繋がる形で展開される実写ドラマシリーズです。

『エピソード6/ジェダイの帰還』でサルラックの巣穴に落ちたと思われていた伝説の賞金稼ぎボバ・フェットが、いかにして生還し、そして相棒のフェネック・シャンドと共に、ジャバ・ザ・ハットが支配していたタトゥイーンの裏社会の支配者へと成り上がっていくのかを描きます。

見るタイミングは、『マンダロリアン』シーズン2を見終わった直後が最適です。物語が直接繋がっているため、続けて見ることでスムーズに内容を理解できます。時系列的には『マンダロリアン』シーズン2とシーズン3の間に位置します。

公開順で見る場合も、やはり『マンダロリアン』シーズン2の後が良いでしょう。旧三部作や『マンダロリアン』でボバ・フェットの活躍(あるいは謎めいた存在感)を知っていると、彼が主役となるこの物語をより一層楽しむことができます。タトゥイーンという惑星の文化や裏社会の様子が詳しく描かれている点も、スター・ウォーズの世界観を広げる上で興味深い作品です。

種類ドラマシリーズ
時代設定『マンダロリアン』シーズン2の後(エピソード6の後)
主な登場人物ボバ・フェット、フェネック・シャンド、マンダロリアン(ディン・ジャリン)、グローグー
見るタイミング(時系列順)『マンダロリアン』シーズン2の後、『マンダロリアン』シーズン3の前
見るタイミング(公開順基準)『マンダロリアン』シーズン2視聴後

オビ=ワン・ケノービ(ドラマ)の概要と位置づけ

『オビ=ワン・ケノービ』は、ファン待望のキャラクター、オビ=ワン・ケノービを主役にした実写ドラマシリーズです。時代設定は、『エピソード3/シスの復讐』でオーダー66が発令され、ジェダイが壊滅してから10年後になります。

かつての弟子であり友であったアナキン・スカイウォーカー(ダース・ベイダー)との死闘の後、隠遁生活を送るオビ=ワンが、若き日のレイア・オーガナを救出するという危険な任務に再び立ち上がる物語です。希望を失い、打ちひしがれたオビ=ワンの苦悩と再生、そして宿敵ダース・ベイダーとの再会と対決が描かれますユアン・マクレガーがオビ=ワン役、ヘイデン・クリステンセンがダース・ベイダー役を再び演じたことでも大きな話題となりました。

見るタイミングとしては、時系列順で見るなら『エピソード3/シスの復讐』の後、『反乱者たち』や『エピソード4/新たなる希望』の前となります。特にエピソード3で描かれた悲劇的な出来事の直後の物語であるため、続けて見るとオビ=ワンの心情がより深く理解できるでしょう。

公開順で楽しむ場合は、プリクエル三部作(エピソード1~3)と旧三部作(エピソード4~6)の両方を見てから視聴するのがおすすめです。オビ=ワンとアナキン(ベイダー)の関係性を知っていることで、二人の再会シーンの重みが増します。スター・ウォーズの物語の核心に触れる重要なキャラクターの空白期間を描いた、ファン必見のドラマシリーズです。

種類ドラマシリーズ
時代設定エピソード3とエピソード4の間(エピソード3の10年後)
主な登場人物オビ=ワン・ケノービ、ダース・ベイダー(アナキン・スカイウォーカー)、レイア・オーガナ(子供時代)、尋問官リーヴァ・セヴァンダー(サード・シスター)
見るタイミング(時系列順)エピソード3の後、『反乱者たち』『エピソード4』の前
見るタイミング(公開順基準)プリクエル三部作(エピソード1~3)と旧三部作(エピソード4~6)視聴後

キャシアン・アンドー(ドラマ)の概要と位置づけ

『キャシアン・アンドー』は、映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で活躍した反乱軍の情報将校キャシアン・アンドーを主人公にした実写ドラマシリーズです。物語は『ローグ・ワン』の5年前から始まり、一人の盗賊に過ぎなかったキャシアンが、いかにして帝国への反乱活動に身を投じ、自己犠牲をいとわない英雄へと変貌を遂げていくのか、その過程を丹念に描いています。

スパイ・スリラーとしての側面が強く、帝国保安局(ISB)の執拗な追跡や、反乱分子たちの地下活動、政治的な駆け引きなどがリアルに描かれており、これまでのスターウォーズ作品とは一線を画すシリアスで重厚な作風が特徴ですモン・モスマなど、後の反乱同盟軍の中心人物たちの苦悩や葛藤も描かれ、帝国支配下の社会の息苦しさや、反乱がいかにして組織化されていったのかを知ることができます。

見るタイミングとしては、時系列順で見るなら『エピソード3/シスの復讐』の後、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の前にあたります。『ローグ・ワン』でキャシアンの運命を知っていると、彼の過去の物語がより切なく、深く感じられるでしょう。アニメ『反乱者たち』とも同じ時代設定を描いているため、合わせて見ると帝国時代の銀河の様子を多角的に理解できます。

公開順で楽しむ場合は、『ローグ・ワン』を見た後に視聴するのが最もおすすめです。キャシアンというキャラクターへの理解が深まるだけでなく、『ローグ・ワン』の出来事の背景にある社会状況や人々の思いを知ることができます。大人向けの骨太なドラマとして、スター・ウォーズファン以外にもおすすめできる作品です。

種類ドラマシリーズ
時代設定『ローグ・ワン』の5年前(エピソード3とエピソード4の間)
主な登場人物キャシアン・アンドー、モン・モスマ、ルーセン・レイエル、デドラ・ミーロ、シリル・カーン、ビックス・カリーン、マーヴァ・アンドー
見るタイミング(時系列順)エピソード3の後、『ローグ・ワン』の前
見るタイミング(公開順基準)『ローグ・ワン』視聴後

アソーカ(ドラマ)の概要と位置づけ

『アソーカ』は、『クローンウォーズ』でアナキン・スカイウォーカーのパダワンとして登場し、『反乱者たち』や『マンダロリアン』でも活躍を見せた人気キャラクター、アソーカ・タノを主人公とする実写ドラマシリーズです。物語は『マンダロリアン』シーズン2や『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』の後の時代、つまり『エピソード6/ジェダイの帰還』から数年後を舞台としています。

アニメ『反乱者たち』の最終話で消息不明となった帝国の大提督スローンと、若きジェダイ、エズラ・ブリッジャーの行方を追うアソーカの新たな冒険が描かれます。『反乱者たち』の主要キャラクターであるヘラ・シンドゥーラやサビーヌ・レンも実写で登場し、アニメシリーズからの物語を引き継ぐ重要な続編としての役割を担っています新たな脅威の出現や、別の銀河への探索など、スター・ウォーズの世界をさらに広げる壮大な物語が展開されます。

このドラマを見る最適なタイミングは、アニメ『スター・ウォーズ 反乱者たち』を全シーズン見終わった後です。物語や登場人物の関係性が『反乱者たち』から直接繋がっているため、未視聴だと理解が難しい部分が多くあります。また、『マンダロリアン』や『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』でのアソーカの登場シーンも見ておくと、よりスムーズに物語に入り込めるでしょう。

時系列的には、これらのマンダロリアン・ユニバース作品群の後に位置づけられます。スター・ウォーズのアニメシリーズ、特に『クローンウォーズ』と『反乱者たち』を見てきたファンにとっては、待望の物語であり、アソーカ・タノというキャラクターの集大成とも言える作品です。

種類ドラマシリーズ
時代設定『マンダロリアン』シーズン2、『ボバ・フェット』の後(エピソード6の後)
主な登場人物アソーカ・タノ、サビーヌ・レン、ヘラ・シンドゥーラ、ヒュイヤン、モーガン・エルズベス、ベイラン・スコール、シン・ハティ
見るタイミング(時系列順)『反乱者たち』、『マンダロリアン』シーズン2、『ボバ・フェット』の後
見るタイミング(公開順基準)『反乱者たち』全話視聴後、および他のマンダロリアン・ユニバース作品視聴後

スター・ウォーズ レジスタンス(アニメ)の概要と位置づけ

『スター・ウォーズ レジスタンス』は、新三部作(シークエル・トリロジー)の時代を舞台にしたアニメシリーズです。『エピソード7/フォースの覚醒』の少し前から始まり、『エピソード8/最後のジェダイ』の出来事までをカバーしています。

物語の主人公は、新共和国の若きパイロット、カズーダ・ジオノ(通称カズ)。彼はレジスタンスのポー・ダメロンにスカウトされ、巨大な給油ステーション「コロッサス」に潜入し、ファースト・オーダーの脅威を探るスパイ任務に就くことになります。BB-8やキャプテン・ファズマなど、新三部作でお馴染みのキャラクターも登場します。戦闘機によるドッグファイトやレースシーンが多く描かれ、明るくテンポの良い作風が特徴です。ファースト・オーダーがどのように台頭し、レジスタンスがそれに対抗していったのか、その一端を垣間見ることができます

見るタイミングとしては、時系列順で追うなら『エピソード6/ジェダイの帰還』の後、『マンダロリアン』などの作品群を経て、『エピソード7/フォースの覚醒』の直前、あるいは並行して見るのが良いでしょう。特にエピソード7と8の間の出来事も描かれているため、新三部作の物語を補完する上で役立ちます。

公開順で楽しむ場合は、新三部作(エピソード7~9)を見終わった後に視聴すると、映画では描かれなかった裏側の出来事やキャラクターたちの活躍を知ることができ、より深く新三部作の世界を楽しむことができます。比較的低年齢層向けの作風ではありますが、新三部作の時代背景を知りたい方には参考になるシリーズです。

種類アニメシリーズ
時代設定エピソード7の直前からエピソード8の直後まで
主な登場人物カズーダ・ジオノ、ポー・ダメロン、BB-8、ジャレク・イェーガー、タム・リヴォーラ、ニーク・ヴォゾ
見るタイミング(時系列順)エピソード6の後、エピソード7の前からエピソード8の後にかけて
見るタイミング(公開順基準)新三部作(エピソード7~9)視聴後

スター・ウォーズ バッド・バッチ(アニメ)の概要と位置づけ

『スター・ウォーズ バッド・バッチ』は、『スター・ウォーズ クローンウォーズ』の最終シーズンに登場した特殊な能力を持つクローン部隊「クローン・フォース99」、通称「バッド・バッチ」を主役にしたCGアニメシリーズです。物語は、『エピソード3/シスの復讐』の直後、共和国が崩壊し帝国が樹立されたばかりの混乱期から始まります。

見るタイミングとしては、まず『スター・ウォーズ クローンウォーズ』、特にシーズン7のバッド・バッチが登場するエピソードを見てから視聴するのが最もおすすめです。彼らのキャラクターや背景を知っていることで、物語への没入感が格段に高まります。

時系列的には、『エピソード3/シスの復讐』の直後、そして『オビ=ワン・ケノービ』や『キャシアン・アンドー』、『反乱者たち』などの時代へと繋がっていきます。したがって、時系列順で見るなら『クローンウォーズ』及び『エピソード3』の後、これらの作品の前に見るのが良いでしょう。公開順で楽しむ場合も、『クローンウォーズ』視聴後が推奨されます。帝国の誕生というスター・ウォーズ史の重要な転換点を、クローン兵たちの視点から描いた興味深いシリーズです

種類アニメシリーズ
時代設定エピソード3の直後(帝国の樹立期)
主な登場人物ハンター、レッカー、テク、エコー、クロスヘアー、オメガ
見るタイミング(時系列順)『クローンウォーズ』及びエピソード3の後、『オビ=ワン・ケノービ』等の前
見るタイミング(公開順基準)『クローンウォーズ』(特にシーズン7)視聴後

スター・ウォーズシリーズ最新作・最新情報(2025年4月現在)

スターウォーズ最新作

遠い昔、はるかかなたの銀河系で繰り広げられる壮大な物語、スター・ウォーズ。映画シリーズだけでなく、近年ではディズニープラスを中心に魅力的なドラマシリーズも次々と登場し、その世界は広がり続けています。

2025年4月現在も、ファン待望の新作映画やドラマシリーズの制作が進行中であり、目が離せません。

ここでは、スター・ウォーズの世界をさらに深く楽しむために知っておきたい、最新の映画・ドラマ情報をお届けします。

 

これからスター・ウォーズを見始める方も、長年のファンの方も、今後の展開に期待が高まる最新情報をチェックしていきましょう。

 

2026年以降公開予定のスター・ウォーズ新作映画情報

スター・ウォーズの世界はスクリーンでも広がり続け、現在では複数の新作映画プロジェクトが進行中であり、ファンはその公開を心待ちにしています。

特に注目されているのは、人気ドラマシリーズ『マンダロリアン』の続編となる映画『The Mandalorian & Grogu』です。

ディン・ジャリンとグローグーの新たな冒険が描かれる予定で、ドラマファンにとっては見逃せない作品となるでしょう。米国では2026年5月22日に公開予定であり、スター・ウォーズの新たな時代を象徴する作品として期待されています。【出典:StarWars.com

その他にも、ジェームズ・マンゴールド監督によるジェダイの起源を描く映画や、デイブ・フィローニ監督による新共和国時代を舞台にした映画、さらにシャーミーン・オベイド=チノイ監督によるレイを主人公とした続編映画など、様々な時代の物語が企画されています。
【出典:StarWars.com

これらの作品がいつ公開されるかはまだ未定ですが、スター・ウォーズの銀河がさらに豊かになることは間違いありません。

 

最新情報は公式サイトなどで随時発表されるので、こまめにチェックすることをおすすめします。

 

ディズニープラスで全話配信中のスター・ウォーズ最新ドラマ 「アコライト」

2024年6月よりディズニープラスで独占配信中のドラマシリーズ『アコライト』(全8話)は、これまでのスター・ウォーズ作品とは一線を画す、注目の最新作です。
【出典:Disney+, StarWars.com

平和に包まれていたはずの銀河で、ジェダイを狙った連続殺人が発生します。マスター・ソルとその元パダワンであるメイが、事件の真相を追う中で、邪悪な闇の勢力に立ち向かっていく、ダーク・ミステリー・スリラーとなっています。

『アコライト』の見どころは、ジェダイが最も輝いていた時代の、知られざる光と闇を描いている点です。これまであまり語られてこなかった時代設定が新鮮で、既存のファンはもちろん、初心者の方でも独立した物語として楽しむことができます。ライトセーバー・アクションも健在で、華麗な剣術シーンも見逃せません。

ディズニープラスに加入していればすぐに見始められるので、スターウォーズの新たな側面を発見してみてはいかがでしょうか。

タイトル アコライト (The Acolyte)
配信プラットフォーム ディズニープラス(独占・全話配信中)
時代設定 ハイ・リパブリック時代末期(エピソード1の約100年前)
ジャンル ダーク・ミステリー・スリラー
あらすじ ジェダイ黄金期を揺るがす連続殺人事件。マスターと元パダワンが真相を追う。
見どころ
  • 未知の時代設定
  • ジェダイの光と闇
  • ミステリアスな展開
  • 華麗なアクション

今後配信予定のスター・ウォーズ関連ドラマシリーズ

ディズニープラスでは、『アコライト』以外にも多くのスター・ウォーズ関連ドラマシリーズが控えています。ファンからの期待が高い作品ばかりで、今後の配信スケジュールから目が離せません。

まず、『マンダロリアン』と同じくデイブ・フィローニが手掛ける『アソーカ』のシーズン2の制作が正式に発表されており、脚本開発などが進められています。【出典:StarWars.com

シーズン1の衝撃的な結末の続きが描かれることになり、アソーカ・タノのさらなる活躍と、スローン大提督の脅威がどう展開するのか注目が集まります。

また、映画『ローグ・ワン』の前日譚として高い評価を得た『キャシアン・アンドー』も、シーズン2が2025年4月22日からディズニープラスで配信中です【出典:StarWars.com

キャシアン・アンドーが反乱軍のスパイとして成長していく過程が、より深く描かれています。

さらに、ジュード・ロウ主演の『スケルトン・クルー』は2024年12月2日にディズニープラスで配信開始されました【出典:StarWars.com。銀河を冒険する子供たちの物語とされており、どのようなトーンの作品になるのか、期待が高まっています。

『マンダロリアン』については、シーズン4の脚本準備は進んでいたものの、映画『The Mandalorian & Grogu』の制作発表以降、ドラマシーズン4の具体的な制作計画は不明瞭となっています。
【出典:Variety, The Hollywood Reporter

スター・ウォーズのドラマシリーズは今後も豊作が続きそうです。

スター・ウォーズの見る順番や視聴に関するFAQ

スターウォーズの質問

スター・ウォーズシリーズは作品数が多く、どの順番で見るべきか迷う方も多いでしょう。ここでは、スター・ウォーズの視聴に関するよくある質問にお答えします。初心者の方も、久しぶりに見返す方も、ぜひ参考にしてください。

スター・ウォーズ映画作品の公開順を教えてください

スター・ウォーズの映画は、物語の時系列とは異なる順番で公開されました。初めて見る方には、この公開順での視聴をおすすめすることが多いです。

公開順は以下の通りです。

  • エピソード4/新たなる希望 (1977年)
  • エピソード5/帝国の逆襲 (1980年)
  • エピソード6/ジェダイの帰還 (1983年)
  • エピソード1/ファントム・メナス (1999年)
  • エピソード2/クローンの攻撃 (2002年)
  • エピソード3/シスの復讐 (2005年)
  • エピソード7/フォースの覚醒 (2015年)
  • ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー (2016年)
  • エピソード8/最後のジェダイ (2017年)
  • ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー (2018年)
  • エピソード9/スカイウォーカーの夜明け (2019年)

この順番で見ると、制作当時の技術や表現の変化を感じながら物語を楽しむことができます。特に、旧三部作(エピソード4~6)の衝撃的な展開を最初に体験できるのが大きなメリットです。

なぜスター・ウォーズは公開順と時系列が違うのですか

スター・ウォーズの公開順と時系列が異なるのには、いくつかの理由があります。最も大きな理由は、監督であるジョージ・ルーカスの構想と、制作当時の技術的な制約です。

ルーカス監督は当初から壮大な物語を構想していましたが、1970年代の映画技術では、物語の始まりであるエピソード1~3の世界観を完全に映像化するのは困難でした。そこで、物語の中盤にあたるエピソード4から制作を開始したのです。

旧三部作(エピソード4~6)が成功を収めた後、CG技術などの進歩により、ルーカス監督が思い描いていた映像表現が可能になりました。そのため、満を持して前日譚となる新三部作(エピソード1~3)が制作されることになったのです。

このような経緯から、スター・ウォーズは公開順と物語の時系列が異なる、特徴的なシリーズ構成となりました。この複雑さが、ファンの間で「どの順番で見るか」という議論を生む一因にもなっています。

スピンオフ作品はどの順番で見るのがベストですか

スピンオフ作品は、スター・ウォーズの世界観をより深く楽しむための物語です。本筋であるスカイウォーカー・サーガ(エピソード1~9)を補完する位置づけなので、必ず見なければならないわけではありません。

見るタイミングとしては、いくつかの考え方があります。

  • 公開順で見る:映画が公開された順番通りに、本編の間に挟んで見る方法です。制作側の意図した流れで楽しめます。
    • 『ローグ・ワン』はエピソード7の後
    • 『ハン・ソロ』はエピソード8の後
  • 時系列順で見る:物語の時系列に合わせて見る方法です。
    • 『ハン・ソロ』: エピソード3とエピソード4の間
    • 『ローグ・ワン』: エピソード3とエピソード4の間(ハン・ソロの後)
  • 本編視聴後にまとめて見る:まずエピソード1~9までを好きな順番で見てから、スピンオフ作品をまとめて視聴する方法です。

どのタイミングで見るのが「ベスト」かは、個人の好みによります。迷ったら、まずは公開順で見てみるのが分かりやすいかもしれません。

ドラマシリーズ(『マンダロリアン』など)も同様に、時系列を意識しつつ、興味を持ったタイミングで視聴するのがおすすめです。

ディズニープラス以外でスター・ウォーズは見られますか

スター・ウォーズシリーズは、多くの作品がディズニープラスで見放題配信されています。しかし、ディズニープラス以外のサービスでも視聴することは可能です。

主な視聴方法としては、以下のような選択肢があります。

視聴方法主なサービス/場所特徴
動画配信サービス(見放題)ディズニープラス映画、ドラマ、アニメなど全作品が見放題
動画配信サービス(レンタル/購入)Amazonプライム・ビデオ、U-NEXT、Google Playムービー、iTunes Storeなど作品ごとにレンタルまたは購入が可能
DVD/Blu-ray レンタルゲオ、TSUTAYAなど店舗でディスクをレンタル
DVD/Blu-ray 購入Amazon、楽天ブックス、家電量販店などディスクを購入して所有

ディズニープラスは、関連作品も含めて最も手軽に網羅できるサービスです。しかし、特定の作品だけ見たい場合や、他のサービスをすでに利用している場合は、レンタルや購入も検討してみましょう。

ただし、最新のドラマシリーズなどはディズニープラス独占配信となっていることが多い点に注意が必要です。

スター・ウォーズの特定作品だけレンタルできますか

はい、スター・ウォーズの特定作品だけをレンタルすることは可能です。

お近くのDVD/Blu-rayレンタルショップ(ゲオやTSUTAYAなど)に行けば、見たい映画作品のディスクを個別に借りることができます。在庫状況は店舗によって異なりますので、事前に確認すると良いでしょう。

また、Amazonプライム・ビデオやU-NEXTといったデジタル配信サービスでも、多くのスター・ウォーズ映画がレンタル対象となっています。これらのサービスでは、数百円程度で一定期間(通常48時間など)視聴する権利を得られます。スマートフォンやパソコン、テレビなどで手軽に見られるのがメリットです。

見たい作品が決まっている場合や、試しに1作だけ見てみたいという場合には、これらのレンタルサービスを活用してみましょう。

最適な順番でスター・ウォーズの壮大なサーガを体験しよう

スター・ウォーズの広大な銀河を巡る冒険は、どの扉から入るかによって見える景色が変わってきます。本記事では、代表的な「公開順」と「時系列順」を中心に、それぞれの特徴やおすすめの楽しみ方をご紹介しました。

あなたがスター・ウォーズの世界に初めて足を踏み入れるのであれば、公開順で製作者が意図した驚きや感動をそのまま体験するのがおすすめです。

一方、物語の歴史の流れをじっくりと追いたい方や、登場人物たちの関係性を深く理解したい方には、時系列順がぴったりでしょう。ドラマシリーズやスピンオフ作品は、映画シリーズをある程度観てから、興味のあるキャラクターや時代に合わせて追加していくのが良いかもしれませんね。

さあ、あなただけのスター・ウォーズ・サーガへの旅を始めましょう。フォースと共にあらんことを!

 

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