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マーベル映画、たくさんあってどれから見ればいいの?おすすめの順番が知りたい!

 

「アイアンマン」や「アベンジャーズ」で知られるマーベル映画。ヒーローたちの活躍にワクワクしますよね!でも、「作品数が多すぎて、どの順番で見ればいいかわからない…」なんて悩んでいませんか?

壮大な物語だからこそ、キャラクターの関係性や伏線をしっかり理解して、面白さを最大限に味わいたいもの。実は視聴順はとても大切で、順番次第で感動が大きく変わることもあるんです。

この記事では、そんなあなたのために、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を120%楽しむためのおすすめ視聴順を徹底解説!定番の「公開順」から物語重視の「時系列順」まで、初心者にもファンにも役立つ情報をまとめました。あなたにぴったりの順番を見つけて、マーベルの世界を存分に満喫しましょう!

【この記事でわかること】

目次
  1. マーベル最新作「サンダーボルツ*」の見どころと公開前に観ておくべき作品
  2. マーベル映画を見るおすすめの順番
  3. マーベル映画とは?知っておきたい基礎知識
  4. マーベル映画一覧を公開順に紹介
  5. マーベル映画全作品のあらすじ【フェーズ別】
  6. マーベル映画が見れるおすすめ動画配信サービス
  7. マーベル映画の視聴順番についてよくある質問
  8. マーベル映画を見る順番まとめ

マーベル最新作「サンダーボルツ*」の見どころと公開前に観ておくべき作品

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の注目作、「サンダーボルツ*」が2025年5月2日(金)日米同時公開されます。

これまでのヒーロー像を覆す、個性的なキャラクターたちが集結する本作。彼らの活躍を最大限に楽しむためには、関連する過去作をチェックしておくのがおすすめです。

「サンダーボルツ*」では、バッキー・バーンズやイェレナ・ベロワといった面々がチームを組むと言われています。一癖も二癖もある彼らが、どのように協力し、どんな任務に挑むのか、その複雑な人間関係が見どころとなるでしょう。政府の思惑や、チームを率いる謎の人物ヴァレンティーナの動きにも注目です。

本作をより深く理解するために、以下のMCU作品を事前に観ておくことをおすすめします。キャラクターたちの背景や能力、関係性を知ることで、「サンダーボルツ*」での彼らの言動の意味がよりはっきりと分かるはずです

  • 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(バッキーの過去)
  • 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(ヒーロー分裂とバッキー)
  • 『アントマン&ワスプ』(ゴースト登場)
  • 『ブラック・ウィドウ』(イェレナ、タスクマスター達)
  • ドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』(バッキー、ウォーカー、ヴァル)
  • ドラマ『ホークアイ』(イェレナのその後)

これらの作品は、公開された順番に観ていくと、MCU全体の物語の流れやキャラクターの変化が掴みやすいでしょう。もちろん、気になるキャラクターが登場する作品を優先的に観るのも一つの手です。例えばイェレナに注目するなら『ブラック・ウィドウ』と『ホークアイ』、バッキーなら『キャプテン・アメリカ』シリーズといった具合です。

どの順番で観るにしても、これらの過去作に触れておくことで、「サンダーボルツ*」は単なる新作ではなく、壮大な物語の一部として、より一層楽しめること間違いなしです。ぜひ公開前にチェックして、万全の準備で「サンダーボルツ*」に臨みましょう。

マーベル映画を見るおすすめの順番

マーベル映画、特にMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の作品群は、その壮大な世界観と複雑に絡み合ったストーリーで多くのファンを魅了しています。しかし、作品数が多いため「どの順番で見ればいいの?」と悩んでしまう方も少なくありません。映画を最大限に楽しむためには、実は視聴順がとても大切なのです

公開された順番に見るべきか、物語の中での時系列に沿って見るべきか、あるいは好きなヒーローから追いかけるのが良いのか。それぞれの見方には異なる魅力とメリットがあります。この記事では、マーベル初心者の方から熱心なファンの方まで、誰もが自分に合った楽しみ方を見つけられるように、おすすめの視聴順を徹底解説します。あなたにとって最高のマーベル体験を見つける手助けができれば幸いです。

公開順にマーベル映画を見るメリット

マーベル映画を公開された順番に見ていく方法は、最もスタンダードであり、多くのファンに推奨されています。この見方の最大のメリットは、制作陣が意図した通りの順番で物語やキャラクターの登場、そして驚きを体験できる点にあります。特に、各作品の最後にあるポストクレジットシーンは、次の作品への伏線やサプライズが隠されていることが多く、公開順に見ることでその興奮をリアルタイムで追いかけるファンと同じように味わえるでしょう。

また、MCUという巨大なユニバースが、どのように構築され、広がっていったのかを制作側の視点と共に体感できます。新しいヒーローがどのように紹介され、既存のヒーローたちとどう関わっていくのか、その過程を順番に追うことで、より深くMCUの世界観を理解できるようになります。初めてマーベル作品に触れる方にとっては、この公開順が最も混乱なくスムーズに物語に入り込める方法と言えるかもしれません。

時系列順でストーリーを追うメリット

物語の出来事が起こった順番、つまり時系列に沿ってマーベル映画を視聴する方法も人気があります。この見方の大きなメリットは、キャラクターたちの過去や物語の歴史的背景をより深く理解できることです。例えば、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』は第二次世界大戦時代が舞台ですが、公開順では他の現代の物語の後に発表されました。時系列順で見れば、キャプテン・アメリカの誕生とその後のアベンジャーズへと繋がる物語の起点として、より自然に彼の物語を追うことができます。

ヒーローたちの成長や変化、そして各出来事の因果関係がより明確になるため、複雑なストーリーラインも整理しやすくなります。特に、複数の作品にまたがる伏線やキャラクターの関係性を重視したい方にとっては、時系列順で見ることで、より没入感のある視聴体験が得られるでしょう。物語の「なぜ?」を深く掘り下げたい、歴史の流れを追いたいという方におすすめの順番です。

好きなキャラクターの作品から見る方法

広大なマーベル・ユニバースには、魅力的なヒーローがたくさん登場します。「特定のキャラクターが大好き!」「まずは推しの活躍だけ見たい!」という方には、そのキャラクターが主役、あるいは重要人物として登場する作品から見始める方法もおすすめです。特定のヒーローの誕生秘話や成長、活躍に焦点を当てることで、より感情移入しやすく、そのキャラクターへの愛着も深まるでしょう。

全体像を把握するのは少し難しくなるかもしれませんが、まずは好きなキャラクターの物語を深く知ることで、マーベル作品への興味関心を高めるきっかけになります。そこから派生して、関連する他のキャラクターや作品へと視野を広げていくのも楽しい見方です。以下に、特に人気の高いキャラクターとその関連作品シリーズを紹介します。

スパイダーマンの映画シリーズ

親愛なる隣人、スパイダーマン。ピーター・パーカーのヒーローとしての成長と、高校生としての日常との間で揺れ動く姿が多くの共感を呼んでいます。MCUのスパイダーマンは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で初登場し、その後単独主演作が制作されました。彼の若さゆえの葛藤や、他のヒーローとの関係性が見どころです。

  • 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
  • 『スパイダーマン:ホームカミング』
  • 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
  • 『アベンジャーズ/エンドゲーム』
  • 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
  • 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』

キャプテン・アメリカの映画シリーズ

高潔な精神とリーダーシップを持つキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャース。彼の物語は第二次世界大戦から現代まで、MCUの根幹に関わる重要な出来事を描いています。国への忠誠、友情、そして正義とは何かを問い続ける彼の姿は、多くのファンの心を打ちます。彼の視点からMCUの歴史を追うのもおすすめです。

  • 『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
  • 『アベンジャーズ』
  • 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
  • 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
  • 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
  • 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
  • 『アベンジャーズ/エンドゲーム』

アイアンマンの映画シリーズ

MCUの始まりを告げたヒーロー、アイアンマンことトニー・スターク。天才的な頭脳と莫大な資産を持つ彼が、自ら開発したパワードスーツを装着して戦う姿は圧巻です。彼の自信家でありながらも、苦悩し成長していく人間味あふれるドラマが魅力。彼の物語は、MCU全体のトーンを決定づけたと言っても過言ではありません。

  • 『アイアンマン』
  • 『アイアンマン2』
  • 『アベンジャーズ』
  • 『アイアンマン3』
  • 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
  • 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
  • 『スパイダーマン:ホームカミング』
  • 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
  • 『アベンジャーズ/エンドゲーム』

ソーの映画シリーズ

アスガルドの雷神、ソー。神の力を持つ彼の物語は、地球だけでなく宇宙や神話の世界へと広がります。当初は傲慢な王子でしたが、地球での経験や多くの戦いを経て、真のヒーローへと成長していきます。豪快なアクションと、時にコミカルな一面、そして家族や仲間との絆のドラマが描かれます。

  • 『マイティ・ソー』
  • 『アベンジャーズ』
  • 『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
  • 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
  • 『マイティ・ソー バトルロイヤル』
  • 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
  • 『アベンジャーズ/エンドゲーム』
  • 『ソー:ラブ&サンダー』

ドクター・ストレンジの映画シリーズ

元天才外科医にして、魔術師としての力も持つドクター・ストレンジ。交通事故でキャリアを失った彼が、魔術と出会い、世界を守るために戦うことになります。時間を操る能力や、次元を超えた脅威との戦いは、MCUに新たな側面をもたらしました。彼の知性と魔術が、アベンジャーズにとっても重要な鍵となります。

  • 『ドクター・ストレンジ』
  • 『マイティ・ソー バトルロイヤル』(カメオ出演)
  • 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
  • 『アベンジャーズ/エンドゲーム』
  • 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
  • 『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』

アントマンの映画シリーズ

身体のサイズを縮小・拡大できる特殊なスーツをまとうアントマンことスコット・ラング。元々は泥棒でしたが、ひょんなことからヒーローとしての道を歩むことになります。量子世界という、MCUの物語において非常に重要な概念が登場するシリーズでもあります。コミカルな作風と、家族愛がテーマの心温まる物語が特徴です。

  • 『アントマン』
  • 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
  • 『アントマン&ワスプ』
  • 『アベンジャーズ/エンドゲーム』
  • 『アントマン&ワスプ:クアントマニア』

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの映画シリーズ

宇宙を舞台に活躍する、個性豊かなメンバーが集まったチーム、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー。リーダーのスター・ロードことピーター・クイルを中心に、はみ出し者たちが成り行きでチームを組み、銀河の危機を救います。ノリの良い音楽とユーモア、そして仲間との絆を描く、MCUの中でも独特の魅力を持つシリーズです。

  • 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
  • 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
  • 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
  • 『アベンジャーズ/エンドゲーム』
  • 『ソー:ラブ&サンダー』(一部メンバー登場)
  • 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル』
  • 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』

アベンジャーズシリーズだけを観る方法

「マーベル作品は気になるけど、全部見るのは時間が…」「ヒーローたちが集結する、一番盛り上がるところだけ見たい!」という方には、MCUのメインストリームである『アベンジャーズ』シリーズとその関連性の高い作品に絞って視聴する方法があります。この方法なら、比較的短時間でMCUの最も大きな出来事を把握し、ヒーローチームの壮大な戦いを堪能することができます

もちろん、各ヒーローの単独作品を見ていた方が、よりキャラクターへの理解や感情移入は深まります。しかし、まずはアベンジャーズの物語を中心に追うことで、MCUの醍醐味であるクロスオーバーの魅力を効率的に体験できるでしょう。この見方から始めて、気になったヒーローの単独作品を後から見てみる、という楽しみ方も可能です。

  • 『アベンジャーズ』
  • 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
  • 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(アベンジャーズ分裂のきっかけ)
  • 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
  • 『アベンジャーズ/エンドゲーム』

これらの作品を中心に視聴すれば、アイアンマンやキャプテン・アメリカといった主要ヒーローたちの関係性の変化や、宇宙規模の脅威との戦いという、MCUの核心となる物語を追うことができます。

マーベル映画とは?知っておきたい基礎知識

「マーベル映画ってたくさんあるけど、どれから見ればいいの?」「そもそもマーベルって何?」そんな疑問をお持ちではありませんか。マーベル映画は、アメコミ(アメリカン・コミックス)の出版社であるマーベル・コミックのキャラクターを原作とした実写映画シリーズのことです。

アイアンマンやキャプテン・アメリカ、スパイダーマンといった個性豊かなヒーローたちが、迫力満点のアクションと壮大なストーリーを繰り広げることで世界中のファンを魅了しています。これからマーベル映画の世界に飛び込むあなたへ、まずは知っておきたい基本的な知識を分かりやすく解説します。これを読めば、より深くマーベル映画を楽しめるようになるはずです。

マーベルとはどんな作品?

マーベルとは、もともとアメリカのコミック出版社「マーベル・コミック」が生み出したヒーローたちの総称です。アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルク、スパイダーマンなど、数多くの人気キャラクターがこのマーベル・コミックから誕生しました。

そして、これらの魅力的なキャラクターたちが活躍する物語を実写化したのがマーベル映画です。それぞれのヒーローが持つ特殊能力や葛藤、そしてヒーロー同士の関係性が深く描かれており、単なるアクション映画にとどまらない人間ドラマも大きな魅力となっています。子供から大人まで、幅広い世代に愛される壮大なエンターテイメント作品群、それがマーベル作品なのです。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の意味と特徴

マーベル映画の話をする上で絶対に欠かせないのが「MCU」という言葉です。これは「マーベル・シネマティック・ユニバース(Marvel Cinematic Universe)」の略称で、マーベル・スタジオが製作する映画シリーズ全体が、同じ一つの世界観を共有していることを意味します。

MCU最大の特徴は、各作品のストーリーや登場人物が互いに密接にリンクしている点です。例えば、アイアンマンの映画に出てきた出来事が、キャプテン・アメリカの映画にも影響を与えるといった具合です。そのため、公開された順番や物語の中での時系列に沿って見ていくことで、個々の作品だけでなく、MCUという壮大な物語全体の深みや面白さをより一層感じることができます。この繋がりこそが、MCUを他の映画シリーズとは一線を画す特別な存在にしているのです。

アベンジャーズシリーズとは?

アベンジャーズシリーズは、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の中でも特に重要な位置を占める作品群です。アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルクといった、それまで個別の作品で活躍してきたヒーローたちが集結し、地球や宇宙の脅威に立ち向かう姿を描いています

いわば「ヒーロー版オールスター映画」であり、MCUの物語における大きな節目となる出来事が描かれることが多いのが特徴です。各ヒーローの単独映画はアベンジャーズに繋がる伏線が張られていたり、逆にアベンジャーズでの出来事がその後の単独映画に影響を与えたりと、相互に深く関連しています。そのため、MCUの全体像を理解し、物語を最大限に楽しむためには、アベンジャーズシリーズの視聴が欠かせません。

マーベル映画のフェーズ・サーガについて解説

膨大な数の作品が存在するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)を理解する上で、「フェーズ」と「サーガ」という区切りを知っておくと非常に便利です

MCUの物語は、いくつかの「フェーズ」と呼ばれる章に分けられています。各フェーズは特定のテーマや方向性を持っており、複数の映画やドラマシリーズで構成されています。そして、いくつかのフェーズをまとめた大きな物語の区切りが「サーガ」と呼ばれます。

例えば、MCUの最初の3つのフェーズは「インフィニティ・サーガ」と総称され、強力な敵サノスとの戦いを軸にした壮大な物語が描かれました。このようにフェーズやサーガで区切って考えることで、MCU全体の流れを把握しやすくなり、どの作品から見始めるか、どの順番で見るかの計画を立てる上でも役立ちます。

マーベル映画一覧を公開順に紹介

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)は、数多くのヒーローが活躍する壮大な物語ですよね。作品数が多く、どれから見れば良いのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

特に、映画を最大限楽しみたいと考えているあなたは、視聴する順番にこだわりたいはずです。様々な視聴順がありますが、初めての方や物語の流れをしっかり追いたい方には「公開順」での視聴がおすすめです。

公開順で見ることで、制作陣が意図したサプライズや伏線をリアルタイムで体験でき、キャラクターたちの登場や成長を自然な流れで追うことができます。

この見出しでは、MCUの全映画作品を「公開順」にまとめたリストをご紹介します。このリストを参考に、壮大なマーベルの世界への冒険を始めましょう。

インフィニティ・サーガの作品一覧

まずは、MCUの物語の第一章にあたる「インフィニティ・サーガ」の作品一覧です。このサーガは、アベンジャーズの結成から、宇宙全体を揺るがす強大な敵サノスとの最終決戦までを描いています。

フェーズ1からフェーズ3までの全23作品で構成されており、各ヒーローの誕生や、彼らが集結していく過程が丁寧に描かれています。

以下の表で、公開された順番に作品を確認してみましょう。この順番で見ていくことで、各作品間の繋がりや伏線がより深く理解できるはずです。お気に入りのヒーローを見つけながら、壮大な物語の始まりを体験してください。

フェーズ公開年 (日本)作品名
フェーズ12008年アイアンマン
2008年インクレディブル・ハルク
2010年アイアンマン2
2011年マイティ・ソー
2011年キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
2012年アベンジャーズ
フェーズ22013年アイアンマン3
2014年マイティ・ソー/ダーク・ワールド
2014年キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
2014年ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
2015年アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
2015年アントマン
フェーズ32016年シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
2017年ドクター・ストレンジ
2017年ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
2017年スパイダーマン:ホームカミング
2017年マイティ・ソー バトルロイヤル
2018年ブラックパンサー
2018年アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
2018年アントマン&ワスプ
2019年キャプテン・マーベル
2019年アベンジャーズ/エンドゲーム
2019年スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

マルチバース・サーガの作品一覧

「インフィニティ・サーガ」の壮大な物語が完結し、次なる章として幕を開けたのが「マルチバース・サーガ」です。このサーガでは、その名の通り「マルチバース(多元宇宙)」が重要なテーマとなり、これまで以上に複雑で広大な物語が展開されています。

フェーズ4から始まり、現在も進行中のこのサーガでは、新たなヒーローの登場や、既存ヒーローたちのその後が描かれます。インフィニティ・サーガで起こった出来事が、新たな物語にどのように影響していくのかも見どころの一つです。

以下の表で、マルチバース・サーガの作品を公開順に確認し、MCUの新たな展開を追いかけていきましょう。最新作までのリストなので、これからの視聴計画に役立ててください。

フェーズ公開年 (日本)作品名
フェーズ42021年ブラック・ウィドウ
2021年シャン・チー/テン・リングスの伝説
2021年エターナルズ
2022年スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
2022年ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
2022年ソー:ラブ&サンダー
2022年ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー
フェーズ52023年アントマン&ワスプ:クアントマニア
2023年ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3
2023年マーベルズ
2024年デッドプール&ウルヴァリン
2025年キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド
2025年サンダーボルツ*
公開日未定ブレイド
フェーズ62025年7月25日日米公開予定ファンタスティック・フォー
2026年5月1日全米公開予定アベンジャーズ ドゥームズデイ
2027年5月7日全米公開予定アベンジャーズ シークレット・ウォーズ

マーベル映画全作品のあらすじ【フェーズ別】

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の壮大な物語は、複数の「フェーズ」と呼ばれる区切りで構成されています。それぞれのフェーズで物語が展開し、ヒーローたちが集結していく様子が描かれています。

ここでは、各フェーズごとに主要な映画作品のあらすじを簡単にご紹介します。どの作品から見ればいいか迷っている方も、これを読めば物語の大きな流れを掴むことができるでしょう。さあ、MCUの世界への旅を始めましょう。

フェーズ1の映画作品

フェーズ1は、MCUの基盤を築いた6つの作品で構成されています。アイアンマンの誕生から、アベンジャーズの結成まで、ヒーローたちのオリジンストーリーと、彼らが初めて集結するまでを描いた重要な時期です。

ここでの出来事が、後のフェーズへと繋がる伏線となっています。それぞれの作品が独立した面白さを持ちながら、大きな物語の一部として機能している点に注目してご覧ください。それでは、各作品のあらすじを順番に見ていきましょう。

アイアンマン(2008年)

巨大軍事企業の社長であり、天才発明家でもあるトニー・スターク。彼は自社兵器のデモンストレーションのため訪れたアフガニスタンでテロリストに襲われ、胸部に致命的な傷を負いながら拉致されてしまいます。

捕虜となったトニーは、敵の要求するミサイル開発を拒否し、限られた資源の中で、自身の生命維持装置と強力なパワードスーツを開発します。

このスーツを使って脱出に成功したトニーは、自社の兵器が悪用されている現実を知り、その償いのため、そして世界を守るために「アイアンマン」となることを決意します。この作品は、MCU全体の幕開けを飾る記念碑的な作品であり、トニー・スタークという魅力的なキャラクターの誕生を描いています。

インクレディブル・ハルク(2008年)

科学者ブルース・バナーは、実験中の事故により大量のガンマ線を浴びてしまいます。その結果、怒りを感じると緑色の巨人「ハルク」へと変身する特異体質になってしまいました。

自身の力を制御できず、破壊を引き起こしてしまうことに苦悩するブルース。彼は治療法を求め、軍の追跡を逃れながら世界中を放浪します。

しかし、彼の力を軍事利用しようとするロス将軍や、ハルクと同等の力を持つ怪人アボミネーションとの戦いに巻き込まれていきます。苦悩するヒーロー、ハルクのオリジンストーリーであり、『アイアンマン』とは異なるダークな雰囲気が特徴です。MCUの広がりを感じさせる作品となっています。

アイアンマン2(2010年)

アイアンマンであることを世界に公表したトニー・スターク。彼はその圧倒的な技術力で世界の平和維持に貢献しようとしますが、アメリカ政府からはスーツの引き渡しを要求されます。

さらに、スターク家に恨みを持つ謎の男イワン・ヴァンコが、自身で開発したアーク・リアクター技術を用いた武器でトニーの前に現れます。自身の生命維持装置であるアーク・リアクターのパラジウムがもたらす中毒症状にも苦しむ中、トニーは新たな脅威と自身の問題に立ち向かわなければなりません。

国際的なスパイ組織S.H.I.E.L.D.や、後のアベンジャーズメンバーとなるキャラクターも登場し、物語の繋がりを強く感じさせる一作です。

マイティ・ソー(2011年)

神々の国アスガルドの王オーディンの息子、ソー。彼は強大な力を持つ戦士ですが、傲慢で好戦的な性格が原因で父の怒りを買い、地球へと追放されてしまいます。

力を失ったソーは、地球で天文学者のジェーン・フォスターらと出会い、人間性や謙虚さを学んでいきます。一方、アスガルドではソーの弟ロキが王位を狙い陰謀を巡らせていました。

ソーは真のヒーローとして覚醒し、地球とアスガルド、二つの世界を守るために立ち上がることができるのでしょうか。神話の世界と現代の地球が交差する、壮大なスケールの物語が展開されます。

キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年)

第二次世界大戦下のアメリカ。病弱だが強い愛国心と正義感を持つ青年スティーブ・ロジャースは、軍の極秘計画「スーパーソルジャー計画」の被験者に志願します。

実験は成功し、彼は超人的な身体能力を持つ「キャプテン・アメリカ」へと生まれ変わります。ナチスの極秘科学部門ヒドラを率いる宿敵レッドスカルの野望を阻止するため、キャプテン・アメリカは仲間たちと共に戦場へと向かいます。

高潔な精神を持つヒーローの誕生と、彼の悲劇的な運命を描いた作品です。MCUの時系列において重要な過去の物語であり、後のアベンジャーズへと繋がる伏線が多く散りばめられています。

アベンジャーズ(2012年)

地球侵略を企む邪神ロキと、彼が率いる異星人の軍隊によって、世界は未曾有の危機に直面します。国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.の長官ニック・フューリーは、この脅威に対抗するため、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルクといった最強のヒーローたちを集結させる「アベンジャーズ計画」を実行に移します。

しかし、それぞれ異なる個性と過去を持つヒーローたちは、なかなかチームとしてまとまることができません。果たして彼らは、意見の対立や葛藤を乗り越え、地球を救うことができるのでしょうか。

MCUフェーズ1の集大成であり、ヒーローたちが初めて集結する興奮と感動が詰まった、まさに「お祭り」のような作品です。

フェーズ2の映画作品

フェーズ2は、『アイアンマン3』から始まり、『アントマン』で締めくくられます。このフェーズでは、『アベンジャーズ』の戦いを経て、ヒーローたちがそれぞれのトラウマや課題と向き合う姿が描かれます。

また、宇宙を舞台にした新たなヒーローチーム「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」が登場し、MCUの世界観が大きく広がりました。そして、アベンジャーズは新たな脅威「ウルトロン」と対峙することになります。個々の物語と、それらがどのように繋がっていくのかに注目して見ていきましょう。

アイアンマン3(2013年)

『アベンジャーズ』での死闘の末、トニー・スタークはPTSDに苦しんでいました。不眠と悪夢に悩まされ、次々と新型スーツ開発に没頭します。そんな中、謎のテロリスト「マンダリン」が世界を恐怖に陥れます。親友がテロに巻き込まれたことで、トニーはマンダリンに宣戦布告しますが、自宅を襲撃され全てを失ってしまいます。

スーツもエネルギーも失い孤独な状況で、マンダリンの背後に潜む陰謀と対峙します。果たしてトニーはトラウマを乗り越え、アイアンマンとして、そして一人の人間として再起できるのでしょうか。ヒーローの苦悩と成長を描く物語です。

マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年)

『アベンジャーズ』の後、ソーは九つの世界の秩序回復に努めていました。一方、地球では天文物理学者のジェーンが、ロンドンで発生した重力異常を調査中に、宇宙の太古の力「エーテル」に寄生されてしまいます。エーテルは、宇宙を闇に変えようと企むダーク・エルフの指導者マレキスが狙うものでした。

エーテルの覚醒を知ったマレキスはアスガルドに侵攻。ジェーンの命は危険に晒されます。ジェーンを救うため、ソーは宿敵であり弟でもあるロキに協力を求めます。兄弟の複雑な関係性と、宇宙の存亡をかけた戦いが描かれます。

キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年)

現代に蘇ったキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースは、S.H.I.E.L.D.のエージェントとして活動していました。しかし、組織が進める「インサイト計画」に疑問を抱く中、長官ニック・フューリーが襲撃されます。フューリーから「誰も信じるな」とUSBメモリを託されたスティーブは、組織から追われる身となります。

ブラック・ウィドウやファルコンと共に、S.H.I.E.L.D.内部の陰謀を探るスティーブ。そこに立ちはだかる暗殺者ウィンター・ソルジャーの正体は、スティーブにとって衝撃的なものでした。信頼と裏切りが交錯するスパイ・スリラーです。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年)

幼い頃に地球から誘拐されたピーター・クイル(スター・ロード)は、宇宙のお宝を探すトレジャーハンター。ある惑星で強力な力を持つ「オーブ」を手に入れたことから、銀河征服を企むロナンに追われることになります。逃走中、彼は訳ありのメンバー、ガモーラ、ドラックス、ロケット、グルートと出会います。

最初は反発し合うも、共通の目的のため、個性的な面々は、銀河の危機を救うため「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を結成します。ユーモアとアクション満載のスペースオペラです。

アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン(2015年)

アベンジャーズはヒドラからロキの杖を奪還。しかし、トニーは戦いの中で仲間を失う幻覚を見せられ、平和維持プログラム「ウルトロン計画」を秘密裏に進めます。ブルース・バナーの協力で完成した人工知能ウルトロンは「人類こそ平和への脅威」と判断し暴走を開始。

アイアンマン軍団を乗っ取り、人類滅亡を企むウルトロンに対し、アベンジャーズは再び集結。強化人間ワンダとピエトロ、そして新たな仲間ヴィジョンも登場し、チーム内の亀裂も描かれながら、壮絶な戦いが繰り広げられます。

アントマン(2015年)

元泥棒のスコット・ラングは、娘のために更生を誓うも仕事が見つからず、再び盗みに入ります。しかし、忍び込んだ邸宅で見つけたのは現金ではなく、奇妙なスーツでした。それは天才科学者ハンク・ピムが開発した、体を縮小できるアントマン・スーツだったのです。

ピム博士は、自身の技術を悪用しようとする弟子ダレン・クロスを止めるため、スコットに協力を依頼。スコットは娘のため、ヒーロー「アントマン」になることを決意し訓練に励みます。ユニークな能力とユーモアあふれるアクションが魅力です。

フェーズ3の映画作品

フェーズ3は、アベンジャーズの内部分裂から始まり、宇宙最強の敵サノスとの最終決戦、そしてその後の世界を描く、まさにMCUの集大成とも言えるフェーズです。

多くのヒーローが登場し、物語はクライマックスへと向かっていきます。映画ファンなら見逃せない作品ばかりです。

シビル・ウォー キャプテン・アメリカ(2016年)

ヒーローたちの活動を国連の管理下に置く「ソコヴィア協定」を巡り、アベンジャーズの意見が対立します。キャプテン・アメリカはヒーローの自由を主張し、アイアンマンは管理の必要性を訴えます。かつての仲間たちが二つのチームに分かれ、互いの信念をかけて激突することになります。

この作品では、友情と正義の間で揺れるヒーローたちの苦悩が深く描かれています。また、スパイダーマンとブラックパンサーがMCUに初登場する重要な作品でもあります。アベンジャーズが分裂するという衝撃的な展開は、その後のMCU全体に大きな影響を与えました。

ドクター・ストレンジ(2016年)

天才的な外科医スティーヴン・ストレンジは、不慮の事故で両手の機能を失ってしまいます。失意の中、彼はあらゆる治療法を探し求め、神秘的な魔術の世界へと足を踏み入れることになります。カマー・タージで修行を積み、やがて至高の魔術師ソーサラー・スプリームとして覚醒していく物語です。

この作品によって、MCUの世界に「魔術」という新たな要素が加わりました。時間や空間を操る魔術の映像表現は圧巻で、これまでのMCU作品とは一線を画す独特の世界観が魅力です。ドクター・ストレンジは、今後のアベンジャーズにおいて重要な役割を担うことになります。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス(2017年)

ノリとユーモアで銀河を守る、おなじみのならず者チーム「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」。本作では、リーダーであるピーター・クイル(スター・ロード)の出生の秘密が明かされます。自身の父親を名乗る謎の男エゴと出会い、ピーターは自身のルーツを探ることになります。

前作同様、笑いと感動、そして最高の音楽が詰まった作品です。宇宙を舞台にした壮大な物語でありながら、テーマは「家族の絆」。血の繋がりだけではない、仲間との強い結びつきが描かれています。ガーディアンズらしい、心温まるストーリーを楽しめます。

スパイダーマン ホームカミング(2017年)

「シビル・ウォー」でアベンジャーズの内戦に参加した高校生ピーター・パーカー。憧れのトニー・スターク(アイアンマン)から貰った特製スーツを身にまとい、地元ニューヨークでヒーロー活動に励みます。しかし、まだ未熟な彼は失敗を繰り返しながら、真のヒーローへと成長していくことになります。

本作は、若きスパイダーマンの悩みや葛藤を等身大に描いた青春ヒーロー物語です。アイアンマンとの師弟関係や、友人との学園生活など、これまでのヒーロー像とは違う魅力があります。ヴィランのバルチャーとの戦いを通して、ピーターが大きな責任に目覚めていく姿が見どころです。

マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年)

アスガルドの王子ソーは、復讐に燃える姉ヘラの圧倒的な力の前に敗れ、遠く離れた惑星サカールへ飛ばされてしまいます。そこでは、かつての盟友ハルクが格闘チャンピオンとして君臨していました。ソーはアスガルドを救うため、ハルクや新たな仲間たちとチームを組み、ヘラとの最終決戦「ラグナロク」に挑みます。

これまでのシリアスな雰囲気から一転、ユーモアあふれる作品に仕上がっています。ソーとハルクの掛け合いや、個性的な新キャラクターたちが物語を盛り上げます。惑星サカールの奇妙でカラフルな世界観も魅力的です。後の「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」に繋がる重要な展開も含まれています。

ブラックパンサー(2018年)

アフリカの超文明国家ワカンダ。若き国王ティ・チャラは、父の死後、国王とヒーロー「ブラックパンサー」という二つの使命を受け継ぎます。しかし、ワカンダの秘密を狙う敵や、王位を脅かす挑戦者が現れ、彼は国と民を守るために立ち上がります。

本作は、アフリカの文化や伝統を取り入れた独創的な世界観が大きな魅力です。ヒーロー映画でありながら、社会的なメッセージ性も込められています。ティ・チャラの葛藤や成長、そしてワカンダという国の在り方を深く描いた、MCUの中でも特に重要な作品の一つと言えるでしょう。

アベンジャーズ インフィニティ・ウォー(2018年)

宇宙最強の力を持つ6つのインフィニティ・ストーン。その全てを手に入れ、全宇宙の生命の半分を消し去ろうと企む最凶の敵サノスがついに動き出します。アベンジャーズとガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは、全宇宙の命運を懸けてサノスに立ち向かいますが、その圧倒的な力の前にヒーローたちは次々と倒れていきます。

これまでのMCU全作品の集大成とも言える本作は、まさに衝撃の連続です。多くのヒーローが集結する壮大なスケールと、絶望的な状況下での戦いが描かれます。誰も予想しなかった衝撃の結末は、続編「エンドゲーム」への期待を最高潮に高めました。

アントマン&ワスプ(2018年)

「シビル・ウォー」での戦いの結果、自宅軟禁状態にあるスコット・ラング(アントマン)。そんな彼の前に、かつての仲間であるホープ・ヴァン・ダイン(ワスプ)とハンク・ピム博士が現れます。彼らは、量子の世界に閉じ込められた初代ワスプを救い出すため、スコットに協力を求めます。

「インフィニティ・ウォー」の緊迫感とは対照的に、本作はコミカルで明るい雰囲気が特徴です。しかし、物語の鍵となる「量子の世界」は、「アベンジャーズ/エンドゲーム」において非常に重要な役割を果たします。アントマンとワスプの息の合ったコンビネーションも見どころの一つです。

キャプテン・マーベル(2019年)

1995年、記憶を失った女性ヴァースは、クリー帝国のエリート特殊部隊「スターフォース」の一員として活躍していました。しかし、任務中に敵であるスクラル人の襲撃を受け、地球に不時着してしまいます。そこで若き日のニック・フューリーと出会い、自身の過去と驚くべき力の秘密を知ることになります。

本作は、MCU最強とも言われるヒーロー、キャプテン・マーベルの誕生を描く物語です。90年代のカルチャーが随所に散りばめられているのも魅力。アベンジャーズ結成のきっかけや、ニック・フューリーが眼帯をする理由など、MCUの重要な過去が明かされます。

アベンジャーズ エンドゲーム(2019年)

サノスによって全宇宙の生命の半分が消し去られた世界。残されたアベンジャーズのメンバーたちは、失われた仲間たちを取り戻し、宇宙に平和を取り戻すため、最後の戦いに挑みます。それは、過去を変えるという壮大な作戦でした。

「インフィニティ・サーガ」の感動的な完結編です。これまでのMCU作品で描かれてきた全ての物語が、この作品に集約されます。ヒーローたちの決意と犠牲、そして仲間との絆が描かれ、観る者の心を揺さぶります。MCUの歴史に残る、まさに伝説的な作品と言えるでしょう。

スパイダーマン ファー・フロム・ホーム(2019年)

「エンドゲーム」後の世界。ピーター・パーカーは、夏休みに友人たちとヨーロッパ旅行へ出かけます。しかし、そこでニック・フューリーと出会い、新たな脅威「エレメンタルズ」との戦いに巻き込まれてしまいます。偉大な師であるトニー・スタークを失ったピーターは、その喪失感を乗り越え、真のヒーローとして覚醒できるのでしょうか。

本作は、「インフィニティ・サーガ」の最終章であり、フェーズ3の締めくくりとなる作品です。ポスト・エンドゲームの世界で、人々がどのように変化に適応しているかが描かれます。新たなヒーロー(?)ミステリオの登場や、衝撃的なラストシーンも見逃せません。

フェーズ4の映画作品

フェーズ4は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界を描き、新たな物語とキャラクターが次々と登場する重要な段階です。失われたヒーローたちの喪失感を抱えながらも、世界は前進を続けます。

個々のヒーローの深掘りや、これまで語られなかった過去、そして多元宇宙(マルチバース)という新たな概念が導入され、MCUの世界観はさらに拡大していきます。ここでは、フェーズ4の各映画作品を詳しく見ていきましょう。

ブラック・ウィドウ(2021年)

アベンジャーズの初期メンバーでありながら、これまで単独映画がなかったブラック・ウィドウ、ナターシャ・ロマノフの過去が明かされる作品です。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の出来事の後、アベンジャーズから離れたナターシャが自身の過去と向き合うことになります。

彼女が「レッドルーム」と呼ばれるスパイ養成機関で訓練を受けていた時代の「疑似家族」との再会や、レッドルームの恐るべき陰謀との対決が描かれます。スパイアクションとしての面白さはもちろん、ナターシャの人間性や苦悩、そして彼女がヒーローとして歩むことを決意した背景が深く掘り下げられています

他のアベンジャーズメンバーが登場しない独立したストーリーでありながら、MCU全体の時間軸の中でも重要な位置づけを持つ一作です。

シャン・チー テン・リングスの伝説(2021年)

MCUに新たな風を吹き込む、アジア系スーパーヒーロー、シャン・チーの誕生を描いた物語です。サンフランシスコで平凡なホテルマンとして暮らしていたシャン・チー。しかし、彼には伝説的な犯罪組織「テン・リングス」のリーダーである父から受け継いだ、封印していた過去がありました。

父が持つ神秘的な腕輪「テン・リングス」を巡る争いに巻き込まれ、シャン・チーは自身の宿命と向き合うことになります。親友ケイティとの軽快なやり取りや、息をのむようなカンフーアクションが見どころです。特にバスでの戦闘シーンは圧巻の一言。

神秘的な力や伝説の生き物なども登場し、これまでのMCU作品とは一味違う、オリエンタルな雰囲気も魅力です。新たなヒーローの活躍に胸が躍る、アクションエンターテイメント作品と言えるでしょう。

エターナルズ(2021年)

数千年もの間、地球と人類を陰から見守り続けてきた不死の種族「エターナルズ」の物語です。彼らは宇宙の創造主であるセレスティアルズによって遣わされ、人類を捕食する邪悪な種族「ディヴィアンツ」から守るという使命を帯びていました。

しかし、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の後、新たな脅威が出現し、永い時を経てエターナルズは再び集結することになります。個性豊かな10人のエターナルズたちが、それぞれの能力や葛藤、そして人類に対する想いを抱えながら戦いに臨みます。

壮大な宇宙の歴史や、人類史の裏側で起きていた出来事が描かれ、MCUの世界観を大きく広げる作品です。アカデミー賞受賞監督クロエ・ジャオによる美しい映像と、ヒーローたちの深いドラマ性が融合した、ユニークな一作となっています。

スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム(2022年)

前作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の衝撃的なラストで、スパイダーマンの正体がピーター・パーカーであることが世界中に暴露されてしまった後の物語です。ピーターは人々の記憶から自分がスパイダーマンであることを消すため、ドクター・ストレンジに協力を求めますが、呪文の失敗によりマルチバースの扉が開いてしまいます。

その結果、過去の『スパイダーマン』シリーズに登場したヴィランたちが、次々とピーターのユニバースに現れてしまうのです。グリーン・ゴブリン、ドクター・オクトパス、エレクトロといった強敵たちとの激しい戦いが繰り広げられます。

ピーターは彼らを元の世界に戻そうと奮闘しますが、それは大きな代償を伴う選択でした。シリーズの集大成とも言える展開と、ファンにはたまらないサプライズが満載の、感動と興奮に満ちた作品です。

ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス(2022年)

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で開いてしまったマルチバースの扉が、さらなる混乱と脅威をもたらす物語です。元天才外科医にして最強の魔術師ドクター・ストレンジは、マルチバースを行き来できる能力を持つ少女アメリカ・チャベスと出会います。

彼女を狙う脅威から守るため、ストレンジはアベンジャーズ最強とも言われるワンダ・マキシモフ(スカーレット・ウィッチ)に助けを求めますが、事態は予想外の方向へと進んでいきます。様々なユニバースを巡る壮大な冒険と、サム・ライミ監督(初代『スパイダーマン』三部作)ならではのホラーテイストな演出が特徴です。

MCUにおけるマルチバースの概念をさらに深掘りし、今後の展開にも大きく関わってくる重要な作品と言えるでしょう。驚きのカメオ出演も見逃せません。

ソー ラブ・アンド・サンダー(2022年)

『アベンジャーズ/エンドゲーム』の後、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと共に宇宙を旅していたソーの新たな物語です。神々のせん滅をもくろむ恐るべき敵「神殺しのゴア」が現れ、ソーは再び戦いに身を投じることになります。

そんな彼の前に、元恋人ジェーン・フォスターが、ソーのハンマー「ムジョルニア」を手にし、「マイティ・ソー」として現れます。予想外の再会を果たした二人は、ヴァルキリーやコーグと共にゴアの脅威に立ち向かうことになります。

タイカ・ワイティティ監督(『マイティ・ソー バトルロイヤル』)が再びメガホンを取り、ロックでポップな音楽と共に、ユーモアとアクション、そして愛や喪失といった感動的なテーマが描かれます。神々の世界や宇宙を舞台にした、壮大で破天荒なコズミック・アドベンチャーが楽しめます。

ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー(2022年)

偉大な国王であり、ヒーロー「ブラックパンサー」でもあったティ・チャラを失ったワカンダ王国の物語です。国全体が悲しみに沈む中、ワカンダは新たな脅威に直面します。それは、神秘的な海の帝国「タロカン」とその指導者ネイモアの出現でした。

ワカンダは、愛する国王を失った喪失感を乗り越え、国を守るために立ち上がらなければなりません。ティ・チャラの妹シュリを中心に、オコエやナキア、ラモンダ女王たちが、それぞれの想いを胸に戦いに挑みます。そして、ワカンダの未来を託される新たなブラックパンサーが誕生します

故チャドウィック・ボーズマンへの追悼の意が込められた、感動的で力強い作品です。文化や伝統、そして継承というテーマが深く描かれています。

フェーズ5の映画作品

フェーズ5は、フェーズ4で提示された多元宇宙(マルチバース)の脅威がより具体的に描かれる重要な局面です。「マルチバース・サーガ」の中核を成すこのフェーズでは、新たな強敵の登場や、既存ヒーローたちの世代交代、そして予想外のチームアップなどが描かれます。

これまでの物語を踏まえつつ、さらにスケールアップした展開が待っています。各作品がどのように繋がり、サーガ全体にどう影響していくのか、その一つ一つが見逃せません。映画好きのあなたなら、この複雑に絡み合う物語の糸を解き明かす面白さを存分に味わえるはずです。

アントマン&ワスプ クアントマニア(2023年)

フェーズ5の幕開けを飾る本作では、アントマンことスコット・ラングとワスプことホープ・ヴァン・ダインが、量子世界へと引きずり込まれるところから物語が始まります。スコットの娘キャシーが開発した装置が原因で、彼らだけでなく、初代アントマン&ワスプであるハンク・ピムとジャネット・ヴァン・ダインも一緒に量子世界へ。

そこは、時間や空間の概念が通用しない、奇妙で危険な未知の世界でした。彼らはそこで、マルチバース全体を脅かす恐るべき存在、「征服者カーン」と対峙することになります。カーンは時間を操る能力を持ち、その圧倒的な力はアベンジャーズにとっても大きな脅威となるでしょう。家族の絆と、想像を超えた世界の冒険が描かれる、マルチバース・サーガの重要な一作です。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3(2023年)

銀河のならず者チーム、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの冒険がついに完結を迎えます。本作の中心となるのは、毒舌なアライグマ、ロケットの知られざる過去です。ロケットがなぜ今の姿になったのか、その悲しい秘密が明らかにされるとともに、彼の命を狙う新たな敵が登場します。

ピーター・クイルをはじめとするガーディアンズのメンバーたちは、仲間を救うため、そして宇宙の平和を守るために、再び危険なミッションに挑みます。笑いあり、涙あり、そして感動的な別れが描かれる本作は、シリーズの集大成にふさわしい作品と言えるでしょう。ジェームズ・ガン監督がMCUで最後に手掛ける作品としても注目されました。

マーベルズ(2023年)

『キャプテン・マーベル』の続編にあたる本作では、3人の女性ヒーローが予想外の形でチームを結成します。宇宙最強のヒーロー、キャプテン・マーベル(キャロル・ダンヴァース)、彼女に憧れる高校生ヒーロー、ミズ・マーベル(カマラ・カーン)、そしてキャロルの旧友の娘であり、自身も特殊能力を持つモニカ・ランボー。

この3人は、ある出来事をきっかけに、それぞれの能力を使うたびにお互いの場所が入れ替わってしまうという奇妙な現象に見舞われます。力をコントロールできない状況の中、彼女たちは協力して宇宙規模の新たな脅威に立ち向かわなければなりません。タイプの違う3人がどのように連携し、成長していくのかが見どころです。MCUの未来を示唆する重要な要素も含まれています。

デッドプール&ウルヴァリン(2024年)

多くのファンが待ち望んだ、「俺ちゃん」ことデッドプールが遂にMCUの世界へ本格参戦を果たした作品です。本作最大の目玉は、なんと言ってもヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンが衝撃的なカムバックを遂げたことでしょう。引退を撤回し、再び爪を構える姿は世界中のファンを熱狂させました。

物語にはドラマ『ロキ』シリーズでお馴染みのTVA(時間変異取締局)も関与し、マルチバースを股にかけた大騒動が繰り広げられます。デッドプールらしい過激でユーモラスなR指定アクションと、お家芸である第四の壁を超えたメタ発言は健在。多くのサプライズやカメオ出演も盛り込まれ、マルチバース・サーガの中でも異彩を放つ、お祭り騒ぎのような一作となっています。

キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(2025年)

ドラマシリーズ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』を経て、サム・ウィルソンが正式にキャプテン・アメリカの盾と称号を受け継いだ後の物語が描かれます。長年ファルコンとして活躍してきたサムが、星条旗の盾を背負う重圧と向き合いながら、新たなキャプテン・アメリカとして世界が直面する脅威に立ち向かいます。

本作では、過去作からサディアス・“サンダーボルト”・ロス(今回はハリソン・フォードが演じる)がアメリカ大統領として登場し、政治的な要素が物語の軸となっています。サムは分断された現代社会においてヒーローとしての在り方を示し、リーダーとして成長する姿が高く評価されました。新しい時代のキャプテン・アメリカの活躍にご期待ください。

サンダーボルツ*(2025年)

アベンジャーズとは一線を画す、アンチヒーローやヴィランたちで構成されたチーム「サンダーボルツ」がついにMCUに登場します。『ブラック・ウィドウ』のエレーナ・ベロワ、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』のバッキー・バーンズ(ウィンター・ソルジャー)、U.S.エージェント、『アントマン&ワスプ』のゴースト、『ブラック・ウィドウ』のタスクマスター、そして彼らを率いるヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ伯爵夫人といった、これまでの作品に登場した個性的なキャラクターたちが集結。

政府の指令を受けて危険な任務に挑むとされる彼らが、どのような活躍(あるいは暗躍)を見せるのか、非常に興味深い作品です。正義だけではない、ダークな側面を持つヒーローチームの物語に注目です。

ブレイド(公開日未定)

過去にウェズリー・スナイプス主演で映画化されたこともある、マーベルコミックの人気キャラクター「ブレイド」が、MCUの世界でリブートされます。人間とヴァンパイアの混血として生まれ、吸血鬼を狩る宿命を背負ったデイウォーカー、ブレイド。アカデミー賞俳優のマハーシャラ・アリが新たにブレイド役を務めることでも大きな話題となっています。

『エターナルズ』のポストクレジットシーンでその声だけが先行登場しており、MCUへの本格参戦が待たれていました。本作では、MCUの世界に存在するダークでオカルト的な側面が描かれると予想されており、これまでのMCU作品とは一味違った、ホラーテイストの強いアクション作品になる可能性があります。新たなヒーローの誕生に期待しましょう。

フェーズ6の映画作品

フェーズ6は、「マルチバース・サーガ」の壮大な締めくくりとなるフェーズです。フェーズ4、5で複雑に絡み合った多元宇宙の物語が、ここで一つの大きなクライマックスを迎えることになります。

アイアンマンやキャプテン・アメリカといった初期ヒーローが去った後、新たなヒーローたちがどのように集結し、かつてない脅威に立ち向かうのか。これまでの伏線がどのように回収され、そして未来のMCUへと繋がっていくのか、ファンならずとも注目すべき作品群がラインナップされています。期待される作品の一部を詳しく見ていきましょう。

ファンタスティック・フォー(2025年7月25日公開予定)

ついに、マーベル最古のヒーローチーム「ファンタスティック・フォー」がMCUに合流します。リード・リッチャーズ、スー・ストーム、ジョニー・ストーム、ベン・グリムの4人が、宇宙線を浴びたことで超能力を得て活躍する物語です。

過去にも映画化されていますが、MCU版ではどのような設定で、他のヒーローたちとどう関わっていくのか、大きな注目が集まっています。メンバーそれぞれの個性的な能力はもちろん、家族としての絆や、科学者であるリードがMCUのテクノロジーや多元宇宙にどう影響を与えるのかも見どころです。

新たなヴィランの登場や、既存キャラクターとの意外な共演も期待されます。

アベンジャーズ ドゥームズデイ(2026年5月1日公開予定)

『アベンジャーズ ドゥームズデイ』では、ドクター・ドゥームが主要ヴィランとして登場することが公式に発表されています。

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』やドラマ『ロキ』でその恐ろしさの片鱗を見せたカーンが、多元宇宙全体を支配しようと動き出す一方で、ドクター・ドゥームの陰謀も見逃せません。インフィニティ・サーガにおけるサノスのように、複数の作品をまたいで描かれてきた脅威との総力戦が予想されています。

ヒーローたちは、異なるユニバースの脅威にどう立ち向かうのでしょうか。新たなアベンジャーズのメンバー構成や、リーダーシップを誰が執るのかも焦点となります。壮大なスケールでの戦いは必至でしょう。

アベンジャーズ シークレット・ウォーズ(2027年5月7日公開予定)

「マルチバース・サーガ」全体の完結編として位置づけられているのが、この『アベンジャーズ シークレット・ウォーズ』です。

原作コミックでは、異なるユニバースのヒーローやヴィランたちが「バトルワールド」と呼ばれる場所に集められ、壮絶な戦いを繰り広げるという、非常にスケールの大きな物語が描かれました。MCU版でも、これまでに登場した様々な世界のキャラクターたちが集結し、多元宇宙の存亡をかけた最終決戦に挑むと予想されています。

どのヒーローが登場するのか、そして物語がどのように締めくくられるのか、MCU史上最大級のイベントになることは間違いありません。ファンのあらゆる予想を超える展開が待っているかもしれません。

マーベル映画が見れるおすすめ動画配信サービス

マーベル作品、特にMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画やドラマは数が多く、どの順番で見るか悩む方も多いですよね。そして、それらの作品をどこで視聴できるのかも重要なポイントです。

現在、多くの動画配信サービスがありますが、マーベル作品の配信状況はサービスごとに異なります。見放題で楽しめる作品が多いサービスもあれば、レンタルや購入が必要な場合もあります。また、オリジナルドラマなど、特定のサービスでしか見られない作品も存在します。

ここでは、マーベル映画を楽しむためにおすすめの動画配信サービスをいくつかご紹介します。それぞれの特徴やメリットを比較して、あなたにぴったりのサービスを見つける手助けができれば幸いです。自分に合ったサービスを選んで、壮大なマーベルの世界を存分に楽しみましょう。

Disney+(ディズニープラス)のメリット・特徴

マーベル作品を思う存分楽しみたいなら、Disney+(ディズニープラス)は絶対に外せない選択肢です。なぜなら、MCUの映画作品はもちろん、Disney+でしか見られないオリジナルドラマシリーズまで、圧倒的なラインナップを誇っているからです。「アイアンマン」から最新作まで、主要なMCU映画のほとんどが見放題なのは大きな魅力と言えるでしょう。

さらに、「ワンダヴィジョン」や「ロキ」といったオリジナルドラマは、映画本編のストーリーを補完し、より深くマーベルの世界を理解するために必見です。これらのドラマは、今後のMCU作品にも繋がる重要な要素を含んでいることが多いです。

月額料金も比較的安価で、マーベル以外にもディズニー、ピクサー、スター・ウォーズ、ナショナルジオグラフィック、スターの豊富なコンテンツを楽しめる点も嬉しいポイントです。高画質・高音質での視聴やダウンロード機能にも対応しており、快適な視聴環境が整っています。

主な配信作品MCU映画ほぼ全作
Disney+オリジナルドラマシリーズ多数
月額料金(税込)スタンダードプラン: 1,140円
プレミアムプラン: 1,520円
無料お試し期間なし (※提携サービス経由で特典がある場合あり)
画質/音質最大4K UHD/HDR
ドルビーアトモス対応 (プレミアム)
ダウンロード機能
同時視聴スタンダード: 2台
プレミアム: 4台
運営会社ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
こんな人におすすめマーベルをとことん楽しみたい
オリジナルドラマも見たい
ディズニー作品も好き

TSUTAYA DISCASのメリット・特徴

動画配信サービスが主流となる中でも、TSUTAYA DISCASは根強い人気を持つDVD/Blu-rayの宅配レンタルサービスです。最大のメリットは、配信では扱っていない可能性のある旧作や、権利関係で配信が見送られがちなスピンオフ作品などもレンタルできる可能性がある点です。特に、ソニー・ピクチャーズ製作のスパイダーマン関連作品など、一部のマーベル映画は他の配信サービスでは見放題対象外となっていることがあります。

TSUTAYA DISCASなら、そうした作品も月額プランの範囲内でレンタル可能です。「定額レンタル8」プランなら、月に8枚まで新作・準新作をレンタルでき、旧作は借り放題なのが魅力です。

ネットで予約すれば自宅にディスクが届き、見終わったらポストに返却するだけという手軽さもポイントでしょう。配信サービスでは見つからない作品を探している方や、物理的なディスクで手元に置いておきたい方におすすめです。

サービス形態DVD/Blu-ray 宅配レンタル
月額料金(税込)2,200円(定額レンタル8ダブル)
レンタル可能枚数 (定額レンタルダブル)月8枚まで
無料お試し期間30日間 (定額レンタル8ダブル)
取り扱い作品DVD/Blu-ray化されているほぼ全ての作品
運営会社カルチュア・エンタテインメント株式会社
こんな人におすすめ配信されていない作品も見たい
DVD/Blu-rayでレンタルしたい
旧作をたくさん見たい

U-NEXTでマーベル映画を見るメリット

U-NEXTは、見放題作品数が国内トップクラスを誇る動画配信サービスです。映画、ドラマ、アニメなど幅広いジャンルを網羅しており、マーベル作品も一部見放題で配信されています。ただし、Disney+と比較すると見放題対象のマーベル映画は限られる傾向にあります。比較的新しい作品や一部の作品は、ポイントを利用したレンタル視聴となることが多いです。

U-NEXTの大きなメリットは、毎月1,200円分のポイントが付与される点です(月額プランの場合)。このポイントを使えば、最新のレンタル作品や電子書籍の購入などに充てることができます。つまり、見放題対象外のマーベル最新作なども、追加料金なしで実質的に視聴できるチャンスがあるのです。

また、31日間の無料トライアル期間があり、その間にも600円分のポイントが付与されるため、サービスの使用感や見たい作品があるか気軽に試すことができます。

見放題作品数32万本以上
マーベル作品一部見放題、多くはレンタル (ポイント利用可)
月額料金(税込)2,189円
無料お試し期間31日間
付与ポイント毎月1,200ポイント (無料期間中は600ポイント)
ダウンロード機能
同時視聴4台まで (同一作品は不可)
運営会社株式会社U-NEXT
こんな人におすすめ幅広いジャンルの作品を見たい
毎月付与されるポイントを活用したい
無料期間で試したい

Amazonプライムビデオの特徴と注意点

Amazonプライムビデオは、Amazonプライム会員の特典の一つとして利用できる動画配信サービスです。月額600円(または年額5,900円)という手頃な価格で、動画視聴だけでなく、Amazonでの送料無料やお急ぎ便無料、Prime Music、Prime Readingなどの多様なサービスが受けられるのが最大の魅力です。

マーベル作品に関しては、一部の映画やアニメが見放題対象に含まれることもありますが、時期によって変動があり、多くのMCU作品はレンタルまたは購入(別料金)となるケースが多いです。特に最新作や人気作は、見放題の対象外であることが一般的です。

そのため、マーベル作品を網羅的に見たいという目的だけであれば、他のサービスの方が適しているかもしれません。しかし、すでにプライム会員である方や、他のプライム特典も活用したい方にとっては、追加料金なしで楽しめる作品があるのはメリットと言えるでしょう。利用する際は、見たいマーベル作品が見放題対象か、それともレンタル・購入が必要かを事前に確認することが重要です。

作品数非公開
マーベル作品一部見放題、多くはレンタル/購入
月額料金(税込)600円 (または年額5,900円)
学生料金 (Prime Student)月額300円 (または年額2,950円)
無料お試し期間30日間 (学生は6ヶ月間)
ダウンロード機能
同時視聴3台まで (同一作品は2台まで)
運営会社Amazon.com Inc.
こんな人におすすめすでにプライム会員
他のプライム特典も利用したい
料金を抑えたい

Huluでのマーベル映画配信状況

Huluは、国内外のドラマや映画、アニメ、バラエティなど、多彩なコンテンツを提供する動画配信サービスです。特に日本テレビ系のドラマやバラエティの見逃し配信に強いのが特徴です。

マーベル作品については、過去には一部の映画やドラマシリーズ(例:「エージェント・オブ・シールド」など)を配信していましたが、Disney+のサービス開始以降、MCU関連作品の配信は減少傾向にあります。2025年現在、Huluで見放題視聴できるMCU映画はほとんどありません。一部の作品が期間限定で配信されたり、レンタル(都度課金)で視聴可能になったりすることはありますが、網羅的に楽しむのは難しい状況です。

ただし、マーベル原作のアニメシリーズや、ソニー・ピクチャーズ製作のスパイダーマン関連アニメなどは配信されている場合があります。Huluの利用を検討する場合は、マーベル作品目当てというよりは、他のドラマや映画、アニメ、特に日テレ系コンテンツを楽しみたいという目的が主となるでしょう。

見放題作品数14万本以上
マーベル作品MCU映画はほぼ配信なし、一部アニメ等あり
月額料金(税込)1,026円
無料お試し期間なし (※キャンペーン等で実施される場合あり)
ダウンロード機能
同時視聴4台
運営会社HJホールディングス株式会社
こんな人におすすめ日テレ系ドラマ・バラエティが好き
海外ドラマをよく見る
マーベル以外の作品も幅広く見たい

マーベル映画の視聴順番についてよくある質問

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の世界は広大で、数多くのヒーローたちが活躍する物語が複雑に絡み合っています。「どの順番で見れば一番楽しめるの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。

特に初めてマーベル作品に触れる方にとっては、どこから手をつければ良いか迷ってしまいますよね。また、熱心なファンの方でも、改めて最適な視聴順を考えたいと思うことがあるかもしれません。

ここでは、マーベル映画の視聴順番に関するよくある質問にお答えし、あなたのマーベル体験がより豊かになるためのヒントをお伝えします。

初めてマーベルを見る人におすすめの順番は?

マーベル映画を初めてご覧になる方には、ずばり「公開順」で視聴することをおすすめします。なぜなら、公開順は制作側が意図した物語の展開やサプライズを、最も自然な形で体験できる順番だからです。キャラクターの登場や伏線の回収などが、公開された順番通りに進むため、物語の流れをスムーズに理解できます。

例えば、後の作品で重要になる要素が、初期の作品のエンドクレジット後のおまけ映像で示唆されることもあります。時系列順で見ると、こうした制作側の意図した演出を見逃してしまう可能性も。まずは公開順に沿って、アイアンマンから始まる壮大な物語を追いかけていくのが、初心者にとって最も分かりやすく、興奮を味わえる方法と言えるでしょう。

公開順と時系列順、どちらで見るのが正解?

マーベル映画の視聴順番としてよく比較されるのが「公開順」と「時系列順」ですが、どちらが絶対的な正解というわけではありません。それぞれにメリットがあり、どちらを選ぶかはあなたの好みや目的次第です

公開順は、先ほど述べたように制作側の意図した流れで物語を楽しめるのが最大の魅力です。一方、時系列順は、MCUの世界で起こった出来事を年代順に追体験できるため、物語の背景やキャラクターの関係性をより深く理解したい方におすすめです。

例えば、『キャプテン・マーベル』は公開順では後の方ですが、時系列では初期の物語となります。どちらの順番にも良さがあるので、ご自身の興味に合わせて選んでみてください。一度公開順で見た後に、時系列順で見返してみるのも面白いかもしれませんね。

映画を全部見る必要はある?一部作品だけでも楽しめる?

MCUの全作品を視聴するのは、確かに時間も労力もかかります。「全部見ないと楽しめないのでは?」と不安に思うかもしれませんが、そんなことはありません。もちろん、全作品を見ることで物語の繋がりや伏線を完全に理解でき、より深く楽しむことはできます。

しかし、MCUは個々の作品やシリーズ単体でも十分に魅力的な物語が描かれています。例えば、「アイアンマン」シリーズだけ、「キャプテン・アメリカ」シリーズだけ、あるいは「アベンジャーズ」シリーズだけを追いかけるという楽しみ方も可能です。

気になるヒーローや、評価の高い作品からピックアップして見てみるのも良いでしょう。まずは気軽に、興味を持った作品からマーベルの世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。きっと、あなたのお気に入りのヒーローや物語が見つかるはずです。

マーベル映画を見る順番まとめ

マーベル映画の視聴順番について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。初めての方には、制作側の意図した流れを体験できる「公開順」がおすすめです。物語の背景を深く知りたい方は「時系列順」を試してみるのも良いでしょう。どちらの順番にもそれぞれの魅力があります。

また、必ずしも全作品を視聴する必要はなく、気になるヒーローやシリーズから楽しむことも可能です。最も大切なのは、あなた自身がマーベルの世界を楽しむことです

この記事を参考に、自分に合った視聴スタイルを見つけて、壮大なMCUの世界を存分に満喫してください。さあ、どのヒーローから会いに行きますか?

 

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