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小学校の卒業式で歌う曲、何にしよう?定番の合唱曲も良いけど、今の子どもたちに人気のJ-POPも捨てがたい…感動的な卒業式にするには、どんな曲を選べばいいんだろう?

 

小学校の卒業式は、子供たちの6年間の成長を祝い、新たな門出を祝福する大切な日です。その感動的な一日を彩るのが、心に響く卒業ソングではないでしょうか。定番の合唱曲から、子供たちにも人気のJ-POPまで、どの曲を選べば良いか悩んでいる先生も多いことでしょう。

この記事では、小学校の卒業式にふさわしい人気の合唱曲とJ-POPを詳しくご紹介します。それぞれの曲が持つメッセージや、歌いやすさのポイントも解説しますので、生徒たちの心に残り、保護者の皆様の胸を打つ、最高の卒業式を演出するための一曲を見つける手助けになれば幸いです。さあ、一緒に生徒たちの笑顔と涙が輝く、感動的な卒業式にぴったりの曲を探していきましょう。

【この記事でわかること】

小学校の卒業ソングとして人気の合唱曲

卒業式の定番といえば、やはり合唱曲です。みんなで声を合わせることで一体感が生まれ、感動的な雰囲気を作り出します。ここでは、長年歌い継がれてきた定番の合唱曲から、近年人気が高まっている曲まで、小学生が歌いやすく、心に響く5曲を厳選しました。

旅立ちの日に

作詞小嶋 登
作曲坂本 浩美
発表年1991年
特徴もともとは中学校の先生方が生徒のために作った曲。今や卒業ソングの定番中の定番。

「旅立ちの日に」は、今や卒業ソングの代名詞とも言える一曲です。 もともとは1991年に埼玉県の秩父市立影森中学校の先生方が、卒業する生徒たちのために作詞・作曲したものでした。 当初は教職員から生徒へ贈る歌でしたが、次第に生徒たちが歌うようになり、全国の学校へと広がっていったのです。

未来への希望を歌ったストレートな歌詞と、美しくも力強いメロディーが特徴で、小学生でも感情を込めて歌いやすいでしょう。低学年の頃からこの曲に憧れを抱いている児童も多く、6年間の思い出を胸に、友達と声を合わせて歌うことで、卒業式がより一層感動的なものになります。 学校の伝統として歌い継いでいる小学校も少なくありません。

ありがとう(いきものがかり)

アーティストいきものがかり
作詞・作曲水野 良樹
発表年2010年
特徴テレビドラマの主題歌として大ヒット。感謝の気持ちを伝える歌詞が心に響く。

いきものがかりの「ありがとう」は、温かいメロディーと感謝の気持ちを素直に伝える歌詞が魅力の曲です。もともとはテレビドラマの主題歌として広く知られるようになりましたが、その心温まるメッセージ性から、卒業式で歌われることも増えています。

「“ありがとう”って伝えたくて」というサビのフレーズは、6年間お世話になった先生や、いつも支えてくれた家族、そして共に過ごした友達への感謝の気持ちを代弁してくれるでしょう。小学生にも馴染みやすいメロディーラインで、歌う方も聴く方も温かい気持ちに包まれます。卒業という少し寂しい気持ちに、感謝という名の光を灯してくれるような一曲であり、式典を感動的で優しい雰囲気にしてくれます。

ふるさと(嵐)

アーティスト
作詞小山 薫堂
作曲youth case
発表年2010年
特徴NHK紅白歌合戦で披露され、Nコン小学校の部の課題曲にもなった。

が歌う「ふるさと」は、生まれ育った場所への愛情や感謝を歌った、心に染み渡る一曲です。 NHK全国学校音楽コンクールの課題曲にも選ばれたことから、小学生にとって非常に馴染み深い曲となりました。 歌詞には、雨や風、山の緑や海の青さといった、日本の美しい風景が描かれており、自分たちが過ごした学び舎や町を思い浮かべながら歌うことができます。

卒業して新しい道に進んでも、この場所がいつまでも大切な「ふるさと」であるというメッセージは、子供たちの心に深く刻まれることでしょう。穏やかで美しいメロディーは合唱にも適しており、子供たちの純粋な歌声が会場全体を優しく包み込みます。

大切なもの

作詞・作曲山崎 朋子
発表年2003年頃
特徴中学校の音楽教諭によって作られた合唱曲。友達との絆や思い出がテーマ。

「大切なもの」は、中学校の音楽教諭である山崎朋子さんによって作られた、合唱の定番曲です。 友達と過ごした日々や、当たり前だと思っていた日常が、どれほど「大切なもの」であったかに気づかせてくれる歌詞が、多くの生徒の共感を呼んでいます。

シンプルで覚えやすいメロディーでありながら、ハーモニーの美しさが際立つ構成になっており、小学生でも歌いやすく、聴き応えのある合唱になるでしょう。 「ひとりきりじゃないこと 君が教えてくれた」という歌詞は、6年間で築き上げた友情の尊さを改めて感じさせてくれます。卒業を前に、友達との絆を確かめ合いながら歌うのにぴったりの一曲です。

旅立ちの日に…(川嶋あい)

アーティスト川嶋あい
作詞・作曲川嶋あい
発表年2006年
特徴自身の卒業式にむけて中学3年生の時に制作した楽曲。

シンガーソングライターの川嶋あいさんが、自身の体験を元に作った「旅立ちの日に…」も、卒業ソングとして根強い人気があります。 「桜舞う4月の教室で」という歌い出しから、学校生活の情景が鮮やかに浮かび上がり、聴く人の心をぐっと掴みます。

友達との何気ない日常や、喧嘩したこと、共に笑いあった日々など、誰もが経験するであろう思い出が歌詞に綴られており、卒業生は自分の6年間と重ね合わせながら歌うことができるでしょう。切ないメロディーの中にも、未来へ向かう力強さが感じられるこの曲は、涙と希望に満ちた卒業式を感動的に締めくくってくれます。

 

定番の合唱曲は、どれも心に響く名曲ばかりですね。曲が作られた背景や歌詞の意味を知ると、子どもたちの気持ちにぴったりの一曲が選びやすくなりますよ。

 

卒業式で人気のJ-POPソング

最近では、子供たちが普段から親しんでいるJ-POPを卒業式で歌う学校も増えています。 親しみやすいメロディーと共感できる歌詞は、子供たちの気持ちをよりストレートに表現してくれます。ここでは、卒業式にぴったりのメッセージが込められた人気のJ-POP6曲をご紹介します。

3月9日(レミオロメン)

アーティストレミオロメン
作詞・作曲藤巻 亮太
発表年2004年
特徴元々は友人の結婚を祝う歌だが、卒業ソングとして絶大な人気を誇る。

レミオロメンの「3月9日」は、卒業ソングの定番として不動の人気を誇る一曲です。 もともとはメンバーの友人の結婚を祝うために作られた曲ですが、「新たな世界の入口に立ち」といった歌詞が卒業のイメージと重なり、多くの学校で歌われるようになりました。 穏やかで心温まるメロディーは、ピアノの伴奏とも相性が良く、合唱にもぴったりです。

瞳を閉じれば、友達と過ごした楽しい日々や、お世話になった先生の顔が浮かんでくるような、優しい歌詞が胸に響きます。卒業という門出を温かく、そして少し切なく彩ってくれるこの曲は、子供たちの心に深く残る思い出の一曲となるでしょう。

道(EXILE)

アーティストEXILE
作詞Shogo Kashida
作曲miwa furuse
発表年2007年
特徴卒業と旅立ちをテーマにしたバラード。MVも感動的。

EXILEの「道」は、旅立ちをテーマにした感動的なバラードで、卒業ソングとして非常に人気の高い曲です。 これまで歩んできた思い出の「道」と、これから進んでいく未来への「道」が描かれており、卒業という節目に立つ子供たちの心境に寄り添ってくれます。

「特別な時間をありがとう」という感謝のフレーズや、「離れても 愛しています」という仲間への想いを伝える歌詞は、卒業式のクライマックスを感動的に演出します。少し音域が高い部分もありますが、子供たちの真っ直ぐな歌声で歌い上げることで、保護者や先生方の胸を打つ、忘れられない一場面となるはずです。

YELL(いきものがかり)

アーティストいきものがかり
作詞・作曲水野 良樹
発表年2009年
特徴NHK全国学校音楽コンクール中学校の部の課題曲。別れと応援がテーマ。

いきものがかりの「YELL」は、NHK全国学校音楽コンクール中学校の部の課題曲として書き下ろされた楽曲で、卒業ソングの定番として広く親しまれています。 「サヨナラは悲しい言葉じゃない」という歌詞が象徴するように、別れを乗り越えてそれぞれの夢へと向かう仲間へ送る応援歌です。

前向きで力強いメッセージが込められており、卒業生が未来に向かって一歩踏み出す勇気を与えてくれます。壮大なサビのメロディーは合唱で歌うと一体感が生まれ、非常に感動的です。卒業していく生徒たち自身が歌うのはもちろん、在校生から卒業生へ贈る歌としてもふさわしい一曲と言えるでしょう。

正解(RADWIMPS)

アーティストRADWIMPS
作詞・作曲野田 洋次郎
発表年2018年
特徴1000人の18歳世代と共演した「18祭」で生まれた曲。合唱で歌われることも多い。

RADWIMPSの「正解」は、テレビ番組の企画「18祭」で1000人の18歳世代と共に作り上げられた、新しい形の卒業ソングです。これからの人生には決まった「正解」はないけれど、自分たちで答えを見つけていくんだという、力強いメッセージが込められています。

「あぁ 答えがある問いばかりを教わってきたよ」という歌詞は、これから未知の世界へ羽ばたいていく子供たちの心に深く響くでしょう。合唱で歌うことを前提に作られているため、パートごとのハーモニーが非常に美しく、卒業式という厳粛な場にふさわしい荘厳な雰囲気を作り出します。小学生には少し難しい部分もあるかもしれませんが、挑戦する価値のある感動的な一曲です。

カイト(嵐)

アーティスト
作詞・作曲米津 玄師
発表年2020年
特徴NHKの東京2020オリンピック・パラリンピック放送テーマソング。未来への希望を歌う。

が歌い、米津玄師が作詞作曲を手掛けた「カイト」は、未来へ向かう人々を応援する、希望に満ちた楽曲です。 オリンピックのテーマソングとして作られましたが、その普遍的なメッセージは卒業という新たな門出にもぴったりと合います。

どこまでも続く空を舞う凧(カイト)のように、子供たちにも自由に未来へ羽ばたいていってほしい、という願いを込めることができます。壮大で美しいメロディーは、卒業生の輝かしい未来を予感させ、聴く人の心を明るく照らしてくれるでしょう。比較的新しい曲ですが、そのメッセージ性と感動的な曲調から、これからの卒業ソングの新たな定番となる可能性を秘めた一曲です。

さくら(森山直太朗)

アーティスト森山直太朗
作詞森山直太朗、御徒町 凧
作曲森山直太朗
発表年2003年
特徴「独唱」のスタイルが印象的。日本の春と別れの情景が美しく描かれている。

森山直太朗の「さくら(独唱)」は、日本の春の情景と別れの切なさを美しく歌い上げた、卒業ソングの代表曲の一つです。 「僕らはきっと待ってる 君とまた会える日々を」という歌詞は、友達との再会を願い、離れ離れになっても絆は続いていくというメッセージを伝えてくれます。

美しいピアノの旋律と、少し切ないけれど温かいメロディーが、6年間の思い出を鮮やかによみがえらせるでしょう。合唱で歌われることも多く、子供たちの澄んだ歌声が重なり合うことで、歌詞の持つ情景がより一層際立ち、会場は感動に包まれます。桜が舞い散る季節に、新しい一歩を踏み出す卒業生たちの背中をそっと押してくれる名曲です。

 

子どもたちが普段から聴いているJ-POPは、歌詞に共感しやすく、練習にも熱が入りやすいのが嬉しいポイントです。合唱用にアレンジされた楽譜を探してみるのもおすすめですよ。

 

卒業ソングに関するよくある質問

卒業ソングを選ぶにあたり、先生方が抱える疑問は様々でしょう。「いつから練習を始めればいいのか」「最近はどんな曲が人気なのだろうか」といった、よくある質問にお答えします。これらの疑問を解消し、自信を持って卒業式の準備を進めていきましょう。

卒業ソングはいつから練習するのがベスト?

卒業ソングの練習を開始する最適な時期は、3学期が始まってすぐ、1月中旬から下旬頃が一般的です。 遅くとも2月の上旬には始めたいところでしょう。 卒業式本番までにおよそ2ヶ月から3ヶ月ほどの練習期間を確保することが理想的です。

この期間があれば、歌詞とメロディーを覚えることから始め、パート別の音取り、全体でのハーモニー調整、そして感情を込めて表現豊かに歌う段階まで、余裕を持って進めることができます。 特に二部合唱や三部合唱など、ハーモニーが重要な曲を選ぶ場合は、早めに練習を始めることが成功の鍵となります。子供たちの学習負担も考慮しつつ、音楽の授業時間や朝の会などを活用して、計画的に練習を進めていくことが大切です。

小学校の卒業式にぴったりの人気曲は?

小学校の卒業式には、時代を超えて歌い継がれる定番曲から、子供たちに人気のJ-POPまで、たくさんの素晴らしい曲があります。 この記事でご紹介した中でも、特に人気の高い曲は以下の通りです。

【定番の合唱曲】

  • 旅立ちの日に
  • 大切なもの
  • YELL(いきものがかり)

【人気のJ-POP】

  • 3月9日(レミオロメン)
  • 道(EXILE)
  • さくら(独唱)

これらの曲は、卒業というテーマにふさわしい歌詞と、小学生でも歌いやすいメロディーが特徴です。 「旅立ちの日に」は感動的な卒業式の定番であり、「3月9日」は温かい雰囲気を作り出します。 子供たちの希望や、学校の伝統なども考慮しながら、最適な一曲を選んでみてください。

最近の卒業ソングにはどんな特徴がある?

最近の卒業ソングの傾向として、いくつかの特徴が見られます。まず一つ目は、いきものがかりやRADWIMPS、嵐といった、子供たち自身が普段から聴いているアーティストの楽曲が積極的に選ばれている点です。 共感しやすい等身大の歌詞が、子供たちの心に響きやすいのでしょう。

二つ目の特徴は、歌詞のメッセージ性が多様化していることです。従来の「別れの寂しさ」や「友情」に加え、「未来への希望」や「自分らしさの肯定」といった、より前向きで力強いメッセージを持つ曲が人気を集めています。 例えば、RADWIMPSの「正解」は、答えのない未来へ踏み出す勇気を与えてくれる曲として注目されています。

最後に、J-POPの合唱アレンジが豊富になったことも大きな特徴と言えるでしょう。これにより、親しみやすいメロディーと合唱ならではの美しいハーモニーを両立させることが可能になりました。

 

卒業ソングの練習は、余裕をもって2~3ヶ月前から始めるのがおすすめです。最近はJ-POPの合唱アレンジも豊富なので、子どもたちの意見も聞きながら、楽しく歌える曲を選んでみてくださいね。

 

まとめ 小学校の卒業ソング選びで大切なこと

小学校の卒業ソング選びは、卒業式という特別な一日を演出する上で非常に重要な役割を担います。どの曲を選ぶかによって、式の雰囲気や子供たちの心に残る思い出は大きく変わるでしょう。この記事では、定番の合唱曲から最新のJ-POPまで、様々な人気の卒業ソングをご紹介してきました。

曲選びで最も大切なことは、卒業していく生徒たちの気持ちに寄り添うことです。6年間を共に過ごした仲間や先生、そして支えてくれた家族への「感謝」の気持ち、中学校という新しいステージへ向かう「希望」や「旅立ち」の思いを、歌に乗せて表現できる曲を選びましょう。

ぜひ、子供たちの意見も取り入れてみてください。自分たちで選んだ曲であれば、練習にもより一層熱が入るはずです。この記事が、先生方の曲選びの一助となり、生徒たちの歌声が輝く、涙と笑顔に満ちた最高の卒業式を創り上げることを心から願っています。

 

最高の卒業ソング選びの鍵は、子どもたちの気持ちに寄り添うことです。ぜひ、生徒さんと一緒に、6年間の思い出と未来への希望を歌に乗せられる、特別な一曲を見つけてくださいね。

 

 

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