地域イベントにとってのSNSとは?
バズることに、囚われていませんか?
地域イベントの告知において、
SNSは欠かせない存在になりました。
ただ最近、少し立ち止まって考えたいことがあります。
「バズること」そのものが目的になっていないか?
バズを追いかけるほど、告知はズレていく
よく見かけるのが、
・人気のあるアカウントの投稿に寄せる
・流行っている表現を真似する
・SNS集客講座で教わった型をそのまま使う
もちろん、学ぶこと自体は悪くありません。
ただその結果、
肝心のイベント内容が伝わらなくなっている
ケースも少なくないと感じています。
誰向けのイベントなのか
どこで、いつ、何をやるのか
それよりも
「バズりそうかどうか」が優先されてしまっていないか。
地域イベントの強みは、SNSの数字ではない
地域イベントの強みは、
SNS上のネットワークではありません。
地域の口コミネットワークです。
・知り合いが出るらしい
・駅前で何かやるみたい
・あの人が関わっているイベントだって
こうした情報は、
フォロワー数やいいねの数より、
ずっと強い力を持っています。
SNSは飽和している
今のSNSは、
完全に情報が飽和しています。
しかも一人ひとり、
自分に最適化された
「自分ナイズ」された世界。
その中で、
新しい地域イベントが
新規の人に届く確率は、正直かなり低い。
それよりも、
・同じ地域に住んでいる
・生活圏が重なっている
・実際に顔を合わせる機会がある
人に直接伝える方が、
拡散効率は圧倒的に高い。
イベントスタッフも、最強の告知メディア
ここで重要になるのが、
イベントスタッフや関係者の存在です。
スタッフが、
地域の人とリアルに会い、
イベントの話題を出す。
たとえば、
居酒屋のカウンターで隣に座った人に
「今度、駅前でカラオケ大会やるんですよ」と話す。
それだけで、
・初めて聞く情報
・信頼できる人からの話
・自分に向けて語られた情報
になります。
これは、
タイムラインを流れていくSNS投稿より、
ずっと記憶に残ります。
なぜ人は、地域イベントの話をするのか
人が地域イベントの話をする理由は、
とてもシンプルです。
・自分の生活圏の話だから
・知り合いが関わっているから
・誰かに教えたくなるから
「行ってきたよ」
「知り合いが出るんだって」
この会話は、
自分と相手の距離を縮めます。
だから、自然と話題になる。
SNSは「拡散」ではなく「信用」
今回のカラオケ大会のSNS告知は、
正直に言うと、
いいねの数は多くありません。
FMふくろうのフォロワー数も、
まだまだです。
それでも、
・準備段階から発信
・出来上がっていく過程を見せる
・投稿数はあえて多め
こうした発信を続けたことで、
大手メディアからのオファーもありました
(詳細はまだ未定ですが)。
SNSは、
拡散装置というより、
信用を積み重ねる場所だと感じています。
地域口コミでバズる、という考え方
地域イベントで目指したいのは、
SNSでバズること
ではなく、
地域で話題になること。
そのために必要なのは、
・参加したくなるイベント内容
・一目で伝わるキービジュアル
・人に話したくなる余白
おしゃれであることより、
伝わること。
SNSはあくまで補助。
主役は、リアルな会話です。
エンタメラボとしては、
これからも
「人が人に話したくなるイベント設計」
を大切にしていきます。
地域イベントの告知は、
画面の中だけで完結しない。
そこが、一番の面白さだと思っています。
