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ロード・オブ・ザ・リングシリーズ、ホビットやドラマも含めてどの順番で見るのがベストなの? あらすじやどこで観られるかも知りたい!

 

「ロード・オブ・ザ・リング」――ファンタジー映画の金字塔として、今なお世界中の人々を魅了し続ける壮大な物語。その魅力に惹かれ、「いざ観てみよう!」と思ったものの、「あれ?映画が何本もある…」「ホビットっていうのも関係あるの?」「最近ドラマも始まったって聞いたけど…」と、作品数の多さとシリーズの広がりに、どこから手をつければ良いのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

壮大な「中つ国」の歴史を最高の形で体験するには、どの順番で観るのがベストなのでしょうか?

ご安心ください!この記事は、そんなあなたのための「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ完全視聴ガイドです。初心者の方にも分かりやすい定番の「公開順」から、物語の歴史を深く追体験できる「時系列順」、さらには最新ドラマやアニメまで網羅した究極の順番まで、あなたにぴったりの視聴ルートを徹底解説します。

さらに、各映画・関連作品の詳しいあらすじや見どころ、気になる視聴時間、そして「Amazonプライムビデオ」「U-NEXT」「Hulu」といった主要動画配信サービスでの視聴方法まで、知りたい情報をすべて詰め込みました。原作小説との違いや、ファンなら気になる豆知識もご紹介します。

この記事を読めば、もう視聴順で迷うことはありません。さあ、壮大な「中つ国」への扉を開き、忘れられない冒険の旅へと出発しましょう!

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目次
  1. 映画ロードオブザリングシリーズの視聴におすすめの順番
  2. ロードオブザリングシリーズの映画と関連作品一覧 概要
  3. ロードオブザリングシリーズを視聴できる動画配信サービス
  4. ロードオブザリングの順番に関するよくある質問
  5. ロードオブザリングシリーズを見る順番のまとめ

映画ロードオブザリングシリーズの視聴におすすめの順番

J.R.R.トールキンの原作小説を基に、ピーター・ジャクソン監督が映像化した「ロード・オブ・ザ・リング」と「ホビット」の映画シリーズ。その壮大な世界観と感動的な物語は、世代を超えて愛されています。

しかし、シリーズを初めて観る方や、久しぶりに観返す方にとって、どの順番で視聴するのが最も楽しめるのかは悩ましい問題です。

ここでは、代表的な3つの視聴順と、それぞれのメリット・デメリットを詳しくご紹介します。ご自身の好みや知識レベルに合わせて、最適なルートを選んでみてください。

初心者にも分かりやすい公開順での視聴

シリーズ初心者の方、あるいは複雑なことを考えずにまずは物語を楽しみたいという方には、映画が実際に公開された順番で視聴するのが**最もシンプルで分かりやすく、一番のおすすめです。** この順番なら、作り手が意図したであろう物語の提示順に沿って、自然に世界観や登場人物を理解していくことができます。

公開順は以下の通りです。

  1. ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間 (2001年公開)
  2. ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 (2002年公開)
  3. ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 (2003年公開)
  4. ホビット 思いがけない冒険 (2012年公開)
  5. ホビット 竜に奪われた王国 (2013年公開)
  6. ホビット 決戦のゆくえ (2014年公開)

メリット:

  • 物語の導入が自然: まず「ロード・オブ・ザ・リング」で中つ国の壮大な危機と英雄たちの活躍を描き、その感動を体験した上で、過去の物語である「ホビット」に進むため、物語への没入感がスムーズです。
  • ネタバレの回避: 「ホビット」は「ロード・オブ・ザ・リング」の前日譚ですが、映画化は後なので、「ロード・オブ・ザ・リング」のキャラクターの過去や、「一つの指輪」に関する情報が「ホビット」内で示唆されることがあります。公開順なら、これらの情報を新鮮な驚きと共に受け止められます。
  • 制作意図の尊重: 監督や制作陣が観客に提示したかった順番であり、特殊効果(VFX)の進化なども公開順に追うことができます。

デメリット:

  • 時間軸の逆転: 途中で物語の時代が過去(ホビット)に遡るため、時間軸が気になる方は少し混乱するかもしれません。

まずは「ロード・オブ・ザ・リング」三部作で、フロドたちの壮絶な旅と中つ国の命運をかけた戦いを存分に味わいましょう。

その感動が冷めやらぬうちに、時代を遡ってビルボの冒険と「一つの指輪」との出会いを描く「ホビット」三部作を観ることで、二つの物語の繋がりや伏線に気づき、より深くシリーズを楽しめるはずです。

物語の流れを追う時系列順での視聴

中つ国の歴史や物語の因果関係を、時間の流れに沿って理解したいという方には、**作品内の出来事が起こった順番(時系列順)**で視聴するのも魅力的です。

この順番なら、「ホビット」の冒険がどのように「ロード・オブ・ザ・リング」の危機へと繋がっていくのか、その流れをダイレクトに感じ取ることができます。

主な映画作品の時系列順は以下の通りです。

  1. ホビット 思いがけない冒険 (物語の始まり)
  2. ホビット 竜に奪われた王国
  3. ホビット 決戦のゆくえ (ホビットの物語の結末)
  4. ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間 (約60年後)
  5. ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔
  6. ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 (物語のクライマックス)

メリット:

  • 歴史の流れが分かりやすい: 中つ国の第三紀における出来事を、時間の経過と共に追体験できます。「一つの指輪」がどのように発見され、その脅威がどう増していったのかが明確になります。
  • キャラクターの背景理解: 「ホビット」に登場するキャラクター(ガンダルフ、エルロンド、ガラドリエル、レゴラスなど)が、「ロード・オブ・ザ・リング」でどのような役割を果たすのか、その背景を知った上で本編に入れるため、感情移入しやすくなる可能性があります。
  • 伏線の理解: 「ホビット」で描かれた出来事や登場したアイテムが、「ロード・オブ・ザ・リング」で重要な意味を持つことがあり、その伏線に気づきやすくなります。

デメリット:

  • ネタバレの可能性: 「ホビット」は「ロード・オブ・ザ・リング」の後に制作されたため、意図的に「ロード・オブ・ザ・リング」に繋がる要素や、登場人物の未来を示唆する描写が含まれています。時系列順で観ると、これらの要素がネタバレのように感じられ、「ロード・オブ・ザ・リング」本編での驚きが薄れる可能性があります。(例:レゴラスの登場や特定のキャラクターの安否など)
  • 作風の違い: 「ホビット」は児童文学が原作ということもあり、「ロード・オブ・ザ・リング」に比べてやや明るく冒険活劇の色合いが濃い部分があります。先に「ホビット」を観てから、よりシリアスで壮大な「ロード・オブ・ザ・リング」に進むと、雰囲気の違いに戸惑うかもしれません。
  • クライマックスの配置: 物語のスケールや盛り上がりとしては、「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」がシリーズ全体の頂点と言えます。時系列順だと、このクライマックスの後に物語が終わってしまうため、人によっては少し物足りなさを感じるかもしれません。

すでにシリーズを観たことがある方や、物語の構造を深く分析したい方には、時系列順での再視聴もおすすめです。新たな発見があるかもしれません。

ロードオブザリングの世界観に深く浸るための視聴順

映画6作品だけでなく、Amazon Prime Videoで配信中のドラマシリーズ「ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪」や、今後公開予定のアニメ映画「ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い」まで含めて、中つ国の悠久の歴史を可能な限り年代順に追体験したい、という熱心なファン向けの視聴順です。

これは非常に長大な旅路になりますが、**中つ国の世界の奥深さを骨の髄まで味わうことができるでしょう。**

現在判明している情報に基づいた、最も包括的な時系列順は以下のようになります。

  1. ドラマ「ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪」 (第二紀:映画の数千年前)
    • シーズン1 (2022年配信開始)
    • シーズン2以降も制作予定
  2. アニメ映画「ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い」 (第三紀183年頃:映画の約200年前) ※2024年12月公開予定
  3. ホビット 思いがけない冒険 (第三紀2941年)
  4. ホビット 竜に奪われた王国
  5. ホビット 決戦のゆくえ (第三紀2941-42年)
  6. ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間 (第三紀3018年)
  7. ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔
  8. ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 (第三紀3019年)

メリット:

  • 究極の没入体験: 中つ国の歴史を第二紀から第三紀の終わりまで、壮大な年代記として体験できます。力の指輪の誕生、サウロンの台頭、ローハンの伝説、そして指輪戦争へと至る、数千年にわたる物語の繋がりを感じられます。
  • 設定の深い理解: 映画だけでは断片的にしか語られなかった歴史的背景や、エルフやドワーフ、人間の王国の興亡について、より深く知ることができます。

デメリット:

  • 膨大な視聴時間: 映画6作品(EE版)だけで約21時間、ドラマ「力の指輪」シーズン1で約8時間、今後ドラマのシーズンやアニメ映画が追加されると、合計視聴時間は途方もない長さになります。
  • 制作陣・作風の違い: ドラマやアニメは、映画とは制作スタジオやスタッフが異なります。そのため、世界観の解釈、キャラクターデザイン、物語のトーンなどに違いがあり、連続して観ると違和感を覚える可能性があります。特にドラマ「力の指輪」は、原作の設定を基にしつつも、オリジナルのストーリー展開が多く含まれています。
  • 公開時期の問題: アニメ映画はまだ公開されておらず、ドラマも完結していません。現時点では完全な時系列視聴は不可能です。
  • 初心者には不向き: いきなり数千年前の物語(ドラマ)から入るのは、情報量が多く、映画シリーズへの導入としてはハードルが高いかもしれません。

この視聴順は、すでに映画シリーズを何度も観ており、中つ国の歴史や設定についてもっと深く知りたい、という熱心なファンや研究者向けの究極のコースと言えるでしょう。

ロードオブザリングシリーズの映画と関連作品一覧 概要

広大な「中つ国」を舞台にした物語は、映画、ドラマ、アニメと多岐にわたります。

ここでは、主要な映像作品それぞれのあらすじ、見どころ、そして物語における位置づけを詳しくご紹介します。どの作品がどんな物語なのかを知ることで、視聴順を選ぶ際の参考になるだけでなく、各作品への期待感も高まるはずです。

ロードオブザリング 旅の仲間 (The Fellowship of the Ring)

公開年: 2001年
監督: ピーター・ジャクソン
物語の時期: 第三紀 3018年

あらすじ:
舞台は、エルフ、ドワーフ、ホビット、人間などが暮らす「中つ国」。ホビット庄の穏やかな村に住む青年フロド・バギンズは、養父ビルボから不思議な指輪を受け継ぎます。それは、かつて冥王サウロンが世界を支配するために鍛えた、絶大な力を持つ「一つの指輪」でした。

指輪の魔力に気づいた魔法使いガンダルフの導きにより、フロドは指輪を破壊できる唯一の場所、モルドールの滅びの山を目指す危険な旅に出ることを決意します。

フロドを守るため、人間のアラゴルンとボロミア、エルフのレゴラス、ドワーフのギムリ、そしてホビットの仲間サム、メリー、ピピンが集い、「指輪の仲間」を結成。彼らはサウロンの追手から逃れながら、一路東を目指しますが、その行く手には数々の困難と誘惑が待ち受けていました。

見どころ:
壮大な物語の幕開けとして、魅力的なキャラクターたちの登場、美しい中つ国の風景(ニュージーランドロケ)、そして指輪が持つ恐ろしい魔力が見事に描かれています。「指輪の仲間」が結成され、**種族を超えた絆が生まれる瞬間は感動的**です。特に、モリアの坑道でのバルログとの死闘や、ロスロリアンの森でのガラドリエルとの出会いなど、息をのむシーンが満載。アカデミー賞では撮影賞、メイクアップ賞、作曲賞、視覚効果賞の4部門を受賞しました。

EE版との違い:
エクステンデッド・エディション(EE版)では約30分長い収録時間となり、ホビット庄の日常描写、ビルボの過去、アラゴルンとアルウェンの関係、ガラドリエルの贈り物など、キャラクターや世界観をより深く理解できるシーンが追加されています。

ロードオブザリング 二つの塔 (The Two Towers)

公開年: 2002年
監督: ピーター・ジャクソン
物語の時期: 第三紀 3019年

あらすじ:
「指輪の仲間」は離散し、物語は主に3つの視点で進行します。指輪の運び手フロドと忠実な従者サムは、指輪の元所有者であり、指輪の魔力に蝕まれた奇妙な生き物ゴラムを道案内に、敵地モルドールへと潜入しようと試みます。

一方、オークにさらわれたメリーとピピンは、古代の木の牧者エント族と出会い、思わぬ形で戦いに貢献することになります。

そして、アラゴルン、レゴラス、ギムリの3人は、メリーとピピンを追う中で、復活した白の魔法使いガンダルフと再会。彼らは、サウロンと同盟を結んだ裏切りの魔法使いサルマンの軍勢に脅かされる人間の国ローハンを助けるため、伝説の「ヘルム峡谷の戦い」に身を投じます。

見どころ:
前作から一転、物語は中つ国全土を巻き込む大きな戦いへと発展していきます。ゴラムという極めて印象的なキャラクターが登場し、フロドの内面の葛藤が深まります。

最大の見どころは、後半の「ヘルム峡谷の戦い」。降りしきる雨の中、**圧倒的な数のウルク=ハイ軍を相手に、ローハンの民と仲間たちが絶望的な籠城戦を繰り広げる様は圧巻**です。エント族の迫力ある進撃シーンも見逃せません。アカデミー賞では音響編集賞、視覚効果賞の2部門を受賞。

EE版との違い:
EE版は約44分長く、ボロミアの弟ファラミアの人物像、ローハンの王セオデンの苦悩、エントたちの会議の様子、メリーとピピンの冒険などがより詳細に描かれ、物語の深みが増しています。

ロードオブザリング 王の帰還 (The Return of the King)

公開年: 2003年
監督: ピーター・ジャクソン
物語の時期: 第三紀 3019年

あらすじ:
冥王サウロンによる最後の攻撃が始まり、その矛先はゴンドール王国の首都ミナス・ティリスに向けられます。ガンダルフとピピンはゴンドールへ援軍要請に向かい、アラゴルンは自身の血に流れる王としての運命と向き合い、「死者の軍勢」を味方につけるため困難な道へと進みます。

ローハン軍もセオデン王に率いられ、ゴンドールの救援に向かい、ペレンノール野で壮絶な大会戦が繰り広げられます。

一方、指輪の重荷とゴラムの裏切りに苦しみながらも、フロドとサムはついに滅びの山の火口へとたどり着きます。しかし、指輪の魔力は最後の抵抗を見せ、フロドは最大の試練に直面します。中つ国の未来は、一人のホビットの勇気と、仲間たちの犠牲にかかっていました。

見どころ:
三部作の壮大な完結編。ミナス・ティリス攻城戦、ペレンノール野の合戦という、映画史に残る大規模でスペクタクルな戦闘シーンが連続します。

アラゴルンの王としての成長、エオウィンやメリー、ピピンの活躍、そしてフロドとサムの極限状態での友情が感動的に描かれます。指輪をめぐる最後のドラマと、その後の仲間たちのエピローグは涙なしには見られません。**アカデミー賞では作品賞を含む11部門を独占**し、ファンタジー映画として初の快挙を成し遂げました。

EE版との違い:
EE版は約51分長く、サルマンの最期、ゴンドールの執政デネソールの狂気、アラゴルンとサウロンの対峙(間接的)、ファラミアとエオウィンのロマンス、そしてホビット庄のその後など、多くの重要なシーンが追加され、物語の結末をより豊かにしています。

ホビット 思いがけない冒険 (The Hobbit: An Unexpected Journey)

公開年: 2012年
監督: ピーター・ジャクソン
物語の時期: 第三紀 2941年

あらすじ:
「ロード・オブ・ザ・リング」から約60年前。ホビット庄で平和に暮らしていたビルボ・バギンズのもとに、ある日突然、魔法使いガンダルフと13人のドワーフの一団が訪れます。

ドワーフの王子トーリン・オーケンシールドに率いられた彼らは、かつて邪竜スマウグに奪われたドワーフの故郷「はなれ山(エレボール)」と財宝を取り戻すための冒険を計画していました。

ガンダルフの推薦で、一行の「忍びの者」として半ば強引に旅に加わることになったビルボ。快適な家を離れ、トロルやゴブリン、オークなどが待ち受ける危険な荒野へと足を踏み入れます。旅の途中、ゴブリンの洞窟で一行とはぐれたビルボは、地底湖で奇妙な生き物ゴラムと出会い、彼の持っていた「魔法の指輪」を偶然手に入れるのでした。

見どころ:
再びピーター・ジャクソン監督によって描かれる、美しくも危険な中つ国の世界。「ロード・オブ・ザ・リング」よりも前の時代の、比較的のどかな(?)冒険が描かれます。

個性豊かな13人のドワーフたち、若き日のビルボの戸惑いと成長、そして**ゴラムとの「なぞなぞ遊び」のシーンは必見**です。アクションシーンも満載で、特にゴブリン町からの脱出劇はスリルにあふれています。

EE版との違い:
EE版は約13分長く、裂け谷でのエルロンドやガラドリエルとの会話、ゴブリン町の描写などが追加されています。

ホビット 竜に奪われた王国 (The Hobbit: The Desolation of Smaug)

公開年: 2013年
監督: ピーター・ジャクソン
物語の時期: 第三紀 2941年

あらすじ:
はなれ山を目指すビルボとドワーフ一行の旅は続きます。巨大な蜘蛛の巣や、閉鎖的なエルフの王国(闇の森)での囚われなど、次々と困難が襲いかかります。

闇の森では、レゴラスやタウリエルといったエルフたちとの出会い(一部は映画オリジナル要素)もあります。

なんとか森を脱出した一行は、湖のほとりの町エスガロスにたどり着き、弓の名手バルドの助けを得て、ついに目的地の「はなれ山」の麓に到達します。ビルボは単身、山の中に忍び込み、眠れる邪竜スマウグと対峙することになります。一方、ガンダルフは、南方のドル・グルドゥアの廃墟で、不気味な死人遣い(ネクロマンサー)の正体を探っていました。

見どころ:
前作以上にアクションとスリルが増し、物語のテンポも上がります。樽に乗って川を下る脱出シーンは、ユーモアとアクションが融合した名場面。「ロード・オブ・ザ・リング」の人気キャラクター、レゴラスの再登場もファンには嬉しいポイントです。

そして最大の見どころは、**最新技術で描かれる邪竜スマウグの圧倒的な存在感と、ビルボとの息詰まる対決シーン。** スマウグの声はベネディクト・カンバーバッチが担当しています。

EE版との違い:
EE版は約25分長く、闇の森の探索、エスガロスの町の様子、ドル・グルドゥアでのガンダルフの調査などがより詳しく描かれています。

ホビット 決戦のゆくえ (The Hobbit: The Battle of the Five Armies)

公開年: 2014年
監督: ピーター・ジャクソン
物語の時期: 第三紀 2941-42年

あらすじ:
はなれ山から飛び立った邪竜スマウグは、エスガロスの町を焼き払いますが、弓の名手バルドによって討ち取られます。しかし、危機は去ったわけではありませんでした。

山の奪還に成功したトーリン王子は、山の莫大な財宝、特に「アーケン石」への執着から「竜の病」に心を蝕まれていきます。

山の財宝をめぐり、湖の町の人間たち、闇の森のエルフ軍、そしてトーリンに合流しようとする鉄の足ダイン率いるドワーフ軍が、はなれ山の麓で睨み合います。そこへ、アゾグ率いるオークの大軍勢が襲来。ドワーフ、エルフ、人間、そしてオークとワーグ(狼)の五つの軍勢による、中つ国の未来を左右する壮絶な「五軍の合戦」が始まります。ビルボもまた、この戦いの渦中で仲間たちのために奮闘します。

見どころ:
ホビット三部作、そしてビルボの冒険の完結編。映画の大部分が「五軍の合戦」に費やされており、その名の通り、**息つく暇もない壮絶な戦闘シーンが繰り広げられます。**

各種族の入り乱れる大迫力の合戦、トーリンとアゾグの因縁の対決、レゴラスの超人的なアクションなど、見どころ満載です。ビルボのささやかな勇気と、友情や種族間の対立と和解というテーマも描かれます。「ロード・オブ・ザ・リング」に繋がる伏線も回収され、6作品の壮大な物語が一つに繋がります。

EE版との違い:
EE版は約20分長く、五軍の合戦における戦闘描写(一部過激なシーンも含む)や、キャラクターたちのドラマがより詳細に追加されています。

ロードオブザリング 力の指輪 ドラマシリーズ (The Lord of the Rings: The Rings of Power)

配信年: 2022年~ (シーズン1)
制作: Amazon Studios
物語の時期: 第二紀

あらすじ:
映画シリーズの数千年前、中つ国の「第二紀」と呼ばれる時代を舞台にしたドラマシリーズ。平和が訪れたかに見えた中つ国で、若き日のガラドリエルは、兄を殺した宿敵であり、闇の君主モルゴスの後継者であるサウロンの影を執拗に追い続けていました。

一方、エルフの政治家エルロンドは、ドワーフの王国カザド=ドゥムとの友好関係を築こうとし、王子ドゥリン4世と交流を深めます。南方では、人間とエルフの間に禁じられた愛が芽生え、ハーフット(ホビットの祖先)たちは空から来た謎の「よそびと」と出会います。

そして、海の彼方の島国ヌーメノールでは、エルフとの関係をめぐる不穏な動きがありました。やがて、サウロンの巧妙な策略により、エルフの鍛冶ケレブリンボールの手によって「力の指輪」が鍛えられ、中つ国に再び闇が訪れようとしていました。

見どころ:
映画では断片的にしか語られなかった「第二紀」の出来事、特に**力の指輪の誕生秘話やサウロンの台頭**を壮大なスケールで描いています。映画に劣らない美しい映像と美術、多様な種族とキャラクターが登場し、中つ国の世界の広がりを感じさせます。

ガラドリエルやエルロンドといったお馴染みのキャラクターの若き日の姿が見られるのも魅力です。原作の「追補編」などを基に、多くのオリジナル要素を加えて物語が構築されています。

注意点:
原作からの変更点やオリジナルキャラクター、ストーリー展開については、一部の原作ファンから賛否両論があります。映画シリーズとは制作陣が異なるため、雰囲気や解釈が異なる部分も多く見られます。

ロードオブザリング ローハンの戦い アニメ映画 (The Lord of the Rings: The War of the Rohirrim)

公開予定年: 2024年12月
監督: 神山健治
物語の時期: 第三紀 183年頃

概要(判明している情報):
「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」で描かれたヘルム峡谷の戦い。その名の由来となった、ローハンの伝説的な第九代国王ヘルム・ハンマーハンドの物語を描くアニメーション映画です。

時代は「ロード・オブ・ザ・リング」本編の約200年前。ローハンが、東夷(イースターリング)との激しい戦争に巻き込まれた時代の、ヘルム王とその民の壮絶な戦いを描くとされています。

監督は「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」などで知られる神山健治氏が務め、脚本には映画シリーズの脚本家フィリッパ・ボウエンも参加しています。日本のアニメーションスタジオSola Entertainmentが制作を担当し、**日本のアニメスタイルで中つ国の物語が描かれる**点が大きな注目を集めています。「二つの塔」でローハン王女エオウィンを演じたミランダ・オットーが、本作でも語り手として参加する予定です。

期待される点:
映画では語られなかったローハンの歴史の重要な一幕が明らかになること、そして日本のアニメーションならではの表現で描かれる中つ国の戦闘シーンやドラマに期待が高まります。神山監督の手腕により、どのような新しい「ロード・オブ・ザ・リング」の世界が描かれるのか、公開が待たれる作品です。

ロードオブザリングシリーズを視聴できる動画配信サービス

これだけ多くの魅力的な作品があると、「じゃあ、どこで観られるの?」という疑問が湧いてきますよね。「ロード・オブ・ザ・リング」や「ホビット」シリーズは、様々な動画配信サービスで提供されていますが、見放題なのか、レンタルなのか、どのバージョン(劇場版/EE版)が観られるのかは、サービスや時期によって変動があります。

ここでは、主要な動画配信サービスを中心に、視聴方法や特徴を詳しくご紹介します。ご自身の視聴スタイルや予算に合わせて、最適なサービスを選びましょう。(情報は2025年4月時点のものです。契約前には必ず公式サイトで最新の配信状況をご確認ください。)

Amazonプライムビデオでシリーズをチェック

Amazonプライムビデオは、Amazonプライム会員(月額600円または年額5,900円、税込)であれば追加料金なしで利用できる動画配信サービスです。非常にコストパフォーマンスが高いのが魅力です。

配信状況:

  • 映画「ロード・オブ・ザ・リング」三部作: 見放題配信されていることが多いです。特にファンに人気の高いエクステンデッド・エディション(EE版)が見放題の対象になっている場合があり、これは大きなメリットです。(※時期により劇場版のみ、またはレンタルの場合もあります)
  • 映画「ホビット」三部作: こちらもEE版を含めて見放題配信されていることが多いですが、「ロード・オブ・ザ・リング」同様、変動する可能性があります。
  • ドラマ「ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪」: **Amazon Original作品のため、プライムビデオで独占見放題配信**されています。このドラマを観たい場合は、プライムビデオ一択となります。
サービス名 Amazonプライムビデオ
月額料金 600円(税込)または 年会費5,900円(税込)
無料トライアル 30日間(※対象者による)
主な配信(目安) ・映画LOTR三部作(EE版見放題の可能性あり)
・映画ホビット三部作(EE版見放題の可能性あり)
・ドラマ「力の指輪」(独占見放題)
メリット ・月額料金が安い
・ドラマ「力の指輪」独占配信
・EE版が見放題になることが多い
・動画以外にも音楽、配送特典などプライム会員特典が豊富
デメリット 映画の配信状況(見放題/レンタル、劇場版/EE版)が変動しやすい
こんな人におすすめ ・ドラマ「力の指輪」を観たい人
・コストパフォーマンスを重視する人
・Amazonの他のサービスもよく利用する人
・EE版をお得に観たい人(※要確認)

Amazonプライムビデオは、特にドラマ版を観たい方や、運が良ければEE版の映画シリーズを見放題で楽しめる可能性があるため、まず最初にチェックしたいサービスと言えるでしょう。30日間の無料トライアルがある場合が多いので、期間中にシリーズを一気見することも可能です。

U-NEXTの無料トライアルで視聴体験

U-NEXTは、日本の動画配信サービスの中でもトップクラスの作品数を誇ります。月額料金はやや高めですが、その分、映画、ドラマ、アニメ、さらには電子書籍(漫画、雑誌)まで幅広く楽しめるのが特徴です。

配信状況:

  • 映画「ロード・オブ・ザ・リング」三部作: 見放題の対象になっている場合と、ポイントを利用したレンタル(PPV: ペイ・パー・ビュー)になっている場合があります。
  • 映画「ホビット」三部作: こちらも同様に、見放題またはポイントレンタルの可能性があります。
  • ドラマ「ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪」: 配信されていません(Amazon独占のため)。

U-NEXTの大きな魅力は、**31日間の無料トライアル期間があり、その際に600円分のポイントが付与される**点です。もし「ロード・オブ・ザ・リング」や「ホビット」がレンタル対象だったとしても、このポイントを使えば実質無料で数本視聴できます。

また、無料トライアル終了後も、毎月1,200円分のポイントが付与されるため、新作映画のレンタルなどに活用できます。

サービス名 U-NEXT
月額料金 2,189円(税込)
無料トライアル 31日間(+600ポイント付与)
主な配信(目安) ・映画LOTR三部作(見放題またはポイントレンタル)
・映画ホビット三部作(見放題またはポイントレンタル)
メリット ・圧倒的な見放題作品数(映画・ドラマ・アニメ)
・31日間の無料トライアル+600ポイント
・毎月1,200ポイント付与
・雑誌読み放題サービスなども充実
・一つの契約で4アカウントまで利用可能
デメリット 月額料金が他のサービスに比べて高め
・LOTR/ホビットシリーズがレンタル対象の場合がある
・ドラマ「力の指輪」は観られない
こんな人におすすめ ・多くの作品(特に邦画やアジアドラマ)を楽しみたい人
・無料トライアルを最大限活用したい人
・毎月付与されるポイントで新作レンタルもしたい人
・家族でアカウントを共有したい人

月額料金は高めですが、付与されるポイントやアカウント共有を考慮すると、使い方次第ではお得になるサービスです。無料トライアル期間中に、他の見放題作品も含めてどれだけ楽しめるか試してみる価値はあります。

Huluでレンタル視聴する選択肢

Huluは、特に日本テレビ系のドラマやバラエティ、そして人気の海外ドラマに強い動画配信サービスです。月額料金も比較的リーズナブルです。

配信状況:

  • 映画「ロード・オブ・ザ・リング」三部作: Huluストアでのレンタル(都度課金)で提供されていることが多いです。見放題の対象になることは少ない傾向にあります。
  • 映画「ホビット」三部作: こちらも同様に、Huluストアでのレンタルが中心となる可能性が高いです。
  • ドラマ「ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪」: 配信されていません(Amazon独占のため)。

Huluは月額料金内で楽しめる見放題作品が豊富ですが、「ロード・オブ・ザ・リング」や「ホビット」シリーズに関しては、追加でレンタル料金が必要になる場合が多い点に注意が必要です。

ただし、Huluでしか見られない独占配信の海外ドラマなども多いため、それらの作品に興味がある方にとっては魅力的な選択肢となります。

サービス名 Hulu
月額料金 1,026円(税込)
無料トライアル なし(※キャンペーンにより実施される場合あり)
主な配信(目安) ・映画LOTR三部作(Huluストアでレンタルの場合が多い)
・映画ホビット三部作(Huluストアでレンタルの場合が多い)
メリット ・日テレ系の見逃し配信やHuluオリジナルドラマが豊富
・人気の海外ドラマ(HBO作品など)も多数配信
・比較的リーズナブルな月額料金
デメリット LOTR/ホビットシリーズは見放題対象外の可能性が高い
・無料トライアルがない場合が多い
・ドラマ「力の指輪」は観られない
こんな人におすすめ ・日テレ系の番組や海外ドラマをよく観る人
・特定のHuluオリジナル作品や独占配信作品に興味がある人
・見たい時にレンタルで視聴できれば良いと考える人

Huluで「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズを観る場合は、レンタル料金が別途かかることを念頭に置きましょう。他の見放題作品と合わせて利用価値があるか検討してみてください。

その他のサービス:
上記以外にも、Netflix、dアニメストア、TSUTAYA DISCAS(宅配レンタル)などで配信・レンタルされている場合があります。特にNetflixは時期によって見放題配信されることもありますが、現在は配信されていないようです。TSUTAYA DISCASならDVD/Blu-rayで確実にレンタル可能です。ご自身の利用状況に合わせて、各サービスを比較検討することをおすすめします。

ロードオブザリングの順番に関するよくある質問

「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの視聴に関して、多くの方が抱く疑問や気になる点について、Q&A形式で詳しくお答えします。

視聴時間のこと、原作との関係、作品数など、これらの疑問を解消して、スッキリした気持ちで中つ国の世界に飛び込みましょう!

ロードオブザリングシリーズ全作品の視聴時間はどれくらい

これは多くの方が気になる点だと思います。結論から言うと、**すべてを視聴するには相当な覚悟が必要です!**

まず、映画6作品(「ロード・オブ・ザ・リング」三部作+「ホビット」三部作)だけでも以下のようになります。

  • 劇場公開版 合計: 約17時間1分
  • エクステンデッド・エディション(EE版)合計: 約21時間3分

EE版は、劇場公開版よりも合計で約4時間も長いことになります。ファンにとってはたまらない追加シーンが満載ですが、時間に余裕を持って臨む必要がありますね。

さらに、関連作品を加えると…

  • ドラマ「力の指輪」シーズン1(全8話): 約8時間30分
  • アニメ映画「ローハンの戦い」(予定): 詳細は未定ですが、一般的なアニメ映画として約2時間と仮定

これらをすべてEE版基準で合計すると、現時点(アニメ除く)で**約29時間30分以上**となり、今後ドラマのシーズンが増えればさらに伸びていきます。まさに「壮大な旅」と言える視聴時間ですね。

週末に一気見するのは難しいかもしれませんが、毎日少しずつ、あるいは連休などを利用して、じっくりと楽しむのがおすすめです。

ロードオブザリングとホビットどちらから見るべきか

これも視聴順に関わる重要な質問ですね。先述の「おすすめの視聴順」でも触れましたが、改めて整理します。

結論:**初めて観るなら「ロード・オブ・ザ・リング」三部作から観る(公開順)のがおすすめです。**

理由:

  1. 物語のインパクト: 「ロード・オブ・ザ・リング」は、世界観の壮大さ、物語の深さ、感動の大きさにおいて、シリーズの核となる作品です。まずはこちらを体験することで、中つ国の魅力に一気に引き込まれます。
  2. ネタバレ回避: 「ホビット」は後から作られた前日譚なので、「ロード・オブ・ザ・リング」のキャラクターや出来事への言及が含まれます。先に「ロード・オブ・ザ・リング」を観ておけば、これらの要素を新鮮な驚きとして楽しめます。
  3. 作風の自然な流れ: やや冒険活劇の色が濃い「ホビット」よりも、重厚でシリアスな「ロード・オブ・ザ・リング」を先に観る方が、作風のギャップを感じにくいかもしれません。

「ホビット」から観る(時系列順)場合のメリット・デメリット:

  • メリット: 物語の歴史的な流れを順番に追える。「一つの指輪」の発見から始まる因果関係が分かりやすい。
  • デメリット: 「ロード・オブ・ザ・リング」に関するネタバレ要素がある。クライマックスが「王の帰還」で終わるため、人によっては後味が違うと感じるかも。

どちらの順番にも良さはありますが、迷ったらまずは「ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間」から観始めるのが間違いないでしょう。もし時系列が気になるなら、一度公開順で観た後に、時系列順で観返してみると、新たな発見があって面白いですよ。

原作小説を読む順番は映画と同じか

映画で感動し、原作小説にも挑戦してみたいと思う方も多いでしょう。原作を読む順番も、基本的には映画の公開順と同じ考え方が推奨されます。

おすすめの読む順番:

  1. 『ホビットの冒険』(The Hobbit): まずは物語の始まりであり、比較的読みやすい児童文学であるこちらから入るのがおすすめです。ビルボの冒険譚を楽しめます。
  2. 『指輪物語』(The Lord of the Rings): 『ホビットの冒険』の続編として書かれた、本編にあたる壮大な物語。通常、以下の3部構成(または文庫版で6-7冊)で出版されています。
    • 旅の仲間 (The Fellowship of the Ring)
    • 二つの塔 (The Two Towers)
    • 王の帰還 (The Return of the King)

    **映画よりもはるかに詳細な描写、キャラクターの心情、詩や歌などが含まれており、読み応えがあります。**

さらに深く知りたい方向け:

  • 『シルマリルの物語』(The Silmarillion): 中つ国の創世神話から第一紀、第二紀の歴史(ヌーメノールの没落など)をまとめた設定資料集のような作品。物語というより歴史書に近く、非常に難解ですが、世界の成り立ちや背景を深く理解するには欠かせません。ドラマ「力の指輪」の背景を知る上でも重要です。
  • 『終わらざりし物語』(Unfinished Tales): 『シルマリル』や『指輪物語』の補遺的な物語や設定の断章を集めたもの。こちらもやや難解ですが、ガラドリエルの過去やローハンの歴史など、興味深い話が多く含まれます。
  • 『指輪物語 追補編』(Appendices): 『指輪物語 王の帰還』の巻末に収録されている年表、家系図、言語に関する解説など。こちらも世界の詳細を知る上で非常に重要です。ドラマ「力の指輪」はこちらを主な原作の一つとしています。

読む順番の注意点: いきなり『シルマリル』から読み始めると挫折しやすいので、まずは『ホビットの冒険』、次に『指輪物語』を読むことを強くおすすめします。映画とは異なる展開や詳細な設定に触れることで、中つ国の世界がさらに広がりますよ。

ロードオブザリングシリーズは合計で何作品あるのか

「ロード・オブ・ザ・リング」とその関連映像作品は、2025年4月時点で以下のようになっています。

  • 実写映画: 合計 6作品
    • ロード・オブ・ザ・リング 三部作 (旅の仲間, 二つの塔, 王の帰還)
    • ホビット 三部作 (思いがけない冒険, 竜に奪われた王国, 決戦のゆくえ)
  • ドラマシリーズ: 1作品
    • ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪 (シーズン1配信中、シーズン継続予定)
  • アニメ映画: 1作品 (公開予定)
    • ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い (2024年12月公開予定)

したがって、現時点で**合計 8作品**(ドラマを1作品としてカウント)が存在し、今後ドラマのシーズンが増えればさらに増えることになります。

これ以外にも、過去にはラルフ・バクシ監督のアニメ映画(1978年)なども存在しますが、一般的に現在主に語られるのは上記の作品群です。かなりのボリュームですが、一つ一つが魅力的な作品です。

初めて見る場合のおすすめは公開順か時系列順か

この質問は非常によく聞かれますし、本記事でも繰り返し触れてきましたが、最終的な結論として再度強調させてください。

**初めて「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ(映画)を観る場合は、圧倒的に「公開順」をおすすめします。**

理由のまとめ:

  • 理解のしやすさ: 複雑な設定や多数の登場人物を、物語の展開に合わせて自然に理解していける。
  • 感動の最大化: 制作陣が意図したであろう物語の提示順で観ることで、驚きや感動が損なわれない。
  • ネタバレ回避: 前日譚である「ホビット」に含まれる、「ロード・オブ・ザ・リング」本編に関する情報を知らずに楽しめる。
  • 入口としての最適性: まずシリーズの核となる「ロード・オブ・ザ・リング」で心を掴まれれば、その後の「ホビット」への興味も自然に湧きやすい。

時系列順は、物語の歴史的流れを掴むには良い方法ですが、ネタバレのリスクや作風の違いによる戸惑いといったデメリットも存在します。

まずは王道の公開順で中つ国の壮大な物語を体験し、もしさらに深く探求したくなったら、時系列順や原作小説、ドラマシリーズへと進んでいくのが、最もスムーズで満足度の高い楽しみ方だと考えられます。

ロードオブザリングシリーズを見る順番のまとめ

今回は、壮大なファンタジー叙事詩「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズとその関連作品を最大限に楽しむための視聴順について、詳しく解説してきました。作品数が多く、どれから観るべきか迷っていた方も、これで最適なルートが見つかったのではないでしょうか。

結論として、**初めて観る方には、映画の「公開順」(ロード・オブ・ザ・リング三部作 → ホビット三部作)が最もおすすめ**です。物語への没入感が高く、ネタバレの心配もありません。中つ国の歴史の流れを重視したい方は「時系列順」(ホビット三部作 → ロード・オブ・ザ・リング三部作)も選択肢となりますが、ネタバレにはご注意ください。

さらに深く世界に浸りたいコアなファンは、ドラマ「力の指輪」やアニメ「ローハンの戦い」を含めた包括的な時系列順に挑戦するのも一興でしょう。

各作品は、フロドの指輪をめぐる旅、ビルボの思いがけない冒険、そして中つ国の歴史を彩る様々な英雄たちの物語を描き、それぞれに深い感動と興奮が詰まっています。

視聴には、ドラマ「力の指輪」独占配信のAmazonプライムビデオ、無料トライアルが魅力のU-NEXT、特定のコンテンツに強いHulu(ただしLOTR/ホビットはレンタルの可能性大)など、ご自身のスタイルに合った動画配信サービスを選びましょう。特にEE版(エクステンデッド・エディション)は、より深く物語を味わえるためおすすめです。

シリーズ全作品を観るには長い時間が必要ですが、それはまさに「中つ国」の壮大で豊かな歴史を旅する時間そのものです。この記事を参考に、あなただけの最高の視聴プランを立てて、唯一無二のファンタジーの世界への扉を開いてください。きっと、忘れられない感動と興奮があなたを待っています!

 

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