登場人物が多すぎて相関図が複雑すぎる…
主要な名家ごとの特徴や関係性を分かりやすく教えて!

 

「登場人物が多すぎて、誰が誰だか分からない……」

「顔と名前が一致しないまま、物語が進んでしまって混乱している」

世界中で社会現象を巻き起こした大ヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』。緻密なストーリーと壮大なスケールが魅力ですが、その複雑すぎる人間関係に頭を悩ませる視聴者は少なくありません。

次々と現れる新しいキャラクターや、変わりゆく勢力図に置いてきぼりになってしまっては、せっかくの面白さが半減してしまいます。

そこで本記事では、物語の中心となる主要な名家ごとの特徴や相関関係を、初心者にもわかりやすく徹底解説します。各家の重要人物や関係性を整理すれば、ドラマの理解度が格段に深まるはずです。

複雑な七王国の勢力争いをクリアにして、最高峰のエンターテインメントを存分に楽しみ尽くしましょう。

【この記事でわかること】

ゲームオブスローンズの相関図を主要な名家ごとに解説

 

物語の舞台となるウェスタロス大陸には、数多くの名家が存在し、「鉄の玉座」を巡って激しい争いを繰り広げています。

まずは、ストーリーの核となる主要な名家と、その相関関係を押さえておきましょう。それぞれの家には独自の文化や信念があり、それがキャラクターの行動原理にもなっています。

スターク家

物語の主人公的な立ち位置にあるのが、北部の広大な領地を治めるスターク家です。彼らは誠実で名誉を重んじますが、陰謀渦巻く王都の政治闘争に巻き込まれ、多くの悲劇に見舞われます。「冬来たる」という標語が示す通り、常に厳しい現実に備える姿勢が特徴です。

本拠地ウィンターフェル
標語(家訓)冬来たる (Winter Is Coming)
紋章氷原狼(ダイアウルフ)
主要人物エダード(父・当主)
キャトリン(母)
ロブ(長男)
サンサ(長女)
アリア(次女)
ブラン(次男)
リコン(三男)
ジョン・スノウ(落とし子)

当主のエダード(ネッド)は、王の手として都へ上がりますが、そこでの権力争いがスターク家の運命を大きく狂わせます。子供たちはそれぞれ異なる場所へ散り散りになりながらも、過酷な運命を生き抜いて成長していきます。

特にジョン・スノウの出生の秘密は、物語全体の最大の謎の一つとして描かれています。

ラニスター家

スターク家と対照的に描かれるのが、圧倒的な財力と権力を持つラニスター家です。「ラニスターは常に借りを返す」という言葉は、恩義だけでなく復讐も忘れないという意味を含んでいます。王家であるバラシオン家を背後から操り、ウェスタロスの政治を実質的に支配している一族です。

本拠地キャスタリー・ロック
標語(家訓)聞け、わが咆哮を! (Hear Me Roar!)
紋章黄金の獅子
主要人物タイウィン(父・当主)
サーセイ(長女・王妃)
ジェイミー(長男・騎士)
ティリオン(次男)

冷徹な策士である父タイウィンのもと、双子の姉弟であるサーセイとジェイミーは禁断の関係を持っています。一方で、小人症のため家族から疎まれているティリオンは、高い知性とユーモアを持ち、物語の中で重要な役割を果たします。彼らの複雑な親子関係や兄弟間の確執も見どころの一つです。

ターガリエン家

かつてドラゴンを操り、300年にわたりウェスタロスを統治していた旧王家です。ロバートの反乱によって王座を追われ、現在は狭い海の向こう側で再起を図っています。近親婚の風習があり、一族には狂気を宿す者が現れるとも言われています。

本拠地ドラゴンストーン(現在は追放中)
標語(家訓)炎と血 (Fire and Blood)
紋章三つ首のドラゴン
主要人物デナーリス(王女)
ヴィセーリス(兄)

生き残ったデナーリスは、政略結婚の道具として扱われますが、次第にカリスマ性を発揮し「ドラゴンの母」として覚醒します。ゼロから軍隊を築き上げ、鉄の玉座奪還を目指す彼女のサクセスストーリーは圧巻です。

バラシオン家

狂王エイリス・ターガリエンを倒し、現在の王座に就いているのがバラシオン家です。もともとは武勇に優れた家系ですが、統治能力や政治的な駆け引きにおいては一枚岩ではありません。王の死後、後継者争いが勃発し、五王の戦いへと発展するきっかけを作ります。

本拠地ストームズエンド
標語(家訓)氏神は復讐の女神 (Ours is the Fury)
紋章宝冠を被った雄鹿
主要人物ロバート(王)
スタニス(次弟)
レンリー(末弟)

豪快なロバート王、厳格で融通の利かないスタニス、人好きのするレンリーと、三兄弟の性格は全く異なります。ラニスター家の陰謀により、彼らの血統の正当性が問われることが物語の大きな転換点となります。

タイレル家

豊かな土壌と莫大な食料生産力を誇る、南部の大貴族です。ラニスター家に次ぐ資金力を持ち、巧みな外交と政略結婚で権力の中枢へと食い込んでいきます。表向きは優雅で華やかですが、裏ではしたたかな計算が働いています。

本拠地ハイガーデン
標語(家訓)我ら強大になる (Growing Strong)
紋章黄金の薔薇
主要人物マージェリー(長女)
ロラス(長男・花の騎士)
オレナ(祖母)

特に「茨の女王」と呼ばれる祖母オレナと、孫娘マージェリーの政治手腕は目を見張るものがあります。武力ではなく知略と魅力を武器に、王都での地位を確立しようとする姿勢が印象的です。

グレイジョイ家

鉄諸島を拠点とし、海賊行為や略奪を生業とする荒々しい一族です。独自の宗教と価値観を持ち、大陸の他の名家とは相容れない部分が多くあります。過去の反乱に失敗し、人質としてスターク家に預けられていたシオンの葛藤が描かれます。

本拠地パイク
標語(家訓)死者は死なず (What Is Dead May Never Die) ※宗教的言葉として多用
※家訓は「種は播かず (We Do Not Sow)」
紋章クラーケン
主要人物ベイロン(父・当主)
ヤーラ(長女)
シオン(長男)
ユーロン(叔父)

シオンはスターク家で兄弟同然に育ちますが、実家への帰還を機に自身のアイデンティティに悩み、過ちを犯します。姉のヤーラは男勝りの船長として活躍し、叔父ユーロンの登場により家督争いはさらに激化します。

タリー家

リヴァーランを本拠地とする名家で、スターク家の母キャトリンの実家にあたります。「一族、義務、名誉」を重んじ、スターク家とは強固な同盟関係にあります。戦乱の中で領地が戦場となりやすく、苦難の多い立場に置かれます。

本拠地リヴァーラン
標語(家訓)一族、義務、名誉 (Family, Duty, Honor)
紋章銀の鱒
主要人物ホスター(父・当主)
エドミュア(長男)
ブリンデン(叔父・ブラックフィッシュ)
ライサ(次女)

キャトリンの妹ライサはアリン家に嫁いでいますが、精神的に不安定な面があり、姉妹仲は複雑です。叔父のブリンデンは歴戦の勇士として、ロブ・スタークの軍を支える重要な役割を担います。

アリン家

難攻不落の要塞アイリー城(高巣城)を拠点とする名家です。当主ジョン・アリンの急死が物語の幕開けとなり、その死の真相を探ることが初期のサスペンス要素となっています。山々に囲まれた地形を利用し、他国の争いから距離を置こうとする傾向があります。

本拠地アイリー城(高巣城)
標語(家訓)高きこと名誉の如く (As High as Honor)
紋章月と鷹
主要人物ジョン(前当主・王の手)
ライサ(妻)
ロビン(長男)

幼い当主ロビンと、それを溺愛する母ライサの歪んだ親子関係が描かれます。リトルフィンガーことピーター・ベイリッシュが深く関与しており、彼の陰謀の舞台ともなる場所です。

マーテル家

ウェスタロスの最南端、ドーン地方を治める情熱的で誇り高い一族です。他の地域とは異なる文化や法律を持ち、女性の権利も比較的認められています。かつての反乱で姉エリアをラニスター家の配下に殺されたことから、深い恨みを抱いています。

本拠地サンスピア
標語(家訓)折れぬ、枉げぬ、挫けぬ (Unbowed, Unbent, Unbroken)
紋章槍に貫かれた太陽
主要人物ドーラン(兄・当主)
オベリン(弟)
エラリア(オベリンの愛人)

オベリン・マーテルはその武術と奔放な性格で人気のあるキャラクターですが、復讐のために王都へ乗り込みます。彼の行動がドーンと王都の緊張を一気に高め、物語に新たな火種を投下することになります。

ボルトン家

スターク家の旗主(家臣)でありながら、北部で古くからスターク家と対立してきた歴史を持つ家です。敵の皮を剥ぐという残虐な拷問の伝統を持ち、その冷酷さは群を抜いています。物語中盤以降、北部の情勢を大きく揺るがす最悪のヴィラン(悪役)として存在感を放ちます。

本拠地ドレッドフォート
標語(家訓)我らの刃は鋭い (Our Blades Are Sharp)
紋章皮剥ぎ男
主要人物ルース(父・当主)
ラムジー(落とし子)

特に落とし子のラムジー・スノウ(後にボルトン姓を得る)のサディスティックな行いは、視聴者に強烈なトラウマと怒りを与えました。スターク家から北部の支配権を奪おうと画策し、裏切りと恐怖で他者を支配します。

ナイツ・ウォッチ

名家ではありませんが、ウェスタロスの北の果てにある巨大な「壁」を守る重要な組織です。世俗との縁を切り、妻を持たず、土地を持たず、死ぬまで壁を守る誓いを立てた男たちで構成されています。罪人の流刑地としての側面もありますが、壁の向こうの脅威から人間界を守る盾としての誇りを持っています。

本拠地カースル・ブラック
役割壁の守備、野人やホワイトウォーカーの監視
主要人物ジオー・モーモント(総帥)
ジョン・スノウ
サムウェル・ターリー
エイモン(学匠)

ジョン・スノウはここで多くの仲間や敵と出会い、指導者としての資質を磨いていきます。真の敵である「死の軍団」との戦いはここから始まり、物語のクライマックスへと繋がっていくのです。

ゲームオブスローンズの相関図に関するよくある質問

ドラマを見始めると、あまりの情報量に疑問が次々と湧いてくるものです。ここでは、視聴者が特につまずきやすいポイントや、よくある疑問についてお答えします。事前に知っておくことで、挫折せずに完走できる可能性が高まります。

登場人物が多すぎて覚えられない場合の対処法は?

無理に全員を覚えようとせず、まずは「スターク家」と「ラニスター家」の主要人物だけを押さえましょう。この二つの家の対立が物語の軸になっているため、彼らの顔と名前が一致すれば話の大筋は理解できます。

また、視聴中に公式の相関図や、ファンサイトの家系図をスマホの手元に置いておくのもおすすめです。エピソードが進むにつれて自然と主要キャラクターは絞られていくので、序盤の混乱さえ乗り切れば大丈夫です。

シーズンごとに勢力図は大きく変わる?

はい、驚くほど劇的に変化します。『ゲーム・オブ・スローンズ』の最大の特徴は、主役級のキャラクターであっても容赦なく退場(死亡)することです。昨日の王者が今日の敗者になり、追放されていた者が権力を握るなど、予想を裏切る展開が続きます。

そのため、一度覚えた相関図もシーズンが変わればガラリと塗り替わることを覚悟しておきましょう。その変化の激しさこそが、このドラマの中毒性が高い理由でもあります。

ドラマと原作で人間関係の違いはある?

基本的な設定は同じですが、物語が進むにつれて差異が大きくなっていきます。特に後半のシーズンでは、原作にはないオリジナルの展開が多く、生存しているキャラクターや結婚相手が異なるケースもあります。

例えば、ドラマでは統合されているキャラクターが原作では別々の人物として描かれていることも珍しくありません。まずはドラマ版を楽しみ、さらに深く世界観を知りたくなったら原作小説『氷と炎の歌』に手を伸ばすのが良いでしょう。

ゲームオブスローンズの相関図まとめ

ここまで、ゲーム・オブ・スローンズの主要な名家と相関図について解説してきました。複雑に見える人間関係も、各家の「家訓」や「特徴」を知ることで、それぞれの行動原理が見えてきます。

最後に、記事の要点をまとめます。

  • スターク家とラニスター家の対立が物語の軸
  • ターガリエン家のデナーリスは別大陸から王座を狙う
  • 相関図はシーズンごとに劇的に変化する
  • 主要人物でも容赦なく退場するため油断は禁物

最初は覚えることが多くて大変かもしれませんが、人間関係を理解すればするほど、このドラマの深みにハマること間違いなしです。ぜひこの記事を参考に、ウェスタロスの壮大な歴史とドラマチックな運命の物語を楽しんでください。