最近、クリエイターさんやアーティストさん、イベント主催者さんと話していて感じることがあります。
それは、
「戦うステージが違うと、人は必要以上に疲れる」
ということです。
例えばクリエイターの世界。
よく話題になるのが、
「商業的に進むのか」
それとも
「個性を貫くのか」
という問題です。
商業的に進めば、
・仕事は増えるかもしれない
・収入は安定するかもしれない
・多くの人に届くかもしれない
一方で、
「本当に作りたいものと違う」
と感じることもあります。
逆に個性を追求すれば、
・自分らしい作品が作れる
・熱狂的なファンが生まれる
・唯一無二の存在になれる
かもしれません。
でも、
・なかなか理解されない
・収益化が難しい
・時間がかかる
という現実もあります。
結局のところ、
どちらが正解という話ではないと思っています。
大事なのは、
「自分は最終的に何をしたいのか」
を見失わないこと。
例えば、
今の目標を実現するために資金が必要なら、
一時的に商業的な仕事を増やすのも良いと思います。
それは妥協ではなく、
目標に向かうための手段かもしれません。
逆に、
自分の個性や作品をさらに磨き、
価値を高めながら、
本当に分かってくれる人に届ける道もあります。
こちらも立派な選択です。
疲れてしまうのは、
商業的な道を選んだのに、
個性派の人と比べたり、
個性を追求しているのに、
大衆向けの成功と比べたりする時です。
サッカー選手と野球選手を比べても意味がないように、
戦うステージが違えば、
評価基準も違います。
なのに、
つい他人と同じ土俵で自分を測ってしまう。
それが苦しくなる原因だったりします。
そしてもうひとつ。
今は時代の変化が本当に早い。
数年前の正解が、
今では通用しないことも珍しくありません。
だから、
個性派だから世の中を見なくて良い訳でもないし、
商業的だから流行だけ追えば良い訳でもない。
ある程度は世間の流れを把握しておく。
その上で、
自分に合った戦い方を選ぶ。
それが遠回りを減らす方法なのかもしれません。
特に最近はAIの存在が大きい。
クリエイターの世界では、
遅かれ早かれ価格変化の波が来ると思います。
今まで数万円だった仕事が、
数千円になるかもしれない。
今まで数日かかっていた作業が、
数分で終わるかもしれない。
でも、
だから終わりではないとも思っています。
埋もれなければ、
むしろチャンスです。
誰でも作れる時代になるからこそ、
・誰が作ったのか
・なぜ作ったのか
・どんな想いがあるのか
が重要になる。
そして実は、
これはイベントも同じです。
イベントも、
派手な演出やステージだけなら、
そのうち誰でもできる時代になるかもしれません。
でも、
・なぜその地域でやるのか
・誰のためにやるのか
・どんな想いで続けているのか
ここには簡単に真似できない価値があります。
だからこれからの時代は、
「何を作るか」
以上に、
「なぜそれをやるのか」
が問われる時代なのかもしれません。
戦うステージは人それぞれ。
商業も正解。
個性も正解。
大切なのは、
他人のステージで戦わないこと。
そして、
時代の変化を受け入れながらも、
自分が目指す場所を忘れないこと。
それが結果的に、
一番長く続けられる戦い方なのではないかと思っています。
