地域イベントにおける
キービジュアル(ポスター)の重要性
今は、本当に便利な時代です。
スマホひとつあれば、
チラシもポスターも、
それっぽいものがすぐに作れてしまう。
テンプレートも充実していて、
誰でも「デザインっぽいもの」が作れる。
言い換えれば、
全員がクリエイターの時代です。
これは、とても良いことだと思っています。
ただ一方で、
少し気になっていることもあります。
見た目がいい=伝わる、ではない
テンプレートを使えば、
「きれいなデザイン」は簡単に作れます。
でもそれが、
イベントの趣旨を正しく伝えているかというと、
必ずしもそうとは限りません。
むしろ、
・情報が多すぎる
・何のイベントかわかりにくい
・誰向けなのか伝わらない
といったケースも少なくありません。
見た目はおしゃれなのに、
逆に分かりづらくしてしまっている。
これは、地域イベントでよく見かける現象です。
ポスターとチラシは、役割が違う
ここも、よく誤解されがちなポイントです。
ポスターとチラシは、
単に「大きさが違うもの」ではありません。
役割そのものが違う。
ポスターは
「一瞬で目を止めてもらうもの」。
チラシは
「手に取って、じっくり読んでもらうもの」。
だから、
チラシのデザインをそのまま拡大して
ポスターにしても、
本来の力は発揮できません。
今回のカラオケ大会のキービジュアル
今回のカラオケ大会のポスターでは、
いくつかのポイントを明確にしました。
・横丁らしさが伝わること
・誰でも参加できること
・参加する楽しさが想像できること
・昼間開催であること
・最低限のイベント情報だけを載せること
一目でわかる構成を最優先にしました。
結果として、
おかげさまで事前エントリーは132組。
ポスター1枚で、
イベントの空気感をどこまで伝えられるか。
ここは、かなり意識しました。
今回、チラシは作っていません
ちなみに今回のカラオケ大会では、
チラシは作成していません。
制作したのは
・B1ポスター:20枚
・B3ポスター:30枚
それだけです。
理由はシンプルで、
今回のイベントでは
「まず知ってもらう」「興味を持ってもらう」
ことが最優先だったからです。
チラシが向いているケースもある
もちろん、
チラシが不要だと言いたいわけではありません。
たとえば、
・マルシェなど出店者が多いイベント
・細かい内容や時間割を伝えたい場合
・拡散用として手渡ししたい場合
こうしたケースでは、
チラシの方が適していると思っています。
要は、
イベントの性質によって使い分けるという話です。
地域イベントは「口コミ」が強い
地域イベントで一番強いのは、
やはり口コミです。
「あのポスター見た?」
「なんか面白そうだよ」
この会話を生むためには、
まず目を惹くことが大事。
おしゃれなデザインが悪いわけではありません。
ただ、
おしゃれであることよりも先に、
伝わることが必要だと思っています。
集客は、予算と直結している
厳しい話ですが、
集客はそのままイベント予算につながります。
主催者は、
この現実から逃げることはできません。
だからこそ、
集客のひとつとして
・発信
・宣伝
・ポスターなどのキービジュアル
ここに、
きちんと予算をかけることをおすすめします。
キービジュアルは、スタッフをまとめる
もうひとつ。
しっかりしたキービジュアルがあると、
イベントスタッフの空気も変わります。
「このイベント、ちゃんとしてるよね」
「いいイベントに関わっている」
そんな共通認識が生まれ、
団結力が上がる。
キービジュアルは、
外に向けた看板であると同時に、
内側をまとめる旗でもあります。
次回は、
「ここが難題。イベントスタッフ問題」。
参加者が増え、
イベントがうまくいき始めたときにこそ、
必ず直面する壁です。
良い話だけではなく、
現実の話も、続けて書いていきます。
