以前、「戦うステージが違うと疲れる」という話を書きました。

商業的に進むのか。
個性を追求するのか。

どちらが正解という話ではなく、
自分が目指す場所を見失わないことが大切だという内容でした。

今回は、その続きです。


AIが優秀すぎる時代になった

最近、AIを日常的に使っている人なら感じていると思います。

AIは本当に優秀です。

文章を書いてくれる。

企画を考えてくれる。

相談にも乗ってくれる。

アイデア出しもできる。

しかも24時間対応。


そして何より、

話していて嫌な気持ちになりにくい。

ここが大きいと思っています。


AIは、

・怒らない
・不機嫌にならない
・マウントを取らない
・余計な一言を言わない

ように設計されています。

もちろん完璧ではありませんが、

少なくとも利用者が不快になりにくいように言葉を選んでいます。


だから気付くと、

「また相談しよう」

となる。


仕事を頼みたくなる。

話を聞いてもらいたくなる。

そして利用回数が増える。


これはある意味、

AIがユーザーに気に入られる努力をしている状態とも言えます。


人間はどうだろう?

ここで少し考えてみます。

もしAIがここまで便利になった時、

人間に求められる価値は何でしょうか?


知識だけならAIが持っています。

事務作業もAIができます。

文章もAIが作ります。

企画書も作ります。


では人間は何で勝負するのか。


私は、

「人間力」

の重要性が今後さらに上がると思っています。


AIに負ける人、負けない人

例えば、

いつも不機嫌な人。

愚痴ばかりの人。

否定から入る人。

約束を守らない人。

嘘をつく人。


もし同じ仕事を頼むなら、

そういう人よりAIの方が気楽です。


AIは文句を言わない。

機嫌も悪くならない。

こちらの話を最後まで聞いてくれる。


そう考えると、

今まで許されていたことが、
許されなくなる可能性があります。


逆に、

明るい人。

元気な人。

誠実な人。

約束を守る人。

一緒にいて楽しい人。


そういう人の価値は、
むしろ上がると思います。


人気者がさらに強くなる時代

もちろん昔からそうでした。

人気者は強い。

人が集まる人は強い。


でもAI時代は、

その傾向がさらに強くなる気がしています。


なぜなら、

「普通の仕事」はAIが代替していくからです。


すると最終的に残るのは、

「この人と仕事がしたい」

「この人を応援したい」

「この人と一緒にいたい」

という感情になります。


つまり、

能力競争だけではなく、

好かれる力

がより重要になる。


イベントも同じ

実はこれはイベントも同じです。


同じようなステージ。

同じような出店。

同じような企画。


それでも人が集まるイベントと、
そうでないイベントがあります。


違いは何か。


「誰がやっているのか」

だったりします。


地域のために頑張っている。

いつも笑顔で動いている。

困った時に助けてくれる。


そんな人の周りには、

自然と人が集まります。


協力者も集まる。

スポンサーも集まる。

出演者も集まる。


イベントの成功は、
企画力だけでは説明できません。


主催者の人間力が、
そのままイベントに反映されることも多いのです。


発信力ではなく「魅力の発信」

最近はSNSのノウハウがたくさんあります。

フォロワーを増やす方法。

バズる方法。

再生回数を伸ばす方法。


もちろん大切です。

でも本当に大切なのは、

発信のテクニックではなく、

発信したくなる魅力を持っているか

なのかもしれません。


人は情報ではなく、
人についていくことがあります。


だからこれからは、

企画力を磨くことも大事。

AIを使いこなすことも大事。


でもそれ以上に、

人として魅力を磨くことが、
大きな武器になる気がしています。


最後に

AIはこれからもっと進化します。

きっと今より優秀になります。


でも、

人を感動させたり、

勇気づけたり、

応援したくなったり、

一緒に頑張りたくなったり。


そういう感情の部分は、
まだまだ人間の大きな価値です。


だから私は最近、

能力だけを追いかけるのではなく、

「この人と一緒にいたい」

と思われる人間になることが、

これからの時代の大切な戦略なのではないかと感じています。


そして最後に、少し意地悪な質問です。

あなたは、AIに能力で勝てますか?

おそらく多くの人は難しいでしょう。

では、

あなたは、AIに“人としての魅力”で勝てますか?

これからの時代、本当に問われるのはそちらなのかもしれません。